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450736 journal

k3cの日記: RFID

日記 by k3c

[memo:5777] Re: RFIDがもたらすプライバシーへの影響

森山和道氏のコメントに対する反論。じゃなくてさらなる注意喚起。関連リンクがこのへんにまとまっており、大変参考になる。まあ高木先生に「バカめ」とか言い出した時点で(笑)どっちが勉強不足かは明らかなのですが、ブックフェアに行け、と言われても。ちゃんと自分で論破して欲しい。…あ、ワタシが言えたことじゃないか。

これは別にRFIDが最初のものというわけではなくて、古くは麻雀のガンパイなども、個体情報を邪な目的に利用するという点では同じ手法なわけで。
書店の万引き防止にしても、書籍を持っているヒトが「それをどこで購入したか」という情報を、別の書店が、たまたまそのヒトが自分の店を訪れたからといって本人の承諾なしに勝手に採取し、どっかの事業者グループ用DBに照会して、手に入れて、それでいいのか。それを別の目的(誰がどのような本を購入しているかを把握してセールスに利用するとか)に流用しない、と誰が保証するのか。
推進する政府を信用するのか。補助金を受けている事業者を信用するのか。じゃあ目の前にいる見知らぬヒトは信用できるのか。何をもってセキュアと考えるのかは消費者一人一人異なっており、全てのヒトを納得説明させようとする説明が「IDは暗号化されているので大丈夫です」では、あまりにも心細い。少なくとも高木先生の説明を読んだワタシは信用しない。誰か彼の説明を論破できるのか。事業者はカウンタープロポーザルを用意できるのか。政府はなんらかの有効な規制を考えているのか。

まあ、政府は事業者に言いくるめられて「RFIDバンザイ」とか言っているだけで、事業者は政府を利用して「お墨つき」をウリにする、という昔からの構図だと思うが。プライバシが脅かされる方式を「政府お墨つき」で実現しないで欲しい。

[追記] ワタシは利便性とプライバシーがトレードオフされている現状を理解しているつもりだし、その現状に異議を唱えるつもりはない。例えば、某VirusScan(某になってない(笑))を購入してユーザー登録しているので時々某ソースネクスト社(だから某じゃないって)からうっとおしい宣伝メールが来るが、実際にウイルスを水際で止めてくれたりしたので、宣伝メールが来ることは許容している。そういうのも、1つのトレードオフ。

でも、何を買ってもRFIDが付いてきて、簡単に(RFIDを検知できれば)自分をトレースされてしまう、というのは、利便性とのトレードオフの限界点を超えている…というかそれは既にトレードオフですらない。一方的な搾取に近いものだ。これに見合う消費者側の利便性が示されるか、RFIDを持ち歩くヒトの意図するようにプライバシーが保護される仕組みが確立されない限り、RFIDという仕組みを使うことは拒否したい。できないような気もするが。

[さらに追記] 関連ネタ:[memo:4710] 漏洩データに個人を特定できる情報が含まれていなくても、プライバシーは侵害され得る

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私は悩みをリストアップし始めたが、そのあまりの長さにいやけがさし、何も考えないことにした。-- Robert C. Pike

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