ブルートレイン「あさかぜ」、「さくら」が来年3月で廃止
タレコミ by SuperSouya
SuperSouya 曰く、
ブルートレインのさきがけとなった寝台特急「あさかぜ」号(東京−下関間)と「さくら」号(東京−長崎間)が来年(2005)年3月のダイヤ改正で廃止されることになりました。「あさかぜ」は1956年に東京−博多間の特急列車として誕生しました。また、松本清張の「点と線」の題材になりました。
また、1958年には20系客車によるものになり、食堂車を連結するなど「列車ホテル」の役目も果たしていました。ブルーの地に白の横線を塗った車体は後に「ブルートレイン」と呼ばれるようになり、寝台特急列車の代名詞となりました。
JRになってから乗車率が年々減りつづけ、現在では20%台まで落ち込んでおります。こうした中、格安の深夜高速バスに客を奪われ、かつ通勤列車の妨げになってしまっていることから、廃止を決定したそうです。
これに伴って「富士」号(東京−大分間)と「はやぶさ」号(東京−熊本間)も門司まで連結して、そこで分割運転するという形態になるとのことです。
東海道・山陽線の寝台特急列車が「サンライズ出雲」号、「サンライズ瀬戸」号を含めて4つに減るのは誠に寂しいです。
逆に北海道方面との間に運行している「カシオペア」号、「北斗星」号、「トワイライトエクスプレス」号が元気なので、臨時列車でも良いですから「あさかぜ」号と「さくら」号は運行して欲しいものです。