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セキュリティ

教育再生懇談会より、子供が持つ携帯の機能を制限する提言 188

タレコミ by wakatono
wakatono 曰く、
時事ドットコムをはじめとし、いくつかのメディアに掲載されているが、教育再生懇談会の中間報告素案の中に「インターネット上の有害情報対策として『小中学生に携帯電話を持たせない』」ということが盛り込まれているとのこと。第2回教育再生懇談会の議事録を見ると、その経緯が書いてある。興味深い部分はいくつもあるが、たとえば以下の部分などは「一般的な親」の認識と見ることができる。

フィルタリングは義務的につけるべきだ、あるいは企業が規制すべきだという意見、それから篠原さんの携帯を持たないという意見、私もどちらにも賛成で、自分も中学生の息子には持たせておりません。ただ、現状すぐにそうはいかないと思います。実は今日いただいたこの資料は、私、親としてここまで怖いものだというのはこれを読むまで知りませんでした。このぐらいの詳細なものを市町村の教育委員会のレベルで親御さんにまず御理解いただくところから始めて、許可を与えないという判断をしてもらう方がスピードの上では速いと思うので、有害情報が本当にどういったものかという周知を徹底して行ってはいかがかという感想を持ちました。
もちろん、/.-Jの参加者の方々には、このあたりのリスクについては認識されていることと思うが、世の中に目を向けると、このようなリスクについて認識していない親御さんが圧倒的に多いというのも実感している。

保護者に対する教育や情報提供を行うとともに、保護者の心配を軽減する(フィルタリングの)しくみを導入する、というのは筋としては悪くないように思うが、実際のところどこまで効果があるのかはわからない(まったくないとは思えないが)。この部分は、「教える側がどこまで訴求できるか」というところも多分に影響するが、これを実行できる人がどこまでいるのか、てのがまったくわからないあたりが1つ懸念材料としてあげられる。個人的には、フィルタリングのしくみもさることながら、「どこにアクセスしたのか」の情報を保護者に通知するサービスがあってもよいと考えている(子供がどこに行ったかをチェックできるようにする)。やりはじめたらきりがないわけだが、どの程度できるとよいのだろうか?
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XenSource、無償版を含む新製品をリリース

タレコミ by wakatono
wakatono 曰く、
XenSourceは、12/14に新製品をリリースした。 すでにリリースされていたXenEnterpriseに加え、Windows専用の仮想化プラットフォームであるXenServer、無償版のXenExpressがそれにあたる。

それぞれのプロダクトの差は、以下のとおり。
  • XenEnterprise
    16GBまでの物理メモリをサポートし、VMのインスタンス数に制限はない
  • XenServer
    8GBまでの物理メモリをサポートし、Windows Server 2003もしくはWindows XPのVMインスタンスを8つまで同時実行可能
  • XenExpress 4GBまでの物理メモリをサポートし、VMインスタンスを4つまで同時実行可能
ちなみに価格だが、XenExpressは無償、XenServerはサブスクリプションライセンスのみが用意されていて、年間99ドルとなっている。ちなみにXenEnterpriseはこれまでと変わりはない。

仮想マシンというと、どうしてもVMWareが出てくる。そんな状況の中、XenSourceがどう伸びてくるのかが非常に興味あるところだが、XenServerの中途半端な機能と価格設定がどうしても気になる。どうせならば「Windows only」などといわずに何でも仮想化できるとしてほしかったし、仮想マシンの数とサポートするリソースの分量に差を付ければよかったのでは、というのもある。XenSourceとしては、XenServerもお試し(もしくはお試しサポートが受けられるもの)という位置づけにして、とっととXenEnterpriseにステップアップしてほしい、というメッセージを含めているのかもしれないが、本当のところはどうなんだろうか。
758354 submission
教育

ThinkQuest@JAPAN 2005の授賞式開催される

タレコミ by wakatono
wakatono 曰く、

2006年6月24日、早稲田大学の井深大記念ホールにて、第8回全日本Web教材開発コンテスト(ThinkQuest@JAPAN 2005)のファイナリストプレゼンテーションおよび授賞式が開催された。ThinkQuestとは、もともとは1995年にアメリカで始まった、Web教材開発コンテストであるが、日本でも開催されるようになってから8回目になる。このコンテストの狙いは4つあり、チームおよび作品について、「いかに知識をつけ」「それを表現し」「どのような形でチーム内での協力を行い」「それを『教える立場』として完成させるか」というあたりを重視している。また、単に作っておしまいというものではなく、サイトの企画やその作成、改善、プロモーション全体にわたって評価されるため、長丁場かつ多くの人が携わる、いい感じに大掛かりなコンテストである。

結果詳細はいずれ、ThinkQuest@JAPANのWebページで公開されるとは思うが、ファイナリストとして残ったものの中から、中学生の部、高校生の部ごとに銀、金、プラチナという賞が授与され、その上で、部門横断的に一番良かったものについて「最優秀賞」を、それ以外だと経済産業大臣賞、総務大臣賞、ベストドメインネーミング賞、Best English サイト賞、English サイト奨励賞という賞を授与される。 作品のレベルは回を重ねるごとに向上しており、また、ファイナリストプレゼンテーションの内容も、発表3分/質疑応答2分と短い時間であるものの、内容的には非常に充実したものであった。

プレゼンテーションを聞いててびっくりしたことの一つに、ファイナリストの所属が非常に偏っていたということが挙げられる。それとなく聞こえた話では、ThinkQuest@JAPANへの参加を教育の一環として捉え、参加を促している学校があり、選考する側としても優秀な作品であれば、特に所属の偏りは気にしないということだ。このあたりは、今後さまざまな学校からの参加が増えれば、さらに隠れた才能が発掘されるのではないか(今でも充分レベルは高いと思うが)。現状で応募チームが513チーム1295人(中学生:186チーム473人、高校生327チーム822人)ということだが、他の学校のがんばりに今後期待したい。

詳細はオフィシャルページで公開されるが、簡単に賞と作品名を以下に示す。

なお、個人的にCoolだと思ったサイトはplanetaria、面白いと思ったサイトは、ピアノフォルテ英会話A.I.land古今東西思想館実験で楽しくなる力学教室妖々絵巻という感じか。

759699 submission
ネットワーク

シンプルなIPsec通信アダプタ発表

タレコミ by wakatono
wakatono 曰く、

2月22日、シスメックスRA株式会社は、イーサネットに直結する形のIPsec通信アダプタNetScramblerシリーズを発表した。発売は6月だが、3月のSECURITY SHOW 2006で参考出品するとのこと。

暗号化は3DES-CBCとAES-CBC、ハッシュはHMAC-SHA-1-96、鍵交換についてはOakley Group 2、IKEの認証方式としては事前共有鍵方式を採用するなど、IPsec通信を行う装置としてはごく一般的、もしくは鍵交換の部分が少し物足りない印象を受ける。ただ、特筆すべきはその大きさ。写真を見る限りは、USB-LANアダプタなどと同じくらいの大きさ。前述のIKE認証やACアダプタの存在など不満な点はあるものの、認証方式を追加したり、PoE対応にしたりというようになってくれればという希望もある。

事前に設定した内容とともに配布して使ってもらう、ということが容易に出来るとかの期待は出来るは、モノが小さいということもあって、これが盗まれたらという懸念もまた生じる。さて、あなたならばどう使う?

762242 submission
サン・マイクロシステムズ

Sun純正ノート型ワークステーションをリリース

タレコミ by wakatono
wakatono 曰く、
ITmediaの記事によると、Sunは、Sun Ultra 3 Mobile Workstationとして自社製初のノート型WSを発表したとのこと。SPARCチップを搭載した可搬型WSとしては、SPARC LT(東芝)Pシリーズパナソニックソリューションテクノロジー)SPARCbookTadpole)をはじめとしていくつかある。Sunがこれまでにリリースした可搬型WSとしては、SPARC Voyagerがあるが、ノート型どころかラップトップというにもかけ離れたものだ(それでもバッテリを搭載可能であり、ACなしでも少しは使える)。これらの事実と、可搬型、とりわけノート型WSの開発実績を考えると、Tadpoleの技術をSunにフィードバックした結果、今回の製品が出てきたと考えるのが妥当だろう。気になるお値段は3400ドル〜とのことで、ノートPCと比較するとチト高め。でも、Sun純正のノートWSがリリースされるならば、一度は使ってみたいなぁ…。
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セキュリティ

公式SoftEther活用ガイド

タレコミ by wakatono
wakatono 曰く、

SoftEtherの動作原理から活用事例までが一通り網羅されており、SoftEtherによる「L2レベル」のVPNを構築するには必要十分な情報は本書を通じて得られるだろう。
SoftEtherを使った場合のセキュリティリスクについても簡単ながら触れてある。踏み台にされる危険性(おそらく仮想LANカード側)や仮想HUBの管理における注意など、簡単ではあるが「気をつけなければならない」点について、このような性質の書籍で触れられているのは好感が持てる。

ただ、SoftEther MLを読んでいると、L2レベルのVPNで発生する問題もさることながら、L3レベル(IPレベル)で「通信できない」というようなトラブルが報告されることが多い。このことを考えると、IPレベルでのトラブル事例とその対処について述べるなり、セキュリティリスクとは異なる観点のトラブル発生についても踏み込んでおいた方がよかったように思う。

現状、本書以上にSoftEtherに関して動作原理から事例を語る書籍はなく、SoftEtherに関する記述が本書以上に充実している書籍もないが、これだけで実際のVPN構築も理解できるということにはならないので、この点には注意しておいた方がよい。もっとも、ソフトイーサ株式会社の事業内容に「コンピュータ解説書・ガイドブックなどの製作と出版」とあるので、公式ガイド以外にも書籍やガイドの類が出る可能性はある…のかな?

766111 submission
法廷

オープンソースの法律相談所スタート

タレコミ by wakatono
wakatono 曰く、
OSCARアライアンスは、2004年6月4日からオープンソース・ビジネス推進を目的として、ライセンス問題を含む法律相談を開始している(プレスリリース)。調査が必要な場合はその分の費用は別途かかるが、相談は無料。基本的には基本的には事務局が対応するが、高度と判断されるものは弁護士の尾崎孝良氏にエスカレーションされ、氏が直接対応するようになるという。
個々の企業が個別に弁護士に相談するということは行われていたが、このような形でNPOが積極的に問題解決に貢献する姿勢を見せるのはある意味画期的。
766951 submission
スラッシュドット

スラッシュドットファンド(基金)設立へ

タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
本家筋より、かねてより本家Slashdotに掲載されたサイトがあまねくSlashdotted(アクセスが集中してサーバがパンクすること)になることから、そのような状態になった(もしくはなりそうな)サイトを救済すべく、Slashdot Fund(SF)が設立された。同時に事前にSlashdottedになると予測されたサイトをミラーするFund Mirror(FM)、そしてそれらを統括するOSDN *Dotted Negation (OSDN) が設立された。また、これらの運営資金を調達する目的で、ThinkGreekの開設も表明された。

これらの施策により、1つでもSlashdottedなサイトが減ることを祈る。

767702 submission
ニュース

コメント案(個人として出そうかどうしようか迷った挙句、こっちに)。

タレコミ by wakatono
wakatono 曰く、

このコメントに対する返事として書いたものです。掲載ポリシー系の話も含むので、独断専行はちょっとなぁ…ということで、こっちに。

現在進行形で進んでいることをあえて記事として掲載したのは、「時期が時期であり、情報システムにおける個人情報の保護という観点でも熟考すべき」ということを考えなければならないというのが前提だ。

今回発生した件については、そういう時期でありながらも全くそれらが考慮されないという現実が浮き彫りにされたケースということで、あえて掲載に 踏み切らせてもらった。

なお、掲載後のリンクの修正については、ご指摘のとおり、こちらの思慮不足であった。この場を借りてお詫び申し上げる。

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プライバシ

抗議文のやりとりとともに個人情報も掲載

タレコミ by wakatono
wakatono 曰く、
以前、ハンセン氏病患者の宿泊拒否で世間を騒がせたアイスター化粧品、一方的な報道に対する誤解を解くべく、アイスター化粧品のWebサイトにおいて抗議文が掲載されている。抗議文の「内容」についての掲載は、誤解を解くにあたって必要なことだ。だが、そこに掲載されている個人情報までも掲載されてしまうのは非常に重大なミスではないか?

「このままでは読者の皆様に誤解を与えると心配ですので、新聞に引用されているメールの交信文を全文以下のとおり公表させていただきます。」となってるのはいいのだが、付随する個人情報まで公開する必要はないはずだ。

おそらく担当者のミスだとは思うのだが、個人情報保護法が成立し、施行されようとしている昨今の事情を考えるといささか看過しがたいミスではないかと思う。

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コンピュータは旧約聖書の神に似ている、規則は多く、慈悲は無い -- Joseph Campbell

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