コンピューター科学を専攻する女性の割合とネットアクセス、負の相関関係

eggy 曰く、

これまでも大学でコンピューター科学を専攻する女性は男性に比べて少なかったが、インターネットの登場によりその差がますます開いているという。Beth Andresbeck氏のブログ記事によれば、コンピュー科学を専攻する女性の減少と、インターネットアクセスには相関性があるとのこと（本家/.）。

ヨーロッパ諸国の23カ国を対象に、女性がコンピューター科学を専攻する割合と、増加するインターネットアクセスの相関関係を調べたところ、3カ国を除いて、いずれも強い負の相関関係が見られたという。

Andresbeck氏はこの要因として、インターネットカルチャーは実力主義であるが、そのため皮肉にも、性差別的な行動が助長されてしまいがちで、女性の成果及び関心の両方を損なってしまっていることを挙げている。また、ソフトウェア開発のおける男性的文化への帰属意識が、多くの女性を遠ざけてしまっているのだという。男性的文化はインターネットの登場以前から存在していたのだろうが、インターネットにアクセスできるようになったことから、早い段階でこうした態度に遭遇しやすくなっているとのこと。

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