英語が出来ることは優秀なプログラマであるための必要条件ではあるが、十分条件ではない。これが私の回答かな。
私自身は、職業はソフトウェアエンジニアで、アメリカに住んでます。プログラマかと聞かれれば、いつもそうだと答えてます。英語はどちらかというと嫌いではありません。嫌いではないけれども、恐らく得意ではないし、ぶっちゃけ聞きかじりのフレーズを振り回す程度なんですが、少なくともプログラマでいる限り、あまり困ってないというのが実感です。
しかし、私の周りの人間(日本人)を見ていると、自分が使う日本語と同じレベルで英語が使えないと不安になるタイプが一部確かにいます。そういう人ほど、英語を覚える必要があるかどうか盛んに議論しているように、また、知らなくても困らない理由をしきりに欲しがっているように見えます。
何も、そこまでマスターしてなくてもいいんじゃないですかねぇ、、、?
立場をひっくり返して考えるとわかりやすいと思うんですが、日本国内でカタコトの日本語を話す外国人(非日本語話者)に話しかけられたら、なんとなくなら言ってることがわかるか、少なくともこちらから質問して相手から何かを聞き出すくらいのことは出来ますよね?(そうする気があればですけど。)元に戻すと、英語話者ならカタコトの英語を話す外国人の言わんとすることを理解するくらいの芸当は出来るはずです(やっぱりそうする気があればですが)。
アメリカが一つ日本と違うと思うのは、母国語(つまり英語)を話せない人間がいるのが当たり前という感覚がある点です。日本だと「あ、ガイジンだ」とでも言わんばかりに、何かとコミュニケーションを敬遠しがちです。が、こちらではそれでも何とか意思疎通を図ろうとする意識が確かにあります。
日本人かつプログラマである我々も、そういった意識をもっているかどうかが本当の焦点であって、実用域で英語を使えるかどうかは二の次じゃないかと思っています。