Windows版 Firefox の 公式64bit 版ビルドは提供中止へ？

comutt 曰く、

1週間ほど前、 Google Groups の mozilla.dev.apps.firefox において、 「Turning off win64 builds」と題する提案がなされました。

提案内容は、

• Windows版64bitナイトリービルドの停止
• 将来的に、全てのWindows版64bitビルドの停止

となっており、もしそうしないのであれば、

• --disable-plugins オプションを追加する

ことも提案されています。

先だって、ナイトリービルドの停止が決まった模様なのですが、FTPを見る限りはまだ止まっていない？模様。（2012-11-24 15:05:00 JST時点）

提案理由は「64bit版ビルドは（ユーザの）誤解や失望を産む原因である」とし、その理由として、

• 多くのプラグインは64bit版で動かない
• WindowProc フック未実装であるため、64bit版で提供されているプラグインも正しくは動かない
• 64bit 版でのクラッシュレポートは優先度が高くない（32bit版のそれと区別するのが難しいらしく、開発チームでも頭痛の種のようだ）

があげられています。

また同じスレッド内にて、

• いまはMetro向け（Winows8向けということでしょう）とFirefox OSに注力しており、64bit固有の問題に対応できるリソースはない

というようなことも述べられています。

現状、公式ビルド配布が停止されて、甚大が影響が出るとは個人的に考えにくいのですが、 Firefox から離れる層は一定数居そうな気がしています。

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