GNU Bashに脆弱性、環境変数を渡して呼ぶことで任意コード実行が可能に
GNU Bash の脆弱性が公開された。環境変数を経由して関数定義を渡す場合に、細工をしてコマンドを実行させることができる。攻撃に使う環境変数の名前に制限はなく、 sh を呼ぶ CGI に対して HTTP ユーザーエージェントを送る時、 ssh 接続時に環境変数を渡す時など、環境変数を改変した状態で bash が呼ばれれば攻撃ができる。この脆弱性は"すべてのバージョンの bash"にあるとされ、Mac OS Xにも当該のバージョンが含まれるとされている。一部の Linux ディストリビューションではすでに更新を配布している。
Red Hatによると、脆弱性のあるバージョンでは以下の"echo vulnerable"の部分が予期せず実行される。
$ env x='() { :;}; echo vulnerable' bash -c "echo this is a test"https://access.redhat.com/articles/1200223
https://securityblog.redhat.com/2014/09/24/bash-specially-crafted-environment-variables-code-injection-attack/
http://threatpost.com/major-bash-vulnerability-affects-linux-unix-mac-os-x
http://www.csoonline.com/article/2687265/application-security/remote-exploit-in-bash-cve-2014-6271.html
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