夏休みの自由研究に「Mad Science――炎と煙と轟音の科学実験54」はいかが? 24
タレコミ by tahl
tahl 曰く、
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2010年05月にオライリーから「Mad Science――炎と煙と轟音の科学実験54」が発売されています。
著者はMathematicaの開発者でもあるTheodore Grayさんで、来日されていたそうです。
気になるその内容は
CHAPTER 1 実験料理
・危険すぎる製塩法
・マイナス196℃のクッキング
・いたずらスプーン
・アイス・マジック
・クッキー・ロケット
・ドライアイスクリーム
CHAPTER 2 地球最後のDIY
・ヴァン・ヘルシングの銀の弾丸
・電球を自作する
・ガラス・バーベキュー
・引き上げナイロン
・弾丸タワーを再現する
・空き缶で作る超高輝度サーチライト
・ベストマッチ
・自家製鉛筆
CHAPTER 3 原始力
・スパークの破壊力
・DIY水素
・水銀モーター
・コップ一杯の電気
・家内制酒工業
CHAPTER 4 火遊び
・酸素の滴を燃やす
・鋼鉄を燃やす
・溶けないものを溶かすアーク炉
・炎のない火
・シャボン玉爆弾
・恐怖の太陽を作る
CHAPTER 5 ヘビーメタル
・火花の真相
・金属は燃えるがままにせよ
・頑丈なビットを作る
・チタンを彩る
・テルミット反応で鉄を作る
・高電圧でコインを半分の大きさにする
・薄皮銅貨
・何でも溶かして鋳物を作る
・アルミはこんなに錆びるもの
・誰でも使えるプラズマアーク
・自家製チタン
CHAPTER 6 自然の驚異
・凍りついた稲妻
・肉眼で素粒子を見る
・無知の勝利―磁気浮遊
・金属の結晶を暴く
・雪の結晶を永久保存する
・砂からケイ素を取り出す
・グラスのなかの量子力学
・自然に引きあう(磁)力を暴く
・アトムとイブ
CHAPTER 7 おかしな工作教室
・ライムライトを浴びるライムライト
・iPodをメッキする
・凍てつく熱さ
・ルパート王子の涙
・ニッケルの木
・19世紀のフラッシュ写真
・最悪の象嵌細工
・あらゆるものを金色にする
・石灰温泉
タレコミ人は、一番最初の実験である「危険すぎる製塩法」から、驚かされました。
題名から「水酸化ナトリウムと塩酸でも反応させて食塩水でも作るのかな?確かに急激にやると熱くなって危ないよな。」とか考えてた自分は、マッドサイエンティストを舐めていました。「食塩水の作り方」ではなく、文字どおり「製塩法」でした。
読むだけで実験せずとも科学の楽しさ美しさに目を奪われます。夏休みの自由研^H^H^H読書感想文にいかが?
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