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ゲーム

NightWalkerの日記: ドラクエ10はWii/WiiU向けオンラインゲーム 3

日記 by NightWalker

「ドラゴンクエストX 目覚めし五つの種族」正式発表、シリーズ初のオンライン対応

突込みどころ満載で困る。しかも、面白そうだから、もっと困る。
・無線LANしか無く、HDDも積んでないWiiのオンライン普及率は低いんじゃないの?
 WiiU本体の後ろにLAN端子がなかったし、HDDは外付けで対応ということだから
 任天堂はオンライン機能を充実させるつもりはないと思ってた。
・DQ9はオフラインだけでも最後まで遊べたはず。
 今回はタイトルに「オンライン」とあるから、オフラインでいっさい遊べないという事?
 →オフラインで遊べるのは最初の数時間
・WiiUのローンチタイトルの目玉になるのは間違いない。
 一番普及しているハード向けにドラクエを出す、というポリシーは失われてしまった。
 その他、いたスト等のラインナップを見ても、部門ごと任天堂に買われてしまったんだろうな。
・オンラインなら、Wii特有のコントローラー操作をしなくて済みそうだし
 技術的にはPC/PS3/360でも出せるだろう。しかし任天堂社長が登壇するようじゃ、ありえないな。
・一番の懸念事項は、課金の問題。
 モンハン3(Wii版)は、オンライン接続費が毎月課金された。ドラクエはどうなのよ?
 →「希望小売価格・利用料金:未定」とのこと。利用料金は取るみたいですね。
 さらにアイテム課金の有無。オンラインゲームならば当然アリなわけで、
 安心して子供にやらせる事ができるゲーム、とは到底いえない。

なんか、俺の中の最後のドラクエはDQ8って事でいいや。
システムはあれでいいから、新シナリオでDQ8-2を出してくれないかなー

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  • by Anonymous Coward on 2011年09月05日 17時31分 (#2014788)

    東京ウォーカーの記事 [yahoo.co.jp]では一人でも遊べるゲームに仕上げるというコメントが出ています。
    一番普及しているハード向けにドラクエを出すというポリシーは、ドラクエのためにハードを買う人が少なくて済むように、ということでしたから、Wii で出している時点で失われてはいないんじゃないでしょうか。Wii U については正直よくわかりませんが、Wii と共通度が高く低コストで移植できるとかそんなんでしょうかね。
    アイテム課金のないオンゲはいくらでもありますし、オンゲならば当然アリなんてことはないです。
    月額課金はモンハン3が最初しばらく無料期間でそのあとは30日800円~90日2000円でしたから、このへんが目安になってくるんじゃないでしょうか。

    • WiiUで出すとか、3DSに持ち出せるといったあたりは、政治的な理由でしょう。
      現時点では発売日もわからないWiiUの普及に貢献する事が容易に想像できるわけですが
      ゲーム機普及の理由にされるのは従来のポリシーに反するんじゃないかな。
      # ドラクエのためにハードを買う人が少なくて済むように、という理由だけがポリシーじゃないと思います
      普及はしているものの、Wiiの現状はソフトもハードも収束してきているので
      来年発売のソフトをWii専用にするという選択肢は、現実的には選びにくい事は確かですけどね。

      WiiとWiiUの共通度が高いというのは知りませんでした。
      各社マルチプラットフォームな開発環境を整えているようですが、その中でも特に融和性が良いということでしょうか?
      技術的な理由より、政治的・営業的な理由なのではないかと考えたほうが自然なんじゃないかな。

      アイテム課金の無いオンラインゲームが多いという事はわかりました。
      でも、「アイテム」だけじゃなく、ゲームソフト購入後に定期的or選択的に追加の料金を払わないと
      実質的にゲームを楽しむことができない状態になるのは、オンラインゲームの宿命だと思ってます。
      一般的に「安心して子供にやらせる事ができるゲーム」から外れてしまいました。
      ドラクエのプレイ層は、子供だけじゃなく老人までカバーすると思いますが
      自制心が未発達で使える金が少ないと思われる「子供」を引き合いに出してます。
      大人であっても、接続料1ヶ月800円では微妙な線だと思いますよ。

      プレイスタイルに関しては、一人でもプレイ可能、アイテム買わなくてもプレイ可能と言っても
      それが現実的かどうかも重要です。こういった点は、配慮するという事ですからお手並み拝見というところです。

      自宅にネット回線があり、無線LAN環境と接続スキルを持っている必要があるというのもハードル高そうですね。
      買ったはいいけど、ネット回線を引いていないから遊べない、という人も続出しそうだ(オンライン専用だった場合ですが
      無線LANに関しても、分かる人はどうって事ないけど、トラブルと原因がわかるまで大変です。
      ストーリーのほうでは有線でつなぐほうが超少数派 [srad.jp]という事を書く人もいるけど、ちょっと信じがたい。
      「ドラクエ対応」と名うった無線LAN親機でバッファローが大儲けしている姿が目に浮かぶ。

      -------------
      最初の日記で言いたかったことは
      1) 政治的・営業的な理由によるハード選択の方針転換の驚き(まさにサプライズ
      2) オンラインゲームに不向きなゲーム機向けにオンラインゲームを作るチグハグさ
      3) オンラインゲームの特徴とドラクエのプレイ層の不一致
      といったあたりだったと思います。まだ頭の整理がついてないや。

      親コメント
      • DQ10をPS3で出せ、という声もあるらしい。なんか変な方向に進んでるな。
        ついでだから、書いてしまおう。

        DQ10がWii向けに出るという事は、従来からの「多く売れたハードにドラクエ新作を出す」
        というポリシーに従っているので、これは正しい。
        しかもDQ9の発表会で既に「DQ10はWii」と発表済みだったはず。
        この点に関しては、何の問題もないだろう。

        Wiiというゲーム機は、ゲームに興味を持たない人(非ゲーマー)をターゲットにしたゲーム機だった。
        ハードスペックに興味がない人向け、言い換えるなら、ハードスペックを気にする人はターゲットではなかった。
        これはゲーム機のコンセプトの話であり、悪口などではない。
        このおかげでWiiは発売当初からよく売れ、そして早く収束した。

        ゲーマー向きに作られていないWiiで、比較的ディープなゲームカテゴリーである、
        オンラインゲームをやろうというのが、最大の間違いだ。
        不可能じゃなく、可能ではあるだろうが、向き不向きで言うならば、不向きだ。
        これはハード面もそうだが、非ゲーマーに課金システムを採用しようと考えているのも無理がある。
        携帯は、通話料金と一緒に引き落とされるから課金アイテムを買うのだ。
        プリペイドカードを買い求めてサーバー接続料を払う非ゲーマーはなかなか居ない。

        オンラインゲームに適したハードスペックとしては、
        (1)確実に通信できる有線LAN
        (2)キャッシュを保存できるHDDが思いつく。
        その他、キーボードマウスも繋がると良い。
        Wiiは(1)も(2)もオプションだ。問題なのはWiiUも(1)(2)がオプションだという事。
        つまり、WiiUもオンラインゲームに適していないと言うことだ。

        WiiUは未発売のゲーム機だ。未発売のゲーム機向けにドラクエを作るというのはポリシーに反する。
        任天堂は、スクエアエニックスのポリシーを、曲げさせるほどのオファーをしたのだろう。
        それは仕方が無い。
        しかし、新ハードでありながら、オンラインゲームに適していないWiiU向けに
        オンラインゲームをオファーするという辺りに任天堂のチグハグさを感じる。

        Wii/WiiUマルチ展開のオファー後に、ドラクエが完全オンラインゲームになったのだろうか。
        それならば仕方がないのかもしれないが、そもそもWiiUのターゲットはどこなのだろう。
        E3でWiiUの発表をした時にEAを呼んだことから考えても、ゲーマー回帰と考えて良いのだろう。
        Wiiで開拓した層も抑えつつ、ゲーマーにも納得のスペックを持つことを目指したのだろう。

        画像出力はHD化し、性能が高い [impress.co.jp]ようだから、360/PS3/WiiUのマルチが増えるだろう。
        マルチであってもサードパーティからゲームがリリースされ続ける事が重要だ。
        独占タイトルは任天堂自身が作れば良いのだから。
        しかし、ゲーマー対策としてはハード構成が中途半端に見える。それはHDDの存在だ。
        オンラインゲームに限らず、ゲーマー向けゲーム機においてHDDの有無は重要な要素だと思う。
        そして、WiiUはソレを採用しなかった。これは大きな決断だ。

        ゲームのインストール、ディスクキャッシュ、DLCの保存など、HDDを搭載することで自由度が広がる。
        なによりマルチリリースされる他のゲーム機には、みんなHDDが積んであるのだ。
        しかし価格の問題がある。2THDDが1万といえば安いが、ゲーム機の値段の+1万円のインパクトはでかい。
        だからHDDの有無が、WiiUのターゲットを任天堂がどう考えているかの指針となる。
        非ゲーマーとゲーマーの両立は無理なのだ。

        長くなったので、ドラクエの話に戻って、まとめよう。
        Wii/WiiU向けにドラクエを作るのは良いが、それがオンラインゲームという判断がおかしい。
        WiiU専用だとしても、オンラインゲームは残念ながら不向きだ。
        オンラインゲームならば、ナンバーを外してマルチ展開(PC/PS3/360)にすべきだろう。
        しかし、上記の3点は「ドラクエ」ブランドとして作ることで克服しようとしていると信じる。

        最もドラクエ的なシステムはDQ8だと思う。
        ちょっとシナリオが残念だったけど、今まで思い描いていた映像がDQ8にはあった。
        しかし、ドラクエの売りはシナリオではなかったのか。
        シナリオに合わせたグラフィックやシステムを毎回作るから遅くなるという話は理解できるが(変だとは思うよ)
        「オンライン」というシナリオは、ドラクエ的じゃない。真逆なモノに感じてならない。
        もうシステムの新規開発はやめて、シナリオの充実に専念しないか?

        ドラクエは「国民的人気ゲーム」だ。今のままでは全国民が不幸になる。

        親コメント
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皆さんもソースを読むときに、行と行の間を読むような気持ちで見てほしい -- あるハッカー

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