ozumaの日記: 読書感想:笠原利香「ハッカーと呼ばれた青年たち」 3
日記 by
ozuma
古本屋で手に入れてきたので読んでいる。
*笠原利香「ハッカーと呼ばれた青年たち」
去年のアタマくらいまでは、ふ抜けてしまって、セキュリティやhack系の話題からすっかり離れてしまっていた。
しかし、一応本職(?)はセキュリティ系のおしごとをしている私。やっぱり、もうちっと知識を広げないとなァ……と心を入れ替えて、最近はまたセキュリティ絡みのお勉強から読み物までいろいろやっている。(ちなみに勉強会も細々とやっております、次回は2月22日の「Security Casual Talks 2014#1」。宣伝。)
これはそんな中、発掘した一冊。
この本の著者は、ギョーカイでは有名なハッカージャーナリスト(とでも呼ぶべきか?)の笠原氏。そして出版社はジャストシステム、という面白い組み合わせだ。1996年の本なので内容はかなり古いんだけど、レッドボックス(電話のタダガケ機)とか2600の怪文書とか、その辺の話が当事者への直接取材で書かれておりとっても面白い。文章も読みやすいし、アメリカのハッカー文化を語る上で、日本語でこれだけ読める本は他にはそうそう無いだろう。
ちなみに古本オヤジ的なネタとしては、最終ページに著者写真が載っているのだけど、帯付きを入手すると帯にはその高解像度版がプリントされている。そのため、帯付きを入手できるならそちらの方が良い。
その前後に ALT.* netnews グループ紹介本が (スコア:1)
1997年前後に日本で翻訳出版されたと思う。正確な書名は忘れました。
Re:その前後に ALT.* netnews グループ紹介本が (スコア:1)
Re:その前後に ALT.* netnews グループ紹介本が (スコア:1)
エンジニアリング寄りのハック、ハッカー文化というよりも何でもアリのアメリカの1970年代サブカルチャーの発露、みたいな側面を紹介するほんですけどね。