福島第一原発1号機で再び水素爆発の危機?
タレコミ by Anonymous Coward
あるAnonymous Coward 曰く、
朝日新聞および産経ニュースの報道によれば福島第一原発1号機の格納容器配管内に可燃性ガスが100%充満していることが判明した. 東京電力は可燃性ガスのほとんどが水素とみている. 東京電力は水素濃度が極度に高く、酸素がほとんど無いため爆発する危険性は小さいとの見解を表明した. つまりとにかく安全だと主張している.
朝日新聞(asahi.com) http://www.asahi.com/national/update/0924/TKY201109240148.html
産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/110924/dst11092414170010-n1.htm
配管が100%の水素ガスで満たされていれば、漏洩した水素は濃度が下がって爆発の危険性のある濃度となる. すでに注入した冷却水が漏れだしていることより1号機の格納容器は破損していることが判明している. 当然、配管が損傷している可能性もあり水素爆発の危険性があるわけなのだが、それにもかかわらず危険性は無いと主張する東京電力の技術力をどう思われるだろうか? 本当に東京電力の言っていることが正しいなら、ガスを扱う様々な機器類において安全性確保のためにおこなわれている窒素パージなど無駄であるということになる. 水素爆発三連発で大惨事を起こしたにもかかわらず、原発屋はまだ懲りていないのであろうか?
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