ヒト成長ホルモン製剤によるヤコブ病発症者からアルツハイマーの原因となる物質が確認される 12
ストーリー by hylom
外部からの要因による発症の可能性 部門より
外部からの要因による発症の可能性 部門より
あるAnonymous Coward 曰く、
「汚染」された成長ホルモン剤の投与によって、アルツハイマー病の原因とされるAmyloid-βという物質が体内に蓄積される可能性が報告されたという(NHK、Nature掲載論文)。
1970年代ごろ、人間の遺体の脳下垂体から抽出した成長ホルモン剤が原因で、脳機能障害の一種であるクロイツフェルト・ヤコブ病を発症するという事件があった。ヤコブ病は「異常プリオン」と呼ばれる物質が脳内に侵入することで発症するが、この異常プリオンに汚染された脳を「原材料」として使用したために発症したとみられているが(WIRED)、死亡した患者の脳を調べたところ、脳内でAmyloid-βの蓄積が確認されたという。
つまりヤコブ病と同様、Amyloid-βについても外部から体内にその種が持ちこまれる可能性がある、ということらしい。
単純にアルツハイマーが人から人に伝染する、という話ではないことは強調しておきたいが、まだ明らかになっていないアルツハイマー発症のメカニズムを解き明かすきっかけになるのかもしれない。
タイトルはきっちりつけましょう (スコア:0)
ヒト成長ホルモン製剤によるヤコブ病発症者からアルツハイマーの原因となる物質が確認される
↓
ヤコブ病と同様に、アルツハイマーも汚染された物質から感染する可能性が指摘される
Re: (スコア:0)
そもそも感染なの?中毒じゃないの?と思ったら、すでに感染する可能性は指摘されているらしい。
だから後者が適当ともいえない。
人による実例かもしれない事例があった、程度ではないのかな?
Re: (スコア:0)
タイトルが目に入った瞬間に違和感あった
hyromは脳の検査してもらったほうがいいんじゃね?
Re: (スコア:0)
今回はタレコミから間違ってるから許してやっても良かろう。
狂牛病みたいなもん? (スコア:0)
あれは、肉骨粉食わせてたんだっけ。
人には人のなんちゃらってCMがあるけど、原材料の汚染ってちゃんとチェックされてるんだろうな。
Re: (スコア:0)
インドネシアだかあっちのほうの、宗教的食人の習慣のある部族では、
昔からヤコブ病みたいなのが発生してたって話を読んだことあるような気がする。
Re: (スコア:0)
クールー病はもう少し続けてたら住民が
抵抗性のある遺伝子を持つようになったのではないかって話がある。
http://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2015/06/post-3694_1.php [newsweekjapan.jp]
アルツハイマーになる人とならない人がいるのも遺伝子の違いだったりするのだろうな。
Re: (スコア:0)
イギリスとかだと、羊の脳から作ったパテとか昔から食べてたはずだけど、
抵抗持つ人がそれなりにいたりはしないのかな。
Re: (スコア:0)
BSEは肉骨粉をやめたりして発生しなくなったらうやむやだね。
全頭検査ってまだやっているんだっけ?
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Re: (スコア:0)
発生しなくなってるんなら、うやむやじゃなくて解決したというべきちゃう?
Re: (スコア:0)
全頭検査はアメリカの圧力で廃止されました。ところで台湾が福島産農産物の輸入を拒否 [srad.jp]するなどという非科学的な暴挙はもちろん許してはなりませんよね。
Re: (スコア:0)
血液製剤によるHIV感染と狂牛病との合わせ技みたいなもの、かも?というのが元記事。
CMのやつは知らないが、薬の場合はその時代に知られている範囲での原材料の検査はしているはず。
ミドリ十字はそれを怠ったので損害賠償になった、刑事事件にもなった。
この記事の薬は、1970年代のものだから、今の基準での検査が不十分でも仕方が無い。
Amyloid-βが、狂牛病プリオンのように働いている可能性を示唆しているけれど、検証とかはまだまだ。
HIVは、9000塩基対のRNAで、狂牛病プリオンは、アミノ酸が209個のたん白質。Amyloid-β はアミノ酸40個ほどの小型のたん白質。
例えば、ある種のヘビ毒もアミノ酸60~70個の小型のたん白質。