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oddmakeの日記: 「子どもを狙うネット性犯罪者」のイメージは概ね誤謬

日記 by oddmake

Crimes against Children Research Centerの掲載したニュース記事によると、
ネットの絡む性犯罪者の多くは一般に流布されているイメージとは異なり、未成年者になりすまして小さな子どもを誘拐したり暴力でレイプするようなことはなく、もっと上のティーンエイジャーに対して時間をかけて信頼を築き、ロマンティックな雰囲気をよそおって関係を持つのだという。
2000年7月1日から2001年6月30日の間に逮捕されたインターネットに関わる被害者が18歳未満の事件について連邦、州、郡や市警察などから無作為に選択された2576の警察機構に調査協力を依頼した。
385の法執行機関から1723の事件についてメールにて回答が得られ、そのうち612事件について電話インタビューを行い最終的に129の事件がこの調査の元データとなったそうだ。
アメリカと日本では国情が異なるとか色々意見はあるだろうが、(想像ではなく)ネット犯罪の実態を調査することが有効な防止策にも繋るだろうという点で興味深い調査だ。
この研究成果はAmerican PsycologistのVol63,issue2掲載されたPDFで読むこともできる。

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