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宇宙

マックホルツ彗星増光中・いよいよ観望好期へ

タレコミ by DoubleFire
DoubleFire 曰く、

9月に国立天文台 アストロ・トピックス(46)で報じられたマックホルツ彗星(C/2004 Q2)が来年1月24日の近日点通過を控え、そろそろ観望好期を迎えます。

天文年鑑・2005年版によると、彗星の光度は12月には5等級、1月には3〜4等級、2月には4等級、3月には6等級ほどと予測されています。 彗星は天の北極を目指して移動するように見えるために北半球での観測条件が良く、1月下旬以後は周極星となります。
最も地球に接近するのは1月5日頃で、この頃には10°内外の尾も期待できるそうです。

また、月刊天文ガイド1月号(公式サイト)によると、この彗星は地球に近く太陽から遠い軌道を持っているため、太陽に近づく彗星のように急激な増光の見込みは低いものの夜中でも見えるために観測がしやすい利点もあります。
さらに公転する地球に寄り添うように同じ方向に進むことから長期間にわたって安定した観測が可能とのことです。

Astro Artsの投稿画像ギャラリーには彗星の写真と共に簡単な星図が載っています。
これから年末年始で休暇を取られる方もいらっしゃることと思います。都合のつく方はぜひ一度彗星を探してみてはいかがでしょうか。

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