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死蔵?されるアインシュタインの舌出し写真
タレコミ by MJ
MJ 曰く、
WIRED NEWSの記事によると有名なアインシュタインの舌出し写真の現物、およびネガが見られなくなるかもしれない。CorbisはMicosoftのビル・ゲイツ氏によって設立された会社で、歴史的価値の高い写真や絵画のデジタル化および販売や同社の製品PowerPoint向けテーマの販売を行っている。そのCorbisがペンシルバニア州郊外の鉱山跡地に大規模なArchiveを作成中であるという。Archive内は華氏-4℃、湿度35%に保たれ、写真やネガを1000年もの長きに渡って保存できる設計。
これに対して歴史学者などの間からは”現物へのアクセスが阻害される”として反対の声が上がっているとか。彼らに言わせると、「ネガへの書き込みなどから得られる情報には、デジタル化された写真ではわからない価値がある」とも。
WEBの検索性やデジタル化の最大の利点の1つは劣化させずに貴重な情報を共有できることにあるだろう。しかし極端な話、例えばルーブル美術館に行ってもモナ・リザの画像(!)しか見られないというのも少し悲しい話だ。この話、Geeknewsでもネタになっているのだが、またぞろゲイツ氏が(非常に微妙に)絡んでいるからだろうか。