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mumumuの日記: courier-imapインストール記録

日記 by mumumu

FAQの翻訳をやりつつ、、ということなのだが、これにはCourierの
インストール方法に関する記述は詳細にあれど、認証モジュールに
必要な記述は少なかった。あるように見えて、実はない。

いろいろ漁った結果、認証モジュールに関する情報はInter7の
README: Installation and some general documentationにほと
んどが記述してあった。今度JCUGにはこれを翻訳するように提案
しておこう。まあ実はMiyamaさんが半分これを翻訳なさっていたり
するが、認証モジュールの部分は不完全だ。

・・・ということで以下にインストールとauthuserdb(/etc/passwd
ベースの認証モジュール)の設定作業を記録しておく。今振り返る
とそんなに難しくはないのだが、、何故とまどったのだろうか、、
(´Д`;)

尚、以下の環境はRed Hat Linux 9で構築したため、specファイルを
もとにrpmをリビルドする作業を行っている。また、複数行にわたる
場合は「\」を入れてある。

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######################################
####ここからダウンロード、ビルド作業
####この作業は絶対にroot権限で実行してはならない
####(たとえ実行してもビルドに失敗するだけである)
#######################################

mkdir $HOME/rpm
mkdir $HOME/rpm/SOURCES
mkdir $HOME/rpm/SPECS
mkdir $HOME/rpm/BUILD
mkdir $HOME/rpm/SRPMS
mkdir $HOME/rpm/RPMS
mkdir $HOME/rpm/RPMS/i386
echo "%_topdir $HOME/rpm" >> $HOME/.rpmmacros

wget \
http://prdownloads.sourceforge.net/courier/courier-imap-2.2.1.tar.bz2

tar xvfj courier-imap-2.2.1.tar.bz2
cd courier-imap-2.2.1
cp courier-imap.spec $HOME/rpm/SPECS
rpmbuild -bb $HOME/rpm/SPECS/courier-imap.spec

########################################
####rpmをインストール。当然要root権限
########################################

cd $HOME/rpm/RPMS/i386
rpm -ivh courier-imap-pgsql-2.2.1-1.9.i386.rpm
rpm -ivh courier-imap-ldap-2.2.1-1.9.i386.rpm
rpm -ivh courier-imap-mysql-2.2.1-1.9.i386.rpm
rpm -ivh courier-imap-2.2.1-1.9.i386.rpm

#########################################
####Courier-imapの設定。
#########################################

cd /usr/lib/courier-imap/etc

・imapdファイルの設定はデフォルトでよい。修正するとすれば
一番最後のIMAPDSTART=NOの項目くらいだろうか。

・認証モジュールの選択が重要で、ここでは/etc/passwd、
/etc/shadowベースのauthuserdb方式を選択。よって以下の手順
を実行

1 /usr/lib/courier-imap/etc/authdaemonrcを編集し、以下の
ように値を設定する。

authmodulelist="authuserdb"
authmodulelistorig="authuserdb"

2 authuserdbが使うuserdbを以下の手順で作成する

/usr/lib/courier-imap/share/pw2userdb > /etc/userdb

chmod 700 /etc/userdb

/usr/lib/courier-imap/share/userdb "mumumu@mydomain" \
set home=/home/mumumu mail=/home/mumumu/Maildir uid=xxx \
  gid=xxxx

/usr/lib/courier-imap/share/userdbpw \
| usr/lib/courier-imap/share/userdb "mumumu@mydomain" \
  set myimappassword

/usr/lib/courier-imap/share/makeuserdb

########################################
#### Courier-imapの起動、停止
########################################

/usr/lib/courier-imap/libexec/imapd.rc start
/usr/lib/courier-imap/libexec/imapd.rc stop

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実はルータのポートがあいていなかったため、接続確認は
まだだったりするのだが。。(´Д`;) それはまた明日以降
ということで。けれどもここまでできたのは収穫であった。

imap over sslの設定の場合はimapd-sslファイルを設定し、起動
及び停止は/usr/lib/courier-imap/libexec/imapd-ssl.rcで行う。

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UNIXはシンプルである。必要なのはそのシンプルさを理解する素質だけである -- Dennis Ritchie

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