
Anonymous CodeRedの日記: インストールメディアが付属しないメーカー製PCにWindows8.1をクリーンインストールする
誰しも考えるような事のはずがなかなか情報にたどり着けない。
最近のWindows8(8.1)プリインストール機はほとんどインストールメディアが付属しない。
プロダクトキーが記載された所謂COAシールも貼ってない。
それどころかリカバリメディアを作成するためのソフトすらインストールされていない。
通常はHDDのリカバリ領域から初期化するかWindows標準機能(回復ドライブ作成)を使えということらしい。
しかし、Windows標準機能で作成する回復ドライブに回復パーテーションのコピーは一回しかできないという。
作成したUSBメモリはコピー可能なものの、信頼性や紛失のリスクはある。私はUSBメモリと同じ程度に自分を信用していない。
それに勝手に起動するいやらしいメーカー謹製ソフトやダサい壁紙や30日間しか使えないセキュリティソフトとおさらばして1点の曇りなく清潔な環境をいつでもいつまでも何度でも構築出来るようにしたい場合はどうすれば良いのか。
ついでだから内蔵HDDをSSDに交換してやってみた。
対象
Lenovo ThinkCentre M93p Tiny 10AA0045JP
OSが8.1proでオンサイト3年保証付がお値段税込みサンキュッパなんて素敵。ステマ完了。
インストールメディアをどうするかというとこちら(他のWindows7PCとかでも作成可能)
Create installation media for Windows 8.1
http://windows.microsoft.com/en-us/windows-8/create-reset-refresh-media
マイクロソフトは基本的にユーザーと敵対する組織ではあるが、たまにこういう良い事をする。赤い人の祭り的な時節だからだろうか。
iso作ってDVDに焼いてって選択肢もあるが、どうせ本体にドライブがないのでUSBにする。
容量4GB必要だかUSBメモリが無かったので、誰の机の引き出しにでも転がって居るmicroSD+USBリーダーを利用する。
ツールのインストールや使い方その他は簡単なのでぐぐってね。
そして出来上がったらWindowsを「完全」シャットダウン。方法はぐぐってね。
HDDをSSDに交換する。分解方法はサービスマニュアルがどっかに転がってるのでぐぐってね。
ドライバー1本あればとっても簡単。万が一クリーンインストールに失敗した場合は外したHDDに戻せば良い。
それでは先ほど作成したmicroSD+USBリーダーをつっこんで起動。
Lenovoロゴが出る前後でF12連打。
うまくいくとstartup device menuが表示されるのでUSBを選択して起動。
無事起動したらおなじみのインストール画面が出るので、しばらく待つと言語やらキーボードやら選ぶ画面が出るので次へをクリック。
今すぐインストールをクリック。
さてここでプロダクトキーはどうするの?と思ったあなた。ノープロブレム。
プロダクトキーは必要ありません。
最近のWindows8(8.1)プリインストール機の場合、本体(BIOSその他)の中にプロダクトキー情報が埋め込まれており、OSインストール時及び最初にインターネット接続された時、その情報を参照して認証が行われます。
つまりユーザーはプロダクトキーを知る必要がないと言うことです。
実際のインストールではプロダクトキー入力画面はスキップされて表示すらしません。
後は通常のインストールと同じなので割愛。
このインストールメディアには8月までの修正が含まれるのでインストール後のアップデートも早く終わる。
この機種の場合、ドライバはほとんどOS標準のもので大丈夫みたい。
デバマネでいくつか不明なデバイスが残るけど、インテルのチップセットドライバをインストールすると殆ど消える。
一個だけ残ったやつはインテルのSmart Connect TechnologyだかRapid Storage Technologyyのやつみたいだけど実害が無いので放置。BIOSで当該機能をDisabledにするかドライバ探してインストールすれば消えるらしいが。
これで清清しいクリーンな環境を手に入れることができた。
作成したmicroSDはいずれまたカオスの海に飲み込まれるであろうがこのツールがある限り何度でもよみがえるであろう。
補足や訂正は親切な人がやってくれるはず。たぶん。
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