galagの日記: 北アルプス遭難:「医者のくせに」ではなく「医者なのに何故」
日記 by
galag
MSN産経ニュース:「全員が軽装で雨具姿」 6人ほぼ同じ場所に、雨や雪で体力消耗か 北アルプス遭難
亡くなった方々は、情報を分析する知力や、検討を行う時間、低体温症の知識や装備を購入する財力などを十分に持っている人たちのはず。「そんな人のクセに」ではなく、「そんな人なのに何故」という視点で分析し、対策を施せば少しでも可能性を減らせるのではないかと思う。
勝手な想像だけど、原因の一つとして「成功体験による油断」がある気がする。
亡くなった方の息子さんのコメントで「あちこちに登山に行っていた」とあるけど、例えば今まで以下の(1)とか(2)の山を夏装備で登山成功を繰り返してきたのであれば、(3)にチャレンジする際のリスクを軽んじてしまう可能性は十分にありえる。
(1) 遭難は起こりえない簡単な山
(2) 万が一遭難しても命の危険は低い山
(3) 遭難すると命の危険が高い山
自分は山は素人だけど、上のような感じで山のプロが原因を一つ一つ検討して対策を練っていけば、救助作業者の仕事を減らせるだけでなく、登山業界を活性化させることも出来る気がする。
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