WHOがマスク着用を推奨することになった
BBCが伝えるところによると、世界保健機関(WHO)が公共の場でのマスク着用を推奨すると発表したという。しかも「医療用マスクではなく、布製のマスク」でよく、場合によっては手作りで良いという。
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染が広まり始めた今年2月初頭から4月初頭くらいまでは、マスクには効果がなく逆に感染の温床になるとの声が強かったが、どのような根拠で主張していたのか今更気になるところ。
アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
BBCが伝えるところによると、世界保健機関(WHO)が公共の場でのマスク着用を推奨すると発表したという。しかも「医療用マスクではなく、布製のマスク」でよく、場合によっては手作りで良いという。
新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染が広まり始めた今年2月初頭から4月初頭くらいまでは、マスクには効果がなく逆に感染の温床になるとの声が強かったが、どのような根拠で主張していたのか今更気になるところ。
欧州疾病予防管理センター(ECDC)が2020年3月25日に示した公算では、新型コロナウイルスはシンガポールのような高温多湿の熱帯地方でも活発であることから、感染拡大が夏に終息する公算は小さいとのこと。
学校一斉休校に関しては日本では批判がそれなりにありスラドでは「政府が新型肺炎対策で全国の小中高に臨時休校を要請」と話題になったが、このロイターの記事では学校の閉鎖は重要な措置の1つと指摘されている。
スラドでも新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)の感染力と気温に関して「GDCは8月開催、気温が上昇すればCOVID-19の感染力は弱まるのか」、「タイの首都バンコクと隣接5県、生活必需品以外の物品やサービスを提供する店舗などを3週間閉鎖」と話題になった。
昨年(2019年)に「マラソンで高記録を出した選手が使用するNikeのレーシングシューズに厳しい視線」で取り上げられたナイキの厚底シューズは、本年(2020年)令和最初となる第96回箱根駅伝をピンクと緑などのナイキのシューズが席巻して話題になったのが記憶に新しい。優勝した青山学院はアディダスと使用契約を交わしていると言われているが、昨年10月の出雲駅伝で5位、11月の全日本大学駅伝では終盤に東海大の逆転を許し2位になったためか、全員がナイキを履いて走ったという。しかし表彰式では選手全員がアディダスのシューズに履き替えていたとのこと。
このナイキのシューズは全選手の約85%が使用しており、全10区間のうち、最後の10区で区間新を出した創価大学の嶋津選手がミズノを使用した以外の9区間で区間賞を、6区間で区間新記録を残した。創価大の嶋津選手もナイキを試してみたが自分に合わず、ミズノがナイキに対抗して開発中のプロトタイプのシューズを選択した模様。
ミズノ以外のメーカーも急ピッチで対応しており禁止するのは古いスポーツ観だとの指摘がある一方で、「競技に使用されるシューズはすべてのランナーが合理的に利用可能でなければならず、不公平なサポートや利点を提供するものであってはいけない」という国際陸連の規則で禁止されるのではないかと複数英紙報じたという。
個人的には選手の怪我のリスクを軽減できるのであればメーカー各社の開発競争に任せておくのが良いと思うのだが、スラド民諸氏の意見はどうだろうか。
togetterで話題になっていたが、商願2019-149393 で実際に出願されていた。
公報表示のPDFファイルによれば、出願日は令和1年11月27日で、公開日は令和1年12月10日とのこと。出願の内容は広報表示のPDFファイルにもあるが、マンガなどでありがちなとぐろ(三段?)の形状のように見える。
これが通った場合、マンガなどでの表現に制約が出るおそれはないのだろうか。また、「おしっこ」や「げろ」なども出願される可能性はあるのだろうか。他にアレゲな下品な商標はどのようなものが考えられるだろうか。
ホンダは東京モーターショー2019で4代目になるフィットなどを発表した。新型フィットは1.5Lハイブリッドと1.3Lのガソリンエンジンが設定され、ハイブリッドシステムは従来の1モーターから2モーター式に変更されている。外観はSUV風の「クロスター」も用意され、2020年2月発売だという。
他に後輪駆動の小型EVのHonda eが発表された。電動では二輪スクーターの「ベンリィ」とスリーターの「ジャイロ」の電動モデルのような「BENLY e:」と「GYRO e:」が世界で初公開されたが、「BENLY e:」は2020年春に発売される予定だという。ホンダの小さいビジネスバイクのうちカブの電動モデルは発表されなかった。小型電動バイクではカブのような変速機は不要であるのでカブの電動モデルが出るとしても「BENLY e:」をカブのイメージに近い外装に変更することになるのだろうか。
北米ですでに発売されているアコードは2020年に国内発売予定として公開した。
フィットのモデルチェンジといえば、リコールが繰り返され購入者を辟易させた記憶が新しい人も多いかと思うが、今回の変更でも大きな新機構が盛り込まれているようだ。不具合を隠蔽することに比べればリコールは真っ当な対応ではあるが、今回はリコールが少なくて済むかどうか。
来年2020年に開催される東京オリンピックでは競技に猛暑が懸念され、「打ち水」や「かぶる傘」、「遮熱性舗装」、「人工降雪」などの対策案が出されたものの、全てが焼け石に水の結果になっている。これらに関してはスラドでも国際オリンピック委員会(IOC)が選手に暑さ対策を要求し、人工降雪機が検討され実験が行われた件などが話題になった。
このように暑さが危惧されていた東京オリンピックのマラソンと競歩の競技であったが、本年2019年9~10月にカタールのドーハで行われた世界陸上競技選手権大会 DOHA2019のマラソンおよび競歩の開催時間が深夜0時ごろに変更されたにも関わらず、女子マラソンでは68人中28人が途中棄権し完走率が60%を割ったことを受け、IOCがマラソンおよび競歩の開催地を札幌に変更する強い意向を示している。
突然の開催の報を受け、札幌市長をはじめ多くの札幌市民が歓迎しているようだが、ハシゴを外された東京都では小池都知事や、レースの方針の変更を余儀なくされる出場選手のコーチ陣は困惑を表明している。小池都知事の「北方領土でやったらどうか」に対して当然のようにロシアは北方領土は日本に属していないと反発したほか、マラソン選手の川内優輝は「冗談でもこんなことを言う時点でスポーツと同時に北方領土に対してもそんなに強い思いを持ってなかったのだと思います」とツイートしている。マラソンのコースを決めた前都知事の舛添要一氏はスポーツの話にプーチン大統領や北方領土を持ち出すべきではないとする一方で、涼しい場所に移すのもありだと開催地変更に理解を示している。
マラソン・競歩以外の競技に関しては会場の東京湾のお台場海浜公園の水質が問題視されスラドでも話題になったトライアスロンは会場は変更せず、招致段階の計画から開始時間を前倒しする方針であるという。パラリンピックのマラソンは2019年10月17日の時点では変更の予定はないとのこと。
札幌でも暑いとの声もあり、開催地変更には賛否両論があると思われる。予定されていた東京のコースではスタートとゴールが新国立競技場であるためチケット販売に影響が出るだろうし、観戦を予定していた人も多数いると思われる中で、スラド諸氏の目には開催地変更案はどのように映るのだろうか。
プロでなければ判断が難しいと言われる牛肉のA5とA4の違いがわかった人がいて判明したという大阪府枚方市のステーキレストラン「恒づね」は「業者から仕入れた肉の確認を怠っていたのが原因」と信じがたい言い訳(A4の肉を取り扱わないと宣伝してた店だったような曖昧な記憶)をしていたが、宮崎県美郷町の宮崎県産黒毛和牛薄切りの返礼品は食するまでもなくどんな素人が見ても脂身の薄切りであったという(togetterのまとめ)。
【お詫び】ふるさと納税の返礼品についてとお詫びしているようだが、「品質の確保ができるまで、対象事業者が取り扱うふるさと納税返礼品を停止いたします」としている。しかし「今後一切除外する」くらいの厳しい姿勢じゃないと信頼してもらうのは難しいんじゃないだろうか。先ほど見た時点では美郷町の「肉」に区分される返礼品28品のうち米とのセットを除く24の全てが「受付期間外」と表示されていた。蛇足になるが、事件発覚後約1年現在の枚方市の返礼品のリストでは肉は0件であった。
宮崎県産黒毛和牛薄切りの画像は普通の肉(すぐに消えそうなのでInternet Archiveの画像)に見える。しかし寄付金1万円にすぎない(こちらもInternet Archive)ので、返礼割合が最大3割を考慮すれば100gあたり375円以下。国産でも安めの交雑牛の価格帯のように感じる。
少し気になったのでブランド牛の返礼品の100gあたりの安値を適当に調べてみた。
- 但馬牛は特上切り落し300g(すき焼・炒め・煮込み用)が10,000円なので1,000円
- 神戸牛は切り落とし500gが10,000円なので600円
- 近江牛はこま切れ500gで2万円なので1,200円
- 米沢牛が切り落とし400gで1万円なので750円
- 松阪牛は松阪市ですきやき肉(モモ、バラ)400gが20,000円なので1,500円(隣接する多気町の切り落とし400gで1万円は米沢牛と同じ750円)
- 近年人気上昇中の伊賀牛はバラすきしゃぶスライス350gが10,000円なので857円
普通のブランド牛のこれらのうちで最安は500円なので、375円では「まともな肉が来ることは期待できない」と考えるべきだったんじゃないだろうか。食べるにしても脂身800gを一度に食べたようなので、ネタのために寄付したのかもしれない。なお、美郷町以外の宮崎牛の返礼品は300gで1万円が多く、100gあたり1,000円とブランド牛らしい設定になっていた。
ロボスタによれば、バンダイから動くザクが98,890円(税抜89,900円)で発売されることが決定したという。10月11日(金)20時より予約開始、2020年3月に発売の予定。組み立ててとプログラミングが楽しめる教材で、歩行も可能になるとのこと。今後このザク用の脚部が2種類展開されるようであるが、赤い1本角や連邦の白いのが出たりするのだろうか。
操作はiOS及びAndroidのスマートホン・タブレットのアプリでの制御になるが、ガンプラバトルが実現する日は近いのだろうか。
くるまのニュースによれば、2019年12月終了の「キューブ」に続いてマーチも生産を終えるのではという。
マーチといえば「マッチ(近藤真彦)のマーチ」のキャッチコピーで1982年10月に発売された日産を代表する息の長いコンパクトカーであったが、タイから輸入される3気筒1.2Lエンジンの現行モデル(4気筒1.5Lモデルも設定されてはいる)は「2019年1月から6月の平均は、980台まで下がって」いると販売が低迷している。同じクラスのトヨタ・パッソがベース車のダイハツ・ブーンを含まずに年間5万台程度販売しているのと比べると大きく差をつけられているばかりか、ダイハツのトールとOEMモデルのトヨタ・ルーミー及びタンク、スズキのソリオ・スイフト・クロスビーよりも売れておらず、パッソに隠れているブーンと同じ程度の販売台数である。日本では需要があるクラスにも関わらずマーチが売れていないのは確かだろう。
マーチが売れていない一方で日産ではノートの販売は絶好調なのでマーチの顧客がノートに流れているようにも思われるが、トヨタ・ダイハツ・スズキ3社が好調なクラスから撤退し、軽自動車のデイズ及びルークスの次がノートになるようではディーラーの固定客を満足させるのが困難になるのは目に見えており、テコ入れはあっても撤退はなさそうに思うのだがどうなるのだろうか。テコ入れがあるとすれば、どのようなものが想定できるだろうか。
東京新聞の伝えるところによれば、カヌーやボート競技が行われる海の森水上競技場の観客席に降雪機で人工雪を五分間降らせるテストを行ったところ気温は下がらず、溶けた雪で衣服や席が濡れてしまったという。
なお、気象庁のデータでは試験を行った2019年9月13日午前では東京都江戸川臨海の気温は最高でも23.0度が記録されている。競技の日程ではボートが7月24日〜31日まで、カヌーは7月26日〜8月8日が予定されており、本年2019年7月および8月のうち開催期間中の最高温度の29.2〜33.8度と比べると6〜10度低かったようである。
にわかな奴ほど語りたがる -- あるハッカー