kiwipeaseの日記: WindowsでPlasma !!
KDE4がWindows向けのビルドをリリースしている。
http://winkde.org/pub/kde/ports/win32/installer/ によると
2008/11/15日にWindows向けインストーラ(kdewin-installer-gui-0.9.3-3.exe)が出ているようだ
4.1.3のWindowsバイナリはftp.kde.org から個別にダウンロードできる
(どうやらMSVCでコンパイルしたものと、MinGWでコンパイルしたモノがあるらしい。)
利用できるソフトは、amaroK、KWrite、Konqueror、Dolphineそしてplasmaなど
自分はamarokやKonqが使えるだけで大ニュースなのだが、
plasmaが使えるとなると大革命だ。
しかも、Linux(Kubuntu 8.04+KDE4)で動かすより快適に動いている気がする
(プラシーボ?それともATiが未だにLinux向けのまともなドライバを提供してくれないから?)
MSVCでコンパイルしていると言うことはcygwinなどのラッパーを使わずに、そのままネイティブで走っているのだろうか?
自分は、windowsで使うオーディオプレイヤーを探してたのだが、見つからないので、MinGWでamarokが動かせないかと、amarokソースを入手しに行ったら、Windowsという文字があり、まさかcygwinで動くwindows向けビルドが用意されていることを期待して開いたところ、なにやらwindows.kde.orgとワクトキしざるを得ないサイトに到着し、インストーラを落としてインストールしてみたところ、amarokだけでなくKonqなど見慣れたソフトがインストールされ、インストールディレクトリにはplasma.exeという不振なファイルがあり、実行してみたところ、バックグラウンドにあこがれのウィジェット達が散乱しており、これは日記に書かずにいられないと思いここに書きました。
http://windows.kde.org/ -- KDEをWindowsに移植するプロジェクト?
http://kde-cygwin.sourceforge.net/ -- cygwinでKDEを動かすプロジェクト。上とは別?
ftp://ftp.kde.org/pub/kde/stable/4.1.3/win32/ -- 本家KDEのリポジトリ(win32/KDE4.1.3)
http://winkde.org/pub/kde/ports/win32/installer/ -- 問題のインストーラ
なお、インストーラをダウンロードする際にアンチウィルスソフトに警告を受けた
NOD32(IMON) Win32/Static アプリケーションの亜種
つまり、元々Linux向けに開発されていたものがWindowsに移植されたため、Win32アプリケーションの亜種(?)という警告を受けているのだろうか?
蛇足であるが(日記だからキニシナイ)
- amarokはDirectShow経由で再生しているのか、mp3はうまく再生できるが、ogg vorbisやflacがまるで再生できない。
- "~"はホームディレクトリとして扱われない。また"%userprofile%"も解釈してくれない。
- Plasma上のウィジェットでファイルを開くとdolphinで開いてくれる。Konqで開いてくれない(どこで設定するんだ?)
- explorer.exeを起動しなければ、代行シェルとしてそのまま使える?
- Konqで利用できたDiskMapperもどきが使えない?該当ファイルを探して各自コンパイル?
など疑問などが残るが、家族や友人に「Windows 7ではデスクトップがこうなる!」と嘘をつくぐらいは出来るだろう。