codeslingerの日記: 若者への言葉
日記 by
codeslinger
最近私の状況が公私ともに変化の中にあります。
年齢ももうすぐ35歳目前。
私の人生が後何年あるかわかりませんが。
日本男性平均寿命70歳まで生きるとすれば、折り返し地点です。
今年35歳になる年として、なんらかのアクションを起こすつもりで新年を迎えました。
が、いきなりデスマーチの仕事に突き込まれて、肉体的精神的に「壊れ」ました。
おかげでその後、療養とリハビリを兼ねて軽い業務しかしていません。
しかし、これはある意味いい機会と成りました。
今後の人生プランを公私ともにじっくりと見つめなおしました。
そして、仕事人として、35歳を境に、会社を変わることを決意しました。
今回の転職は、今までのような、一人の技術屋としての会社転職ではなく。
一人の人間として、自分の可能性をかけたチャレンジをするための転職です。
今そのために、いろいろと準備中です。
一方プライベート(趣味)のほうですが。
うちのサークルが、年度末を前にして、いろいろと変化が起きようとしてます。
主な変化は、年少組の進学と卒業。若手組の就業。です。
こちらも3月末でいくつか決着を付けねば成らないと思ってる問題があります。
それはうちに来ている子供達(若手・年少全て)に対する、人生の先輩としての「コーチング」です。
今の日本の20代の若者が、社会に出て行くためにいろいろと苦労しなければならないことが多いこと。
それらに対する動機付け(後押し)が必要であると、ずっと思ってました。
3月末に35歳を迎える自分。
そして自分の仕事の転機、いや、自分の人生の転機に合わせて、
彼ら若者に対して、なんらかのレクチャーをすべきではないかと。
これから社会にちゃんと出て行って、自分の居場所を確立してもらうためにも。
そしてこれから転機を迎える自分の為にも。
つまり「(自分を含む)若者への言葉」を。
前置きが長くなりましたが。
そのレクチャーのためのレジュメを作りました。
このレジュメの元ネタは、あるサイトにあった「今求められるキャリア教育とは?」という高校向けの講演会要点です。
(すいません、そのサイトの場所は忘れてしまいました)
☆印がついている項目が私が加筆修正した部分です。
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「今求められるキャリア教育とは?」
☆20代の「大人」としての最低限の意識
自分の可能性は無限だが、自分の人生は有限である。
無限の可能性という甘い夢だけに溺れず、自分の限りある人生へ正面から向き合おう。
1 ニート・フリーター・パラサイト問題の背景
・学力や学習時間の二極化から「希望格差社会」(山田昌弘)へ
・学歴(学校歴)社会の崩壊=「よい学校」を出ても幸せになれない
・高度情報社会であふれる情報→何をしたいのか、どう決めてよいか、わからない
・「新人類親」の登場→「承認の供給不足」(宮台真司)と自己肯定感の低さ
・「同調圧力」が、「かけがえのなさ」を奪っていく
☆一方で学校から高スキル(専門性)を求められながら、
一方で社会からフリーターとしてちやほやされる。
学生(若者)は、目の前のお金に目を奪われて、スキルを成長させきれない。
2 間違いだらけの親や教師
・「とにかく勉強しなさい」に納得するのは無理
・「何がしたい?」と問われても、何がしたいかわからない
・「適性検査」で決めた進路を貫けるほうがおかしい
・「職場体験」はないよりマシだが……
☆各個人の自主性や自立を重んじる教育や指導を受けていない。
親や教師は、上からの指示どおりにやる子供が「いい子」だと考えがち。
☆まず自分の潜在能力を信じる事。
・自分は才能を発揮する為に生まれてきた。
・自分はよりよい仕事をすることを望んでいる。
・そのために、結果が見えるまでは何でもし、必要なだけ待つ意欲がある。
3 キャリア教育の前提となること
・「利己的な夢」から「利他的な夢」へ
・社会人の最低条件は「対話能力」、大人と話せるようにする
・必要なのは、上辺だけの知識でなく、「何をしてきたか」を説明できること(中谷彰宏)
・完璧主義でなく、プラス志向
・覚えることより、自分の頭で考えること
・知的好奇心に訴える授業から、承認欲求に訴える授業へ
・他者との違いを肯定し、異質な他者と共生する
☆これからの社会を生き抜く為に必須なスキル
・与えられたこと・教えられたことをそのまま行うだけ(の人)でなく
自分で状況判断して目的(仕事)を達成しようとする自律指向の人間へ
4 これからのキャリア教育のために
・基本的な「キャリア教育」は、日常の教科に埋め込む
・具体的な「人」の姿を通して、「1人でも世界は(少しは)変えられる」ということを、繰り返し見せていく
・総合でも特活でも、基本テーマは「自分発見」
・「他の人がやらないことをやる」という戦略的発想
・繰り返し、「10年後の自分」をシミュレートする
・職場体験の前に、徹底した「対話能力」向上を
・一方的にお世話になるのでなく、相手にもメリットを
☆他人から言われるままになるのではなく。
自分の意欲をもって取り掛かる。
☆給料をもらうサラリーマンではなく、
自分(のスキル)で稼ぐ、自立したビジネスパーソンになろう。
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☆補足資料1
◎ボンクラ(DQN)定義
上昇志向はあるが向上心がなく、
金は欲しいが稼ぐ努力は惜しく、
世間をなめきっているが、それ以上に世間に軽んじられている人
◎ニートの主な4タイプ
1)ヤンキー(非行)型
反社会的で享楽的。「今が楽しければいい」というタイプ
中卒、高校中退が多い。親も豊かとは言えない。
2)ひきこもり型
社会との関係を築けず、こもってしまうタイプ
不登校やひきこもりを体験。人間関係を結ぶのが苦手。
3)立ちすくみ(自己実現追求)型
就職を前に考え込んでしまい、行き詰ってしまうタイプ
大卒に多い。就職活動で自分らしい仕事を考えすぎて立ちすくむ。
4)つまずき(自信喪失)型
いったんは就職したものの早々に辞め、自信を喪失したタイプ
その後の職探しを躊躇する。
年齢ももうすぐ35歳目前。
私の人生が後何年あるかわかりませんが。
日本男性平均寿命70歳まで生きるとすれば、折り返し地点です。
今年35歳になる年として、なんらかのアクションを起こすつもりで新年を迎えました。
が、いきなりデスマーチの仕事に突き込まれて、肉体的精神的に「壊れ」ました。
おかげでその後、療養とリハビリを兼ねて軽い業務しかしていません。
しかし、これはある意味いい機会と成りました。
今後の人生プランを公私ともにじっくりと見つめなおしました。
そして、仕事人として、35歳を境に、会社を変わることを決意しました。
今回の転職は、今までのような、一人の技術屋としての会社転職ではなく。
一人の人間として、自分の可能性をかけたチャレンジをするための転職です。
今そのために、いろいろと準備中です。
一方プライベート(趣味)のほうですが。
うちのサークルが、年度末を前にして、いろいろと変化が起きようとしてます。
主な変化は、年少組の進学と卒業。若手組の就業。です。
こちらも3月末でいくつか決着を付けねば成らないと思ってる問題があります。
それはうちに来ている子供達(若手・年少全て)に対する、人生の先輩としての「コーチング」です。
今の日本の20代の若者が、社会に出て行くためにいろいろと苦労しなければならないことが多いこと。
それらに対する動機付け(後押し)が必要であると、ずっと思ってました。
3月末に35歳を迎える自分。
そして自分の仕事の転機、いや、自分の人生の転機に合わせて、
彼ら若者に対して、なんらかのレクチャーをすべきではないかと。
これから社会にちゃんと出て行って、自分の居場所を確立してもらうためにも。
そしてこれから転機を迎える自分の為にも。
つまり「(自分を含む)若者への言葉」を。
前置きが長くなりましたが。
そのレクチャーのためのレジュメを作りました。
このレジュメの元ネタは、あるサイトにあった「今求められるキャリア教育とは?」という高校向けの講演会要点です。
(すいません、そのサイトの場所は忘れてしまいました)
☆印がついている項目が私が加筆修正した部分です。
++--++--++--++--++--++--++--++--++--++--++--++--++--++--++--++--++--++--++[start]
「今求められるキャリア教育とは?」
☆20代の「大人」としての最低限の意識
自分の可能性は無限だが、自分の人生は有限である。
無限の可能性という甘い夢だけに溺れず、自分の限りある人生へ正面から向き合おう。
1 ニート・フリーター・パラサイト問題の背景
・学力や学習時間の二極化から「希望格差社会」(山田昌弘)へ
・学歴(学校歴)社会の崩壊=「よい学校」を出ても幸せになれない
・高度情報社会であふれる情報→何をしたいのか、どう決めてよいか、わからない
・「新人類親」の登場→「承認の供給不足」(宮台真司)と自己肯定感の低さ
・「同調圧力」が、「かけがえのなさ」を奪っていく
☆一方で学校から高スキル(専門性)を求められながら、
一方で社会からフリーターとしてちやほやされる。
学生(若者)は、目の前のお金に目を奪われて、スキルを成長させきれない。
2 間違いだらけの親や教師
・「とにかく勉強しなさい」に納得するのは無理
・「何がしたい?」と問われても、何がしたいかわからない
・「適性検査」で決めた進路を貫けるほうがおかしい
・「職場体験」はないよりマシだが……
☆各個人の自主性や自立を重んじる教育や指導を受けていない。
親や教師は、上からの指示どおりにやる子供が「いい子」だと考えがち。
☆まず自分の潜在能力を信じる事。
・自分は才能を発揮する為に生まれてきた。
・自分はよりよい仕事をすることを望んでいる。
・そのために、結果が見えるまでは何でもし、必要なだけ待つ意欲がある。
3 キャリア教育の前提となること
・「利己的な夢」から「利他的な夢」へ
・社会人の最低条件は「対話能力」、大人と話せるようにする
・必要なのは、上辺だけの知識でなく、「何をしてきたか」を説明できること(中谷彰宏)
・完璧主義でなく、プラス志向
・覚えることより、自分の頭で考えること
・知的好奇心に訴える授業から、承認欲求に訴える授業へ
・他者との違いを肯定し、異質な他者と共生する
☆これからの社会を生き抜く為に必須なスキル
・与えられたこと・教えられたことをそのまま行うだけ(の人)でなく
自分で状況判断して目的(仕事)を達成しようとする自律指向の人間へ
4 これからのキャリア教育のために
・基本的な「キャリア教育」は、日常の教科に埋め込む
・具体的な「人」の姿を通して、「1人でも世界は(少しは)変えられる」ということを、繰り返し見せていく
・総合でも特活でも、基本テーマは「自分発見」
・「他の人がやらないことをやる」という戦略的発想
・繰り返し、「10年後の自分」をシミュレートする
・職場体験の前に、徹底した「対話能力」向上を
・一方的にお世話になるのでなく、相手にもメリットを
☆他人から言われるままになるのではなく。
自分の意欲をもって取り掛かる。
☆給料をもらうサラリーマンではなく、
自分(のスキル)で稼ぐ、自立したビジネスパーソンになろう。
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☆補足資料1
◎ボンクラ(DQN)定義
上昇志向はあるが向上心がなく、
金は欲しいが稼ぐ努力は惜しく、
世間をなめきっているが、それ以上に世間に軽んじられている人
◎ニートの主な4タイプ
1)ヤンキー(非行)型
反社会的で享楽的。「今が楽しければいい」というタイプ
中卒、高校中退が多い。親も豊かとは言えない。
2)ひきこもり型
社会との関係を築けず、こもってしまうタイプ
不登校やひきこもりを体験。人間関係を結ぶのが苦手。
3)立ちすくみ(自己実現追求)型
就職を前に考え込んでしまい、行き詰ってしまうタイプ
大卒に多い。就職活動で自分らしい仕事を考えすぎて立ちすくむ。
4)つまずき(自信喪失)型
いったんは就職したものの早々に辞め、自信を喪失したタイプ
その後の職探しを躊躇する。