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309586 journal

tuchidaの日記: flexiscaleを使ってみるstep2

日記 by tuchida

I/O Operation 0.018GB(メール100通) => 0.035
Network Usage(0.006GB) => 0.028
0.025 0.123

1GB 4.666666
1GB => 2Units(IO)
1GB => 5Units(Network)+

昨日はflexiscaleで10台のメール配信サーバを構築してみた。
前回の見積もりは、完全に停止状態(cpu/network/io)をまったく使わない前提だったので、もう少し現実的な試算をしてみる。

うちの会社のサービスはdailyで100万通程度(メール平均5kb)のメールを配信している。smtpのoverheadを1kbと考えてみると。
1,000,000 * ( 5,000 + 1,000 ) = 6GB
IOオペレーションは3倍使う(昨日1000通配信をした結果値から超ざっくり)とすると18GB

flexiscaleはCPUが512MB 1CPUだと2Units/hour
networkは1GBで5Units, IOは1GBで2Units(GbではなくGB)

故に、1日動かした場合は、

  CPU:2 * 10 * 24 => 480
  I/O:18 * 2 => 36
  NET:6 * 5 => 30
DISK:0.140 * 11 * 24 => 37
よって、583units/day => 17490units/montly

20000Unitsだと317.75$ => 25420円也

次はAmazonと比較してみるかなぁ。。。

309336 journal

tuchidaの日記: flexiscaleを使ってみる

日記 by tuchida
震災を体験したというのが全ての理由ではないのだが、クラウドサービスを試してみる。
定番のAmazonEC2+EBSを考えたのだが、flexiscaleを使う事にする。
正直、flexiscaleを利用するメリットを考えた上の事ではないが、料金の比較ぐらいはコチラでやっておく。

算出内容は10台のサーバ(EC2 micro/flexiscale CPU1 memory 512MB)の1ヵ月運用(72時間稼働)を想定
EC2(東京DC):54.34$
flexiscale:53.57$

EC2のメリットは、運用に関する情報が色々とある/東京DCなのでレスポンスが早い(震災対応は??)
flexiscaleは、何も考えずに永続的なデータ保存環境がある/非稼働状態なら安い(1ヵ月非稼働=26.7$ぐらい)

早速flexiscaleにsing upしてログイン。
昔一瞬だけ使ったことがあったのだが、インターフェイスのビジュアル面もまとまって使いやすくなっている。
以前は複数台のサーバ構築が手間だった気がしたが、今は1台serverを構築してOS imageとして保存、それを新サーバのbaseに指定すれば、複数台のサーバ構築が容易にできる。snapshotとかもあるし(元々あったのかも:D)

ただ、やはりレスポンスが悪い。仙台からpingが200ms前後かかる。

今回はSMTPサーバの構築という事で、postfixをyumでインストール後、設定ファイルを書き換えて1000通程のテスト送信。
特に大きな遅延等もなく、正常動作を確認。shutdownをlinux上で行っても、コントールパネルはrunnningになっているので、
そこでもshutdownをクリック。

次回は実際のコンテンツも動作させてみようと思う:D
309022 journal

tuchidaの日記: 在仙技術者の被災日記。 4

日記 by tuchida

震災から1週間経過したし、心の余裕も多少なりともついたので。

いきなり汚い話で恐縮だが、被災当時はトイレの中におりました。揺れ始めてから、トイレを飛び出した当たりが
一番揺れが激しいタイミングで壁にへばりつくので精一杯。オフィスの十ウン階にいたのもあるんですが、相当ブンブンと
左右に振りまわされる。電気が非常灯に切り替わる。少なくとも2~3分は揺れていたような感じ。

オフィスに入ると、自分の席は机自体が倒れていてガラスが散乱「トイレいっててよかったー」と思う間もなく、余震。
その後は火事(ボヤだったけど)のアナウンスも流れていて混然とした状況だったのですが、グループに分かれて水を担いで
非常階段を降りる。日頃の不摂生が堪える。。。

話がいきなり飛ぶんだけど、うちの会社はデータセンタのハウジングを仙台駅周辺にあるIIJさんを借りております。
被災当日もサーバの確認の為に、非常階段を十数階登ったのですが、DC内部は至って整然としてました。
電力も自家発電が正常に動作中。燃料が心持たない状態もあったのですが、震災当日で一番電力に恵まれていたかもしれません。
残念ながら経路はIIJのバックボーンも地震により影響を受けていたのですが、退館指示がでているなか、最後までお付き合いしていただきました。多謝。

翌日(12日)には回線復旧。流石IIJ。USENさんも見習って(;_;)
一部サーバの回線帯域を切り替えて、尚且つ非常用のsakura serverに一部システムを移行。
翌々日(14日)にはUSENも復活をして一安心でした。

とりあえず書き散らしてみましたが、震災対応に関しては課題が非常に多かったと思います。
兎にも角にもスタッフ全員が無事でよかったです!!

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長期的な見通しやビジョンはあえて持たないようにしてる -- Linus Torvalds

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