FreeBSDの次期リリース予定が発表

FreeBSD coreチームの取りまとめ役Jordan Hubbard氏から、 今後のFreeBSDのリリース予定に関する アナウンス がFreeBSD-announceに流された。 それによると次期リリースはFreeBSD 4.4で、本年の8月20日にリリースされる。

メールから一部引用すると

2001-08-20:	FreeBSD 4.4 release date
2001-11-11:	FreeBSD 5.0 release date [EARLY ACCESS]
2001-12-15:	FreeBSD 4.5 release date
2002-03-15:	FreeBSD 5.1 release date [GENERAL ACCESS]
2002-04-20:	FreeBSD 4.6 release date
2002-07-15:	FreeBSD 5.2 release date [BEGIN -STABLE]

という予定になっている。WindRiverにBSDiが買収された影響を不安がる向きに対し、 これまでと何ら変りはないというアナウンスがあったが、 それでもなおどこかしら不安に思ってしまうのが人情というもの。
今回明確な(それでも数日の誤差はあるだろうが:-))リリース予定日が示されたことにより、 その不安も軽減されたのではないだろうか。

Re:リリース日って

[kimura (2954)]

何を重視するかにもよるでしょうね。安定性という意味で言えば、ある程度の日程を決めてあった方が作業しやすいのでは？漠然と作業し続けると、常に新しい(不安定な)機能が加えられ続けるので、いつまでも安定しない危険性があります。逆に言えば、日程が決まっていることにより、新しい機能をテストする時間が足りずに、新機能の取り込みが見送られることも起こり得るでしょう。っていうか、しょっちゅう起きてますね。「XX-Releaseには間に合わなかったので、次のリリースに...」っていう情報、よく見る気がします。

FreeBSDは従来からリリース予定は前もって公表されているので、今回の発表についても、単に「従来予定通りにリリースしまっせ」というだけの話でしょうね。でも、4.3-Rのベータテスト期間の長さを見ればわかるように、従来でも「完成度が低い」と判断された場合、リリース日程は平気でずれ込んでいますし、完全にこの日程通りに出ると思っている人は少ないのでは？

リリース日って

[beatak (2475)]

こういうパフォーマンスで安心させてくれるのはいいけど、オープンソース開発としては、あんまり好ましいものではない気がする。だって、それなりの完成度を持ってリリースとするのに、日にちばっかり先行しちゃって、クオリティが落ちるのは怖いし。

かといって、linux のように１年も待つのはイヤだけど（笑）。

Re:リリース日って

[assamtea (1609)]

FREEBSD4.4のリリース日は、利用者からすると単に目安ですね。CURRENT(最新開発分流)からの初回分岐ではなくて、STABLE(ちょっと前に仕様ある程度固めたよ分流)へのCURRENTからのMERGEなどなどなのがRELEASEということなので、どれを取捨選択するかで、ざっと予定は決められるのでしょう。5.0のほうがきちんとリリース日にでるとは思えない。

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assamtea