NVIDIAが新しいディスプレイ同期技術「G-SYNC」を発表
タレコミ by mozo
mozo 曰く、
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NVIDIAがディスプレイに専用モジュールを組み込んでテアリングやラグ、カク付きを回避するディスプレイ同期技術「G-SYNC」を発表した(公式ポスト、4Gamer.net)。
G-SYNCはGPUの描画完了に合わせてディスプレイの表示タイミングをずらすことで可変リフレッシュレートを実現し、従来のV-SYNCの欠点を解決するというもの。
これまでディスプレイの垂直リフレッシュレートは固定されており、アプリケーションの描画レートは何らかの同期を行わなければ不定なため両者のタイミングがずれてしまい、画面の上下で新しいフレームと古いフレームが混在するテアリングが生じてしまう。同期手段として描画レートを垂直リフレッシュレートと同期させるV-SYNCがよく用いられてきたが、高負荷時に描画が間に合わなかった場合は次の更新まで古いフレームが表示され続けることになり、カク付きやラグが生じてしまう。
これに対して、G-SYNCはディスプレイに専用モジュールを組み込み、GPUの描画完了と同時に新しいフレームの送出と画面の更新を開始することでスムーズな映像の表示を可能にしたとのこと。Assassin’s Creed IV Black Flagなどの最新のゲームがこれに対応するようだ。また、AMD製のGPUでは基本的に利用できない。
これって要はGenlockじゃないかと思いちょっと調べてみたところ、オプションボードでのSDI出力対応をやめた最近のQuadro向けGenlock、Frame Lock用オプションボードがQuadro G-Sync IIという名前で出ていた。最新のK5000/K6000向けボードはQuadro Syncとなっている。どうやらワークステーション向けの機能を一般向けのグラボに載せるためにBNCコネクタを不要にしてDisplayPortだけで実現し、名称を流用しつつQuadroのオプションに「G」を付けるのもおかしいからこっちはGを取ろう、といったところではないだろうか。
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