多数の格安スマホでマルウェア感染が見つかる、汚染されたOSイメージが原因か
タレコミ by hylom
hylom 曰く、
Androidのシステムコンポーネントに感染するマルウェアが多くの廉価Android端末に組み込まれた状態で出荷されていることが確認されたという。中国のとある企業が作成したOSイメージにこのマルウェアが組み込まれており、そのイメージを各社がそのまま、もしくは手を加えて製品に利用したことが原因のようだ(PC Watch、Dr. Webの発表)。
問題のマルウェアは「Android.Triada.231」と名付けられており、2017年の夏に発見されたもの。Androidのシステムライブラリの1つであるlibandroid_runtime.soを改変し、実行中の任意のアプリケーションに干渉して悪意のある活動を行えるようにするという。発見されてから現時点まででこのマルウェアを含む端末は増加しており、現在では40以上の端末で問題が発見されているという。いずれも日本での知名度は低い端末ばかりだが、そのうちいくつかの端末は日本でもいくつかの業者が輸入して販売しているようだ。
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