Winnyによる情報流出で警視庁北沢署巡査長が懲戒免職に
タレコミ by Tsukitomo
Tsukitomo 曰く、
Yomiuri Onlineの記事によると、Winnyが入ったパソコンから、約1万件の捜査情報などがインターネット上に流出した問題で、警視庁は20日、このパソコンを所有していた北沢署の巡査長を懲戒免職、巡査長にデータをコピーさせた上司の巡査部長を減給1か月の懲戒処分にした。また、同署の崎田昭裕署長ら2人も監督責任を問われて懲戒処分(戒告)となり、巡査部長に捜査情報を渡した同庁組織犯罪対策1課の捜査員ら5人も内規による訓戒などの処分を受けた。Winnyを巡る警察情報の流出で、警察官が免職となったのは全国で初めて。
懲戒免職となった巡査長は、同庁の指導に反してWinnyを私物パソコンにインストールしながら、Winnyが入ったパソコンはないと内部調査に虚偽の申告をしていた。同庁は、流出データに犯罪被害者の情報などが大量に含まれていた重大性から、免職が相当と判断した。
警視庁が厳正な処分を打ち出したことで、他の官公庁や一般企業においても、情報流出の重大性とその責任を厳しく問う意識が浸透していくのでしょうか。