amigaの日記: どうなった、AmigaOne 2
amiga による Wednesday Apr 23, @03:37AM の投稿,
画龍点睛を欠きつつも、嬉!!! 部門より.
イギリス、2003年4月18日:
登場が遅れていた次世代Amigaハード規格、『AmigaOne』の主力マザーボード、英Eyetechが製造する "AmigaOneXE G4(PowerPC 7451) @800MHz 搭載モデル" だが、先週ようやく出荷が開始された。Eyetech自身が運営するML上で、関係者が18日に明らかにしたところによると、先週の水曜日から出荷が始まったという。
これはタレコミ子が注文したショップ経由の情報とも一致しているので、今回の出荷に関しては間違いない。因みに前回(2月末)は「間もなく出荷」というアナウンスの後、当時の最新リビジョンのマザーとBIOSとの間に問題が発生し、計画が仕切り直しになっていた。既に欧州内にはいち早く受け取ったユーザーもいるようで、Linuxを動作させたスクリーンショットが公開されている。
ここで、最近の Amiga 関連の動向をあわせて紹介しておきたい。まず、4月迄に登場予定だったAmigaの肝心の次期OS、『OS4』であるが、現時点では発売時期が未だアナウンスされていない。先週Amiga社のページに、OS4 の GUI機能である「AmiDock」に関する新情報が掲載されている。OS4の開発を統括する Hyperion Entertainment の Ben Hermans が2月に語った処によると「開発は最終段階にある」が、
最近AmigaWorld.netに掲載されたAmiga社CTOのFleecy Moss氏へのインタビューでは、出荷時期に関しての歯切れの良い返事はなかった。恐らく開発完了までにもう少し時間が掛かるのだろう。
尚、『Amiga』は倒産したコモドール社が開発した個性的なパーソナルコンピュータ。映像系に強く、欧州を中心に大きなシェアを誇った。コモドール倒産後は、Gateway社などがAmigaの権利を買収したが、結局実際の製品が現れる事はなく経緯は紆余曲折を経たが、十年振りとなる新ハードが昨年末から登場するなど最近になって動きが活発化している。「次世代Amiga」は Tao社 の Elate のネイティブ実行環境を目指しており、『OS4』はその過渡期版の位置付けとなる。2年程前の情報だが、技術的な背景はIBM alphaWorksの記事に詳しい。一年前の情報ではあるが、MYCOM PCWEBに掲載された「ついに復活か? 伝説のコンピュータ「Amiga」の現状」は分かり易い。英語だが、OSNewsに掲載の「Tao Group on ElateOS, AmigaDE and More」も参考になる。/.-Jの過去のストーリーもどうぞ。
Interview with Matthew Kille (スコア:2)
Re:Interview with Matthew Kille (スコア:1)
ちょっと頑張ってみようかと。
幸か不幸か、まだ AmigaOS4 はリリースされてませんし、ね :
)
# yhさんの書き込みに今日気づきました。しくしく。