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暗号

1017bitの特殊な数での素因数分解を実用時間で算出

タレコミ by mitil
mitil 曰く、
Nikkei IT Pro の記事Impress Internet Watchの記事によると、NTTは21日、共同研究により1017ビットの特殊な合成数(10進数で300桁強)に対して「特殊数体篩(ふるい)法」による素因数分解を達成したと発表した(プレスリリース)した。

今回計算に用いた数は「特殊数体篩法」によって一般的な素因数分解より短い時間で計算が可能な特殊な数であり、一般の合成数で約700ビット(10進数で200桁強)の難しさに相当するという。

RSA暗号は「素因数分解の困難さ」が暗号としての根拠となっているので、実用的な時間で素因数分解が可能になる事は驚異となる。例えば、67と89の積(5963)を求めるのは暗算なり電卓なりですぐ計算出来るが、逆方向の計算は時間を要する。素因数分解が出来た人はご苦労さんである。是非、素因数分解に要した時間を教えて頂きたい。

RSA-576解読の件は過去のストーリーにもあるが、そろそろ1024ビットのRSA暗号に対して実用的な不安を覚えないといけないのか。
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クラックを法規制強化で止められると思ってる奴は頭がおかしい -- あるアレゲ人

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