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変なモノ

ロボットアームはラット脳細胞の夢を描くか

タレコミ by y_tambe
y_tambe 曰く、
一見、単なる書きなぐりにしか見えないこの絵だが、これはアトランタで培養されているラットの脳細胞が、1300km先のニューヨークにあるロボットアームで描いた「肖像画」だ。
Nature Science Updateによると、これはMEARTと名付けられた、ジョージア工科大学(アトランタ)のSteven Potter西オーストラリア大のGuy Ben-Aryらが共同開発したシステムで、ArtBots(7/12-13にニューヨークのEYEBEAMギャラリーで開催されたRobot talent show:ロボット演芸ショー?)に出展したものだそうだ。
ニューヨークのギャラリーにはライブカメラとペンを持ったロボットアームが備え付けてあり、そこからアトランタの研究室で培養されているラット脳由来の神経細胞にインターネット経由で連結されている。神経細胞は64個の電極付きのグリッドの上で培養されていて、この電極を介して信号のやりとりを行う。 ニューヨークのギャラリーに来場した者がカメラの前でポーズを取ると、その信号がアトランタに送られ、その刺激を受けて細胞が発する信号を送り返してアームを動かして絵を描く仕組みだそうだ。残念ながら受賞(ArtBotsの来場者と参加者の投票により選ばれる)は逃したそうだが、すでにファンも獲得しているそうで、7/17にはニューヨークの別のギャラリーでも展示される運びらしい。
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計算機科学者とは、壊れていないものを修理する人々のことである

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