802.11b互換で都市全体をカバー
タレコミ by kona
kona 曰く、
INTERNET Watchの 記事によれば ニュージーランドのベンチャー企業RoamADがIEEEの802.11b規格と互換性を持ち低コストで都市全体をカバーできるような無線LANネットワークをオークランド市内の3平方キロのエリアで実地テスト中であり,今後オークランド市全域の100平方キロメートルをカバーする予定と発表したとのこと. 3G携帯電話の5%のコストで330kbpsのアクセス速度の無線LANネットワークを構築可能で,ユーザの端末には既存の802.11b機器が流用できるという.
RoamADのサイトを読むと,おそらくCDMAの様に端末が複数のアクセスポイントと通信を行うことで耐干渉性とハンドオーバー性能を高め, アクセスポイント間を無線でパケット中継することでバックボーンとの接続地点数を減らして低コスト化を図っているらしい.
実用化されるとモバイルキャリアに一波乱起こしそうなこの技術,今後の展開に注目したい