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espyの日記: 同一賃金 2
日記 by
espy
ユニクロ「やはりブラック企業」の批判 柳井氏の世界同一賃金構想が大炎上!(ビジネスジャーナル)
土地代や家賃、物価、エネルギー代や食料品、その他の物価が各国ごとに違うから賃金は当然違う...んとちゃうんかと。
グローバル化は、ある程度は仕方がないかも知れないが、それが絶対真理のように考えるのは間違っている。
24時間戦えるんですか? (小田嶋隆の「ア・ピース・オブ・警句」)
「しかしながら、日本人の多数派が、グローバル社会という難敵に直面せねばならない近未来を、私は信じない。
というよりも、そういう事態を招来せしめないために、われわれは、いまのうちからアタマを絞ってかからないといけないはずなのだ。 」
オダジマさんに同感 (スコア:1)
企業経営者が「世界と戦うために云々」というのは、役割として当然だと思うんだけど、政治家や行政がそういう言説を全面肯定したり、バックアップしたりするのは間違いだと思う。
政治家や行政は、これからの日本社会を考えなければならいし、日本社会の存続を重視するなら、国民生活を考えなければならないと思う。
いつまでも発展途上国型で「経済最優先(実情は企業最優先)」では立ちゆかなくなる。
いきなり、北欧や西欧のような生活重視型は無理にしても、今より国民生活が窮乏化するのを防ぐという視点で政策を考える必要があるのではないかしら。
理論的に考えたら、狩猟採集生活している民族全員が、産業社会に参加するまで労働者の給与は下がり続けるはず。
つまり、ほおっておいたら「年間100万円」どころか、0に限りなく近づいていく。
なので、私はオダジマさんの結論に同意する。
Re:オダジマさんに同感 (スコア:1)
ただ....ちょっと考えているのは、
>ほおっておいたら「年間100万円」どころか、0に限りなく近づいていく。
少子高齢化が進む現状と、大局的な、大袈裟に言えば人類の持続可能性を維持した生活を考えると、
大量の通過をぐるぐる回すのではなく、 地域の中 (自国の中) でお互いの提供できる価値をなるべく直接交換するような
経済活動 (例えば、機械いじりのできる人がその技術や製品の提供し、一次産業の人は農産品等を提供する) を
することで、エネルギー消費やゴミを減らすような生活にしなきゃいけないんだろうな、と思うんですよね。
それが実現した世界では、通貨の重要性がいまほどではなくなっていて、持ち金が少なくても衣食住は何とかなる。
そのかわり通貨の流通量は減って、他国とGDP比較すると相対的に下位へ落ちていく。
そういう世界を受容しなければいけないのだと思います。
持ち金が少なくなるので、高いPCやケータイは持てなくなるかも知れませんが。