
福島第一原発1号機、炉心溶融していた
タレコミ by Motohiko
Motohiko 曰く、
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12日づけNHKニュースより。5月12日の東京電力の会見で、3月11日の東北地方太平洋沖地震 (東日本大震災) で被災した福島第一原発1号機の燃料棒の大半が溶け落ち (燃料溶融)、原子炉圧力容器に穴が開いていると見られることを明らかにした。
これは、冷却水の水位計を修復したことで、燃料棒が冷却水にまったく浸かっていない状況が判明。それにも関わらず原子炉の温度が100~120℃と比較的低く保たれていることから、すでに燃料棒の大半が溶け落ちていると推測された。また会見前日の11日までに1号機にはのべ1万トンに及ぶ水が注入されていながら、原子炉内の水位が上がっていないことから、圧力容器に穴が開いてしまっている状況が推測されるとしている。さらに格納容器内の推定水量も、原子炉 (圧力容器のことか) から漏れ出た量より少ないとみられることから、冷却水が原子炉建屋などに漏れているという見方が示された。
11日の時点では当初示された「工程表」の中で1号機のみが作業が進んでいたという報道があった (同NHKニュースより) が、圧力容器に穴があることで1号機を含め事態鎮静化はまだまだ先になりそうだ。
なお東京電力は「原子炉は冷えつつあり、今後、新たに高温の状況になるとは考えていない。原子炉の圧力も下がっており、危機的な状況ではないと考えている」としている。
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