OpenSSH 4.0 リリース
タレコミ by umq
umq 曰く、
OpenBSD journalの記事によると,OpenSSH 4.0がリリースされました。OpenSSH.comにリストアップされている各ミラーサーバから入手が可能になっています。
主な変更点は,以下のとおり。
- ポートフォワーディングの接続アドレス範囲を制限できるようになった。
- ssh(1) と ssh-keyscan(1) で known_hosts ファイルにホスト名をハッシュ化して保存できるようになった。
- ssh-keygen(1) で know_hosts ファイルのキーを管理するオプションが追加された。ホスト名がハッシュ化されたエントリの削除等に使える
- sshd(8) のアカウント管理が改善されて、アカウントやパスワードの期限が近付いたら警告するようになった。
- AllowUsers, DenyUsers, AllowGrous や DenyGroups で拒否するように設定された接続は sshd(8) のログに残すようになった。
- sshd(8) に AddressFamily オプションが追加され、待ち受けアドレスを IPv4/v6 のいずれかに制限することが可能になった。
- sftp(1) クライアントを改善して、libedit を使ってコマンドのヒストリ機能や編集機能が使えるようになった。
- authorized_keys ファイルの不正なデータのエラー処理を改善した。
- ssh(1) の多重接続サポートを改善して、多重接続を制御する「コマンドモード」が追加された。
- scp(1) や sftp(1) が、自分の作った ssh 接続が終了するまで、待つようになった。