昨日の日記の「フロッピーを燃やすと有害物質」で思い出した。
嫁の実家がある地区画の端くれに、一時期マスコミに取沙汰された違法産廃業者の処理場があり、
その後の行政処分の後、無くなった。会社ごと。2年ぐらい前だったか。
その地域住民は長期にわたり処理場の煙突から出る、有害物質を含んだ煙を吸わされていたそうで、
ダイオキシンという言葉が世間に露出する以前からのことだ。
最近、当時の風下にあたる地区の年配の住民が、様々な“癌”で亡くなっていく。
一ヶ月に一回、帰るたびに義父母がお通夜やお葬式に行く姿を見ている。
嫁の幼馴染や同級生の父母の場合も多い。
原因が煙突から噴出されていた煙だとは誰も断定できないだろう。
しかし「ダイオキシンは無害だ」と言っている人はこのような状況におかれても同じことが言えるだろうか。
きっと、同じように猜疑心をもって「有害だ」と言い出すに違いない。そう思う。
この地区の癌発症率は、統計すればすごいことになりそうだ。もちろん誰もそんなことはしない。