日本特撮の巨匠・実相寺昭雄さん死去
タレコミ by tad7
tad7 曰く、
日本特撮の巨匠、実相寺昭雄さんが死亡した。1959年にラジオ東京(現TBS)に入社、「ウルトラマン」「ウルトラセブン」など人気シリーズの演出を担当された映画監督。
非常に悲しい。タレこみ屋は成田亨氏と並ぶ、日本特撮界の偉大な巨匠と勝手に思い込んでいるのだがどうだろうか。
実相寺昭雄さんといえば、「βカプセルと間違えてスプーンをかざすハヤタ隊員」、「怪獣を背負い投げしようとして重さに耐えられずヘシャけるウルトラマン」、といった印象的な演出シーンが思い浮かぶ。
最近のテレビシリーズに、「模型撮影技術」や「着ぐるみ撮影技術」などの職人芸的特撮番組を殆ど見かけない。企画が通らないのだろうか...。テレビシリーズで毎週「ウルトラQ」「ウルトラマン」「ウルトラセブン」のよーな「職人芸特撮」が放映されていたことは驚嘆だ。相当な重労働だと思うのだが。
ところで大学の工学系の研究テーマで「特撮」というのはアリではなかろうか。認知科学も含むよーな気がするし有意義で深いよーな気もするのだが。
「ウルトラセブン」以降のシリーズには、成田亨氏が拘わっていないので好きになれないのだが、単なる美術への偏見と思い込みだろうか。ところで、ディズニーランドのアトラクション「カリブの海賊」は成田亨氏の演出である、という噂を聞いたのが本当だろうか。