mukk_hosoの日記: 時間がない人向けの投資スタイルの例
時間がない人は銘柄を探す時間が少なくなりますし、投資レベルをアップさせ
るための勉強の時間も取れません。
このような環境の人が『年間売買回数を多く』『年間目標利益率を高く』した
とすれば、最初から無理な目標を設定したことになります。無理をすれば焦り
が出て『投資スタイルを決定しない』時よりもリスクが高くなります。
(1)年間目標利益率 30% 30% 30%
(2)年間目標売買回数 12回 24回 60回
(3)1回当たりの目標利益率 12% 12% 12%
(4)1回当たりの損切り率 8% 8% 8%
(5)年間目標勝率 58% 50% 43%
□ここから分かること
(1)年間目標利益率30%を達成するには50%の勝率でも可能である。
投資した銘柄全てに勝たなくても目標利益率を確保出来るとわかれば、損切
りする時も楽な気持ちで出来るようになります。
(2)売買回数が12回でも24回でも30%儲けることが出来る。
株価が大きく上昇した時に買わなくても良いと分かれば、高いと思った時に
待ち続けることが自分の投資スタイルとなりますので、慌てて高値を買わな
くなります。
(3)目標利益率と損切り率に差を付ければ、売買回数に関わらず勝てる。
1回の目標利益率と損切り率に差を付ければ、売買回数が少なくても勝てま
すし、売買回数が多くなれば多くなるほど勝率が低くても目標を達成するこ
とが出来るということが分かりますので投資に余裕が出来ます。
(4)利益率を大きくし、損切り率を小さくすることが勝ち続けるコツだと分かる。
そのためには投資する銘柄に対して『過去の上昇率が高い銘柄に限定』すべ
きだと分かりますし『損切り率を小さくするためには、追随買いはリスクが
高く、待ち伏せ買いの方がリスクが低い』ということが分かります。
(5)買った後に下がらない価格で買うことが非常に重要だということが分かる。
つまり、上昇率が高い銘柄の底値を探して買う方法が一番利益を確保しやす
い投資方法ということになります。