![日記 日記](https://srad.jp/static/topics/journal_64.png)
tsubu_csの日記: GVIDO実機インプレッション
以前の日記で気にしていた2画面電子ペーパー楽譜専用端末のGVIDOが
ようやくリリースされるとのこと。
春頃は9/20頃に発売予定だったはずだけど、しれっと10/10に変更に
なっていたりして、どうなってんだ?(苦戦してんのか?) とヤキモキしてた。
この週末から銀座の山野楽器さんで実機を展示するということで、
見に行ってきた。自分にとってはアウェイ感ばりばりなんだけど気にしない。
対抗はSonyのA4電子ペーパー DPT-RP1。
こいつはモデルチェンジして、SDによるメモリ拡張ができなくなったのが
個人的にネックになってて、GVIDOが良ければパスだなと。
逆に、値段が倍以上なところがGVIDOのネックなところ。
自分は自前の電子化した書籍を表示したいだけなんで、下の記述には
メーカーからしたらいちゃもんが入ってると思う。
1. サイズなど
A4見開きできるサイズを見て、やっぱ物理的な大きさは正義だわと実感。
んで軽い(660g)。# 見かけの大きさに比してずしっとした重みは感じなかった。
なんぼ冊数増やしても重量変わらない……
やべーとテンション爆上げ。
軽くするためにiPadのようなガラスを使ってないそうな。
2. 表示速度はいい感じ。
連続で送ったりしてみると1拍というか1テンポ遅いけど、
電子ペーパーになれてる人ならこんなもんだろうと思う。
(切り替え速度は頑張ってると思う)
初めのページは単体で表示させるために「ずらし」、
左右の向きも決められるので、電子化した書籍を見るのも問題なさそう。
3. 送り/ページめくり
筐体の左右のサイドにタッチスイッチが付いてて、送り戻りに使える。
画面タッチでの送り操作はできない。(ペンのみ反応)
左右のサイドだけだと、筐体の大きさ故に手の移動範囲が大きすぎて
不便じゃね?と思ったが、左側にはタッチスイッチが2つあり、
そちらを使えば左端だけで操作できそう。
なぜ左だけそうなってるのか疑問に思っていたら、譜面送りで
座る人が左側だからだそう。なるほど勉強になった。
4. 電池の持ち
想定で3日って電子ペーパーにしてはやけに少ないなと思っていたが、
切りが良い値ということでそのカタログ値にしてるそうな。
実際はもうちょい持つらしいけど、「1日 1分毎に 100ページめくった
場合(に3日)」とあるのがどういうのを指しているのかがちと不明。
100 * 3 = 300ページ?
の解釈だと少なすぎると思うんだけど、どうなんやろ。最大の不安要素。
旅行に耐えられる位、1週間くらいの持ちが欲しいのだが。
(DPT-RP1は「フル充電で約3週間」ってあるのでなおさら短い印象になってる)
無線LAN付けっぱなしだとバッテリー食うので、消費が気になるよう
だったら必要な時だけつけるようにしたらよいかも、との事だった。
5. 拡張メモリ
micro SDが使えるとのことで、聞いた人は32GBまでと言っていた。
もしこれが本当ならちょっと不満。
micro SDって小さいし、どれがどれだか分からなくなりがちで、
何枚も管理したくない。大容量のものを挿しっぱなししておきたい。
自分で雑誌とかを電子化したものだと画像データの塊といってよくて、
ページ数が多いと結構容量を食う。32GBだとすぐに足りなくなる
だろうなぁというのが実感。あともう大容量のが手ごろな値段で
市場にあるので、本当に使えないの?とは思う。(詳細不明)
冊数が多すぎるとインデックス面で問題になってくるとは思うけど、
それならそれで何冊までと言って欲しい。
他、
店舗の大きな看板とか実機を使った演奏など、山野楽器さん
ずいぶん気合入れてるなぁ。
気になってた人もそれなりにいた模様で、初回予定数の半数以上は予約が
入ってるとか。もし確実に発売日には欲しかったら今予約しておく方が
無難だそう。
# ヒトバシラー魂を問われてる?