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fslashtの日記: 全部外れたorz 7

日記 by fslasht

写真

 5連敗。なかなか当たらないものだなぁ。
 十分ハズレを引いたので確率的に次はアタリがくるに違いない。サマージャンボでも買って来ようかな~

 って、確率はかわらん罠。
 ところで、映画「ラスベガスをぶっつぶせ」の劇中でクイズ番組を例にした確率の講義があったんだけど、いまだ理屈わからず。

 確か、3つのドアがあって、そのうち1つが正解。クルマが貰える。
 主人公は最初1つ目のドアを選んだ。
 司会者役の教授が、3つ目目のドアをあけたところハズレ。
 残るドアは1,2の二つ。
 ここで、司会者は主人公にドアを選びなおすか?と問う(クイズ番組でよくある演出)。
 そこで、主人公は2に変更。
 見事クルマは2のドアの後ろにあった。

 主人公いわく、最初はドアは3つともアタリの確率は等しい。1/3ずつの確率。ここまでは当然。
 しかし3がハズレと確定した時点で、選んでいないほうの2のアタリの確率が2/3に上昇した。
 それで2を選んだ。
 結果アタリ。

 えー???なんでー???

 いま調べてみたところ、これは「モンティ・ホール問題」というものらしい。
 選択肢が狭まった経緯を知っていることがミソらしいが、なんとも釈然としないなあ。
 何日かたったらまた読み直してみる。

# ちょっとプログラム組んでシミュレーションしてみてもいいか。

この議論は賞味期限が切れたので、アーカイブ化されています。 新たにコメントを付けることはできません。
  • mixiで「司会者ははずれのドアしか開け(られ)ないから,というとわかるかな。」とアドバイスいただいた。

    もうちょっと考えてみよう。

            ポイントは司会者はハズレのドアを開くということなのですよねえ・・・そうですよねぇ・・・

          最初から主人公が正解のドアを選んでいた場合、どうなるのかを考えればいいのか。
          その場合、司会者はどっちのドアあけても結果はかわらないですね。
          回答者は、みのもんたにファイナルアンサー?と、問われてビビッて違うドアを選ぶ。
          →ドアはハズレ
     最初アタリを選んでいた人は、絶対ハズレ選んじゃう。ダメじゃん。

     でも、最初ハズレを選んでいた人は、必ずアタリになるね!

            お!
            この戦略を使った場合、主人公がハズレを引くのは、最初からアタリのドアを選んでいた場合だけ。
            最初からアタリのドアを選んでいる確率は、1/.3。
            最初はハズレのドアを選んでいる確率は、2/.3。

            これが、2/3ってことかー。ちぃ、わかった!

            でも、まだ気持ち悪い(笑)

    • もう一段、面白い点を指摘しましょう。

      仮に司会者自身正解を知らない場合を考えてください。司会者があなたの選ばなかった扉2つから1つを選んで開けます。もし車だったら、その段階で車はあなたのものだ、としましょう。

      司会者が車のある扉を開ける確率は、1/3です。「あなたが選ばなかった扉のどちらかに車があり(2/3)、そのうち車のあるほうを司会者が選んでしまう(条件付1/2)」必要があるので掛けると 1/3 なのです。

      あなたが「扉を変更する」選択肢を得る状態とは、『司会者がたまたま当たりの扉を開けなかっただけ』になります。つまり 2/3 の確率の世界にあなたはいる。ここの段階で 1/3 の確率で存在した「司会者が当たりの扉を開いてしまい、車があなたのものになる」確率は消費された後。

      すると、残りの扉の当たり確率はそれぞれ 1/2 づつになります。今選んでいる扉も、選んでいない扉も、1/2。どちらを選んでも一緒。

      全体としては「司会者が当たりを引っ張ってしまう確率 1/3 と、
      司会者がはずれを引っ張り(2/3) さらにあなたが当たりを引く確率 (条件付1/2)」
      で、合計 2/3 の確率であなたは車を当てることが出来る(つまり、モンティーホールジレンマの場合と同じ確率になる)。

      .

      判りますか?

      「あなたが最適な戦略を選ぶならば、司会者が扉を開ける行為をする、と決まった段階であなたが車を当てることが出来る確率は、実は 2/3」なのです。ただし、司会者の開ける扉の条件によって

      ・あなたが扉を変更しても当てられる確率は変わらない場合
      ・あなたが扉を変更するとあたる確率が変わる場合

      があります(変更すると逆に不利になる可能性は、実は無い)。

      実はこれ、「扉を変更しても変更しなくても確率が変わらない」としても「扉を変更しておいた方が良い」のです。司会者が本当は正解を知っているかもしれませんから(与えられた情報が不正確・不十分なケースを考慮に入れると、そうなる)。

      もちろん、数学的なパズルとしての答としては与えられた情報が不正確・不十分と言うことはありえないので、「確率が変わらない」なら「どちらでも一緒」なのですが。
      --
      fjの教祖様
      親コメント
    • by kenjixx (35347) on 2008年07月30日 22時39分 (#1393952)

      Wikipediaにもかいてあったと思いますけど、100個の中に1個だけあたりがある場合を考えると納得がいくかと。

      1. 最初に一つ選ぶ
      2. 選ばれなかった99個のうち、少なくとも98個あるハズレが除かれる

      変えれば99/100の確率でアタリ、変えない場合は1/100です。 変えることは、最初に選んだ1つを除くすべてを選んだのと同じです。 どう考えても変えた方がいいですよね。

      親コメント
  • 20世紀の数学の巨人、ポール・エルデシュ [wikipedia.org]もこの問題をはじめて聞いたときには
    「確率は1/3のままだ」と答え、正解を聞いた後も、「この設問&答えがおかしい」
    といって納得するまでにずいぶん時間がかかったそうですから、
    そんなに気にしなくてもいいのかもしれません。

    #なんでー?って不思議がってたほうが面白いし。<マテ
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