産業遺産を救うヴォランティア大募集

power_of_math 曰く、

読売新聞の記事等で既にご存知の方も多いかと思いますが、大阪府などで構成している「国立産業技術史博物館誘致促進協議会」が20年にわたって収集保管してきた資料が、資金難を理由にすべて廃棄されようしています。 それに対して、、急遽、大阪産業労働資料館が交渉し、文献資料段ボール200箱以上と小型機械・工具数点を引き取ることとなったが、急なことで、搬入の人手が足りず、ヴォランティアを募集しているそうです。 詳細は大阪産業労働資料館のblogの3月23日の項をご覧ください。 本来なら、江戸時代の鋳物工場で使われた木製の人力クレーンや、大阪砲兵工廠で使われた機械などの現物も保存して欲しいところではありますが、それ以前の問題として、資料を保存しようと手を挙げた機関が皆無ではなかったことを喜ぶべきか、保存しようと手を挙げたのが大阪産業労働資料館しかなかったことを嘆くべきなのか、悩ましいところではあります。