Mc.Nの日記: 「嫌儲」は嫉妬ではなく常識の違い
しっぽのブログ: 嫌儲:常識が違う場合。活動している人に分かって欲しいこと。あと事実関係。をメモ。
「会社、興さないんですか?」という問いに、
「キミが月給30円で働いてくれるならキミの社長になってあげてもイイ」と答えたことがある。
もちろん賛同して頂けなかったのだが。
彼の常識では考えられないことらしい。
「嫌儲」の根本にあるのは嫉妬だと思っていたのだが、どうも「常識」が絡んでいるらしい。儲けに対しての嫌悪感というより「汗水垂らして稼ぐ」という常識を覆されたくないという意志が働いているのかもしれない。となると嫉妬は呼水としての効果しかないわけだ。
案外 MLM もそんな常識から問題を広げているのかもしれないですね。末端の入会への必死さは「汗水垂らして稼ぐ」常識にぴったり合致する。
なるほどね。
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「株で儲けたら奢ってくださいよぉ」という問いに
「キミの預金で儲けた金利を奢ってくれたら考えてもいい」と答えたことがある。
株は儲けでも預金は儲けではない、というのが常識らしい。どちらも運用益に対して 20% のキツい税が掛かっているのに気が付いていないようだ。いずれ金利が上がった時、この税率が高いことに多くの人が気が付くはずだが今は自分のことではない、との認識っぽい。
更に追求すると、預金や年金やマイホームはキレイなおカネで、株や債券や不動産は汚いおカネなんだそうな。
おいおい、マジか。
預金したキレイなおカネは、運用の優れた大型の消費者金融に融資されている可能性が高いにも係わらず?
銀行の貸し渋りによる資金不足を株で賄おうとする経営努力はニホンの常識では汚いおカネ、なんですか?
尤も、経営者の儲けは全て汚いカネで、本来貰える給与から上前をもって行く悪い奴だ、という意見なら意見が合う。同意だw。このニホンにニホンの経営者なんてイラねえ。経営者は外資から取り入れたほうがよほど効率的だ。日産だってそうだろう?
年金にしたってそうだ。魔法のハコじゃないんだから預けた運用資金が 20-30 年後に倍近く増えている理由はどういうことか興味が無いのだろうか。どちらかと言えば増えているんじゃなく価値が変わっている、といった方が正しいと思われるが。調べれば分かることだが年金はキミの言う、汚いカネが随分含まれているよ。それすらも拒絶する覚悟があるなら出家でもした方がイイ。今の世の中は生き難い。
誰も教えてくれなかった?キミはマトリックスの中で幸せに生きたほうが良さそうだね。
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私はアフィリエイトを拒絶しない。
アフィリエイトのお蔭で文章を纏める能力者がダラダラと垂れ流されたゴミ情報を価値のあるものに昇華させてくれた、と考えた方が若干前向きだ。
ただただ書き散らかすことでしか表現できなかった奴らとそれを解釈しつつ価値のあるものに仕上げた能力者、報酬があって当然だろう。
報酬ってなんだろう。
報酬とは「財産(おカネ)」と「プライド」の2つが存在すると考えている。
今のネット環境で「プライド」を満たしてくれる条件は殆ど揃わない。
目立とうと身の丈に合わないパフォーマンスを出そうとすると、やれ電波だお祭りだと騒ぐ輩を知っているがそれで「プライド」を満足できるのであれば、そりゃ相当のマゾだな。
アフィリエイトは、利用しない名無しさんが損をしない、現時点でのたった一つの解決策のように思えてならない。
もちろん俺のために 30 円でこき使われる社員になりたいという輩が出てくれば別だが =)。
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