アナウンス:スラドとOSDNは受け入れ先を募集中です。
1960年に開発がスタートした「Xanadu」、今年4月末についにリリースされていた 56
とはいえまだデモ段階の模様 部門より
1960年にスタートしたProject Xanaduが、ついに初めてのリリースとなる「OpenXanadu」を公開した(GIGAZINE、元ネタのGuardian、Engadget)。
Xanaduは「世界初のハイパーテキストプロジェクト」だそうで、「ハイパーテキスト」や「ハイパーメディア」といった用語を生み出したTed Nelson氏によって考案されたもの。Xanaduは双方向のリンクやP2Pでの配布、文書のバージョン管理システムといった特徴を持ち、開発者らはHTMLよりも高機能であると主張している。
OpenXanaduはWebブラウザ上で動作するとのこと。ただし、ドキュメントの作成などには対応せず閲覧のみしか行えない。また、オープンソースでもないとのこと。
PTSDを脳に極小チップを埋め込む手法で治療するプロジェクト 31
米国のPTSD対策は気合いが入っているな 部門より
国防高等研究計画局(DARPA)がPTSD(心的外傷後ストレス障害)の治療に向けた新しいプロジェクトを立ち上げた。カリフォルニア大学サンフランシスコ校とマサチューセッツ総合病院の2つの研究チームに5年間で2600万ドル(約26億4000万円)という予算が与えられる。成功を収めれば、アメリカの介護費用の3分の1を占めるPTSDおよび、何百万もの不安障害患者の治療に大きな影響を及ぼすと見られている(GIGAZINE)。
このプロジェクトは「SUBNETS」と呼ばれており、脳と頭蓋骨の間に極小のチップと電極を埋め込む。チップは脳内の電気信号をモニターし、PTSDのような精神的な疾患の治療をに必要なデータを無線で送信できるという。また電極は症状を緩和するための電気インパルスを発生させる役割を果たすそうだ。
公園に設置されたダビデ像やビーナス像に「教育上ふさわしくない」との苦情 138
設置反対派がいたずら書きを 部門より
insiderman 曰く、
島根県奥出雲町が公園に設置したダビデ像とビーナス像に対し、苦情などが寄せられているそうだ (YOMIURI ONLINE の記事) 。
ダビデ像は古代イスラエルの王をモチーフにして作られた彫像で、今回騒動となっているのはミケランジェロのダビデ像を模して作られたもの。また、ビーナス像は愛と美の女神であるビーナスをモチーフに作られた彫像で、ミロのビーナスを模して作られたもの。どちらもオリジナルは非常に著名かつ評価の高い作品で、ダビデ像はイタリアのアカデミア美術館に、ビーナス像はフランスのルーブル美術館に展示されている。
ダビデ像は全裸、ビーナス像は下半身のみを布で覆った半裸であり、これに対し彫像を設置した町議会に「子どもが怖がる」「教育上ふさわしくない」という苦情が届いているという。ただ、これらの彫像を「卑猥なもの」と見なす人々は日本だけでなく海外にも一定数存在する模様。美術品とはなにか、を考えさせる騒動であろう。
ファーストサーバ、大規模障害の中間報告を発表 185
同様の構成を取っているところは結構あるんじゃないかと思ったり 部門より
先日ファーストサーバで大規模な障害が発生しましたが、その概要と原因についてファーストサーバー側が中間報告を公表しました。
バックアップデータまでも消失した原因は、バックアップ環境を待機系のように運用していたためのようです。