冥王星の月に大気が無かった
タレコミ by Y.TAKENAKA
Y.TAKENAKA 曰く、
EurekAlertやbbcが伝えたところ、冥王星の月であるカロンに大気が無かったことがMITとウイリアムカレッジのグループによって明らかにされた。2005年7月にカロンが恒星を隠す現象を観測する際に確認された。ちょうど月食のような現象で掩蔽現象と言われるものなのですが、カロンによる掩蔽現象は稀なようです。理論的な予測から、カロンは太陽雲として知られるガスや埃の固まりが冷えて作られたと考えられていた。
カロンは大気をもってるかもしれないと考えていたようだが、この観測によって大気が無いと結論づけられた。これは、掩蔽現象が起きる際に大気があれば、光度変化が緩やかに変化するが、大気が無ければ、光度変化が急激に変化するということからわかった。