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基本的には、ウィルス/スパイウェアのスキャンソフトと似たようなもので、検索対象が組織特有のデータ、って感じのソフトでしょうか。ウィルス対策ソフトを使ってないのを非常識などと言う人が多いのに、情報漏洩対策ソフトだとなんでそうならないのでしょうね。:-P
それと、タレコミ文の「発見された場合は強制的に会社が設置したファイル回収サーバにWebDAV経由でアップロードされ、ローカルのPCからは復元できない形で削除してしまうという。」に反応してるようだけどが、製品の説明を見ると、設定でそういう動作も可能って話だけです。証拠保全目的もあるのですから、標準動作は検知と操作による選択でしょう。この辺もデザインは真っ当なものです。なんか、釣られてない?
なんか否定的なコメントがやけに多いですな。そういう調査をやられたら困る人が多いのかな。私には、情報漏洩対策として、しごく真っ当なソフトに見えるけど。
言い替えればこれは、組織の情報管理ポリシーに反して持ち出した(持ち出してしまった)情報を発見するためのソリューションです。ポリシー違反を意図していない利用者が、誤って持ち出してしまった情報を発見する手段でしょう。
運用形態から考えれば、これは悪意あるユーザに対しては無力であり、不注意や不案内な利用者のための漏洩対策です。意図せず情報漏洩しかねない環境になってないか、情報の持ち出しを行ってないか、を確認できる手段を提供するのが狙いでしょう。
まあ、仕組みを悪用しようと思えば悪さできるのも確かだが、それをもってメリットを全否定するのはどうかと思うな。
発見物を削除するしない、サーバーに送信するしない、などは組織側で決めるポリシーですよ。「キーワードを見つけたらサーバに送信して削除する」と言うのがソフトの実装ではありません。だから、タレコミ文によるミスリードだ、と書いたんですけどね。
まあ、「キーワードを見つけたらサーバに送信して削除する」というポリシーも設定可能でしょうが、それでは相応の運用体制が用意ないと利用者の同意が得られない(実行してもらえない)と言うだけの話でしょう。
件のソフトが、単純なキーワード検索だけで単純削除する、と思ってるんですか? (それはミスリードだろう、と最初に書いてるのに)
法的な問題、と言うのも的外れでしょう。組織側に渡されたソフトを使うかどうかは、実行する利用者の問題です。つまり、同意がなければ実行されない理由で、個人情報保護法が問題とするケースには該当しません。
まあ、やり方によっては他に問題が起こり得るのも判りますが、それはポリシー選定と運用の問題であり、ソフト自体が抱える問題ではありません。
ちなみに、もし自分が管理者なら次のようなポリシーを採用するかな。 漏洩は嫌だが、個人情報を回収してその保護責務を負いたくもないから。
単純にキーワードを見つけたら送信削除するのが、そのソフトの実装ならおっしゃる通りでしょう。しかし、そういう選択をするかどうかはポリシーの問題です。あたかも、そういうポリシーに固定したソフトのように印象付けているのがミスリードだと言っているのです。
まあ、まずは保全を第一に考えるなら、キーワードを見つけたら送信削除する、という厳しいポリシーを採用する場合もあるでしょう。それでも (誤検知などのリスクを勘案し) 同意の上で行われるなら何も問題はないと思います。
ネット経由で送信するからダメ、というのもどうかな。サーバ - クライアントを相互に認証する手段はあるし(やってそうな記述があるな)、そもそも信用しないなら送信しない、と言うポリシーも選べる。実装に原理的な問題があるとは思えませんが(セキュリティホールが無いとは言わんけどね)。
そういう周辺問題を含め、良くできているソリューションと思います。
「調査員CD」をセットすると自動的にプログラムが立ち上がり、会社の情報がないかパソコンの中をくまなく探します。メール本文、メールの添付ファイル、オフィスドキュメントのプロパティー情報からファイルの中身まで読み、企業名など会社で設定されたキーワードが含まれるファイルをリストアップします。~中略~ リストアップされたファイルは強制的に、会社側で設置したファイル回収サーバに アップロードされます。アップロードは暗号化された通信によって行われ、そのファイルをファ イル復元ソフトを使用しても復元できないよう、消去させることも可能です。 (ファイル回収の有無、消去の有無は選択可能です)
プライバシーの侵害が発生する。個人のデータが消える可能性がある。PCに障害が発生する可能性がある。企業にそこまでする権限が無い etc. をちゃんと説明し、拒否しても何らペナルティを加えない。
>百件リストアップされて、そのうち前30件が全部誤検出だったら、あとのファイル見ますか?社保庁の職員じゃあるまいし、見るよ、それが仕事なんだから。
>その中に本物が1件まぎれていたら、本物識別できますか??あなたは会社情報のファイルかそうじゃないかぐらいも見分けつかないほどぼんくらなんですか?
キーワード検索による誤検知を問題にされてるようですが、詳しい方法は書いてないのになんで誤検知が多い、となぜ判るのでしょうか?
私は、文書プロパティのフィールドを指定したキーワード検索、を使うと予想してます(対象がそういう文書形式だ)。個人のソフトに会社名をなんて設定しないから、判定率はそんなに悪くならないだろうと思う理由です。
それに、ネットエージェントのサーバー管理を信用できないなら、信用できる管理下のサーバーを使えば良いだけでしょう。そういう運用のためにレンタルのサーバーを用意してるんじゃないかな。
なんだか、あなたの批判は勝手に想像にした仕様に対してであって、件のシステム自体の批判になってない気がします。
(ファイルの暗号化ってのは件のシステムに入ってそうだな。先に暗号化すれば、SSL なしの WebDAV も使える)
.回収したファイルを会社のファイルサーバーに移したいのですが。 大量の場合はバッチプログラムを作成して転送してください。バッチプログラムのサンプルが必要な方は別途ご連絡ください。
"1.社内のクローズネット上にしか静的情報として存在してはいけないもの" を "2.オープンネットのサーバー上に蓄積している事"
誤判定でなければ回収された時点で情報がネットに送信可能な場所に存在したわけで、これを理由にするのナンセンスな気がします。また暗号化と組み合わせるならば、公開サーバーでもセキュアに構成できますよ (技術的には解決手法が存在する)。
それと、外部の公開サーバーだと個人情報保護法に抵触する、ってのは拡大解釈が過ぎます。もしそうなら、外部のサーバー (レンタルサーバーなど) を使っていたら個人情報が扱えないことになってしまいます。問い合わせフォームに連絡先を入力させてもアウトってことになりますよ。
このシステムでは、誤検知の可能性がある、のは前提であり、その上での同意で実行されるものでしょう。それがなんで、"事前に同意・了承を得てない情報”になるのでしょうか?
nyもつかってなく、ネットに繋いでいただけのPCも対象ですよ。
セキュリティ評価にずいぶん相違があるようですね。Winny を使ってなくて、接続が常時でなければ情報流出のリスクは低いとでも? (Webやメールでのスパイウェアやウィルスを忘れてませんか)
それに素人の管理してない PC より、専門家が注意して構築したサーバの方が遥かに安全と私は思いますね。
もちろん、よりセキュアにするためには情報をオフラインするのが望ましいのは判ります。 でも、回収に要する手間など、利便性を忘れては対策が有名無実となります。ネットワークを経由した回収、と言うのはそういう利便のための設計ですよ。(外部メモリを使うと、手順がどれだけ複雑化することか)
例えば、これで顧客リストが検出されたとします。この情報主体は顧客です。提供に必要な同意は顧客の同意です。
これも拡大解釈が過ぎません? サーバにアップロードする=情報提供、ではありませんよ。それに顧客の同意を格納場所やオンラインか否かで了解を取ってるところなんてそもそもないでしょう。(許可を得るのは使用目的であって使用形態ではありません)
それに、サーバに置いてはならない情報を回収するのが目的なら、アップロードしない設定を選べば良いだけの話ですよ。別に件のシステムは、アップロードを強制しているわけじゃない。
まあ、サーバよりUSBメモリの方が安全と思ってるのはどうかと思いますが。(オフラインで起こる漏洩事件がどれだけあることか)
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ナニゲにアレゲなのは、ナニゲなアレゲ -- アレゲ研究家
そんなに酷いソリューションか? (スコア:2, おもしろおかしい)
基本的には、ウィルス/スパイウェアのスキャンソフトと似たようなもので、検索対象が組織特有のデータ、って感じのソフトでしょうか。ウィルス対策ソフトを使ってないのを非常識などと言う人が多いのに、情報漏洩対策ソフトだとなんでそうならないのでしょうね。:-P
それと、タレコミ文の「発見された場合は強制的に会社が設置したファイル回収サーバにWebDAV経由でアップロードされ、ローカルのPCからは復元できない形で削除してしまうという。」に反応してるようだけどが、製品の説明を見ると、設定でそういう動作も可能って話だけです。証拠保全目的もあるのですから、標準動作は検知と操作による選択でしょう。この辺もデザインは真っ当なものです。なんか、釣られてない?
の
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:3, すばらしい洞察)
自分(会社)で買ったものでもないのに、その中を検索しても良いのか?という問題です。
アナログに置き換えれば、
1.会社の書類があるかもしれないからと、(会社の情報があるかもしれないから)
2.会社とはまったく関係ない自宅の下着などが入っているタンスを(個人の情報の入っている、所有権のまったくないPCを)
3.機械が該当しそうなものを自動的にあさり、(ソフトが怪しそうなものを検索)
4.該当すれば会社に送りつける。(WebDAVサーバに転送し、現物を削除)
5.違うと主張するなら他人立会いの下、確認。たとえそれが下着であろうと。(ファイルを確認)
これでも適切なソリューションといえる?
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
言い替えればこれは、組織の情報管理ポリシーに反して持ち出した(持ち出してしまった)情報を発見するためのソリューションです。ポリシー違反を意図していない利用者が、誤って持ち出してしまった情報を発見する手段でしょう。
運用形態から考えれば、これは悪意あるユーザに対しては無力であり、不注意や不案内な利用者のための漏洩対策です。意図せず情報漏洩しかねない環境になってないか、情報の持ち出しを行ってないか、を確認できる手段を提供するのが狙いでしょう。
まあ、仕組みを悪用しようと思えば悪さできるのも確かだが、それをもってメリットを全否定するのはどうかと思うな。
の
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:2, すばらしい洞察)
「持ち出された情報を回収する」
このコンセプトは正しい。
問題は実装。
「キーワード検索」である事、ネット経由での送信であること。
が問題なの。
あなたが正しいといってるのは「コンセプト」
他の人が屑だといってるのは「実装」
いい加減気づきなさい。
誤検出しないのならば、それなりにいいソフトになりうる。
だが「キーワード検索」では誤検出率のほうが高い。
情報発見のみならログ出力のみでいい。発見したファイルをムーブする必要はない。
問題は「個人の関係ないファイルが勝手に根こそぎ送信される、
やってる事は金玉ウィルスと同じことだ」
なんで理解できないんですかね?
悪用以前に「キーワード検索の仕様である以上、まともな運用はありえません。」
あなたのPCに個人のファイルで一つも自分の会社名ありませんか?
私がやるなら、社内の重要ファイルをハッシュ化して、そのハッシュとファイルのハッシュぶつけます。
一部だけ持ち出されたらハッシュ変わるんで対応不可ですけど。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
発見物を削除するしない、サーバーに送信するしない、などは組織側で決めるポリシーですよ。「キーワードを見つけたらサーバに送信して削除する」と言うのがソフトの実装ではありません。だから、タレコミ文によるミスリードだ、と書いたんですけどね。
まあ、「キーワードを見つけたらサーバに送信して削除する」というポリシーも設定可能でしょうが、それでは相応の運用体制が用意ないと利用者の同意が得られない(実行してもらえない)と言うだけの話でしょう。
の
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
なんでそんなコストのかかる事する必要あるの?
「同意しない奴は首」って言えば実行させることが出来るのに。
この一言言うのにコストなんて 0 でしょ。
#確かにソフトには罪はない。罪があるのは採用する会社。
TomOne
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1, すばらしい洞察)
裁判所が発行した捜査令状が必要なのですよ?
個人所有のPCの中を許可なく漁っていい理由なんてどこにもない。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:2, すばらしい洞察)
業務ファイルと個人用ファイルをキーワードで判断できるわけが無いから。
貴方以外は皆それを理解してるんですよ。
例えば、
個人で仲良くしたい女の子とメールしてる。
当然自己紹介や待ち合わせに会社名が出てくる。
これに引っかかるー>会社にプライベートな付き合いを問答無用で知られる。
しかもそのメールは自分のPCから削除、待ち合わせすらわからなくなる。
問題ないわけないでしょ。
他の方が提案しているような、
”会社のファイルにマーキングし、それを追跡”
とか
”最初から社内で外部メモリにデータをコピーできない情報漏洩対策ソリューション”
なら、拍手喝采が起きるでしょう。
少し考えれば、
このソフトの実態は”情報漏洩対策ソフト”でなく
仕組みを考えれは”ネット経由で個人情報を漏洩させるソフト”
である事は自明だと思います。
だから、ほぼ否定コメントしかつかないんですよ。
#やってる事はwinnyの金玉ウィルスと一緒。(pc内のファイルを無断でかき集めるー>インターネットに送信)
#送信先がP2Pか会社の公開サーバーかだけの違い。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
nobuhiro氏は(きっと)経営者様なんだよ。
だから、従業員の個人情報を間違って入手してしまっても、彼的には何も問題がないんだよ。
俺たち雇われとは立場が違うんだ。
件の商品も、ターゲット層はそういうところなわけで、
ここで仕様が糞だとか言ってみたところで根本的にコンセプトが異なっているわけで、
蓋を開けてみれば結構売れちゃったりするんですよ。
#ネットエージェントだってわかってやってるよ
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
会社が中見ないって、”じゃぁ、転送されたファイルの中からどうやって流出情報と個人ファイルを区別するのか?”
会社にファイルが移動された時点で管理主体は会社になってしまう。この時点で問題。
個人のプライベートファイルでもな。管理者は見れてしまうわけ。
逆にみれない(見ないと)返却していいファイルかも区別できない。
最初から”個人情報は会社への流出ありき”のソリューション。
また、急ぎの情報が会社に移動された場合、返却手続きなんか間に合わない。
個人の旅行チケットの予約番号なんてなったら会社は保障できるのかね。
もうちょっとまともに”ケース”考えられる頭持ったほうがいい。
この仕様で何が起きうるか、テストケース自分で設定してみ。
どれだけ誤検出がおきうるか。どれだけ問題がおきうるか。
でなければ、あなたもnetagent並の馬鹿だということだ。
まっ、ファイルを勝手に移動せず、検出ログぐらいに留めて、
後でファイルについて釈明させる。
ぐらいならキーワード検索でもいいかもね。
問題は
1.キーワードでは誤検出は避けられない。
後検出したファイルは、所有者以外のものになってしまう。
2.しかも”検出したものはネット経由で送信してしまっている”
(つまり漏洩対策でなく、漏洩を助長してしまっている仕組み)
3.しかも送信先は(一般公開ではないが)公開サーバー(つまり漏洩対策でなく、ものすごく漏洩を助長してしまっている仕組み)
4.プライバシー情報すらも集めてしまう個人的人権侵害な仕様。
さて、一つ一つどう問題がないか、反論してみてごらん。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:2, 興味深い)
2.しかも”検出したものはネット経由で送信してしまっている”
(つまり漏洩対策でなく、漏洩を助長してしまっている仕組み)
3.しかも送信先は(一般公開ではないが)公開サーバー(つまり漏洩対策でなく、ものすごく漏洩を助長してしまっている仕組み)
これ自体もものすごく問題。
だから、動作自体ははスパイウェアや金玉と一緒なnだが。
正規検出でも誤検出でも、
”漏洩したくない情報をわざわざネットワーク上に流してどうするよ”
クローズドネットワークにあるべき情報をオープンネットワーク上のサーバーに集めてどうする。
そこアタックされたらそれこそ機密情報から社員の個人情報まで根こそぎ公開されるだけ。
書いた問題は”すべて揃って始めて問題なのでなく、一つ一つが
全てセキュリティ概念的に致命的問題”
なんだが。
だから言ってるだろう。
情報漏洩助長ソフトだと。winny並みの。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
いま有るファイルにマーキングしたんじゃ、ダメ?
過去に漏れてるんだったら、どこまで拡散してるか判らんし、手遅れのような気がする。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
標準動作も何も、その会社に渡される時点で設定の変更ができないようにされているのですよ。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
下っ端にも設定権があるのであれば(たぶん)問題は無いでしょう。
んが、会社側に「強制モード」で配布されたら「標準動作」も「設定でそういう動作も可能」も無いでしょうに。
と言う趣旨でございますのよ。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1, すばらしい洞察)
それに対して、会社が警備員を雇い、そいつが従業員の家中を四六時中探し回って、
会社が使ってるのと同じメーカーの備品を見つけたらとりあえず盗んだ物とみなして
根こそぎ会社に持って行く、と。これで盗まれた備品は残さず取り戻せる、と。
そんなレベルのソリューション(笑)じゃん。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1, おもしろおかしい)
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
って言い訳をする為のソリューションと考えれば、妥当なのでは?
欠点は、値段が安い事かな。もう少し高い方が、有り難味が増すような気がします。
本日のスルー力テスト (スコア:1, すばらしい洞察)
Winny特別調査員2に対する否定的な感情を逆説的に煽るnobuhiro(5244)さんに釣られすぎ。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
件のソフトが、単純なキーワード検索だけで単純削除する、と思ってるんですか?
(それはミスリードだろう、と最初に書いてるのに)
法的な問題、と言うのも的外れでしょう。組織側に渡されたソフトを使うかどうかは、実行する利用者の問題です。つまり、同意がなければ実行されない理由で、個人情報保護法が問題とするケースには該当しません。
まあ、やり方によっては他に問題が起こり得るのも判りますが、それはポリシー選定と運用の問題であり、ソフト自体が抱える問題ではありません。
ちなみに、もし自分が管理者なら次のようなポリシーを採用するかな。 漏洩は嫌だが、個人情報を回収してその保護責務を負いたくもないから。
の
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
http://www.netagent.co.jp/winny_check2.html [netagent.co.jp]
製品情報に書いてあるとおり、ミスリードではなく、
単純なキーワード検索です。
> リストアップされたファイルは強制的に、会社側で設置したファイル回収サーバに アップロードされます。アップロードは暗号化された通信によって行われ、そのファイルをファ イル復元ソフトを使用しても復元できないよう、消去させることも可能です。 (ファイル回収の有無、消去の有無は選択可能です)
消去の有無、回収の有無の選択側は企業です。
>削除する、しないをあらかじめ設定できます。 該当ファイルを手動で選択して削除することが可能です。
ソフトの実装そのものが抱える根本的な問題です。
ネット経由で送信してるのも情報漏洩を助長する設計上、実装上の問題。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
単純にキーワードを見つけたら送信削除するのが、そのソフトの実装ならおっしゃる通りでしょう。しかし、そういう選択をするかどうかはポリシーの問題です。あたかも、そういうポリシーに固定したソフトのように印象付けているのがミスリードだと言っているのです。
まあ、まずは保全を第一に考えるなら、キーワードを見つけたら送信削除する、という厳しいポリシーを採用する場合もあるでしょう。それでも (誤検知などのリスクを勘案し) 同意の上で行われるなら何も問題はないと思います。
ネット経由で送信するからダメ、というのもどうかな。サーバ - クライアントを相互に認証する手段はあるし(やってそうな記述があるな)、そもそも信用しないなら送信しない、と言うポリシーも選べる。実装に原理的な問題があるとは思えませんが(セキュリティホールが無いとは言わんけどね)。
の
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:2, すばらしい洞察)
>消去の有無、回収の有無の選択側は企業です。
も問題なんです。
なんども書いてますよ。
"個人のファイルを扱うポリシーを決める権限は個人にのみあるのであり、
企業にあるのではありません。”
そのポリシーを企業が勝手に決めてしまうソリューションであることも問題。
企業側でのみポリシーが決められる以上、企業が勝手に個人情報を収集してしまうリスクは不可避です。
これ自体が設計・概念上で既に問題。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
そういう周辺問題を含め、良くできているソリューションと思います。
の
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
コメントがたくさんついて面白いので、
/.的にはよいソリューションだと思います。:-P
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
住所と氏名、職歴ぐらいですがね。普通。
問題ないと思うあなたは、恋人とのメールでも、副業の業務上社外秘でも何でも会社に全部提出してなさい。
キーワードにさえ引っかかてしまえばそういうものも全部吸い上げられてしまうシステムだって事わかってる??
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
>>住所と氏名、職歴ぐらいですがね。普通。
>なんつーか、自分の個人情報に無自覚っていうのは平和そうでいいよね。
つ、履歴書。
出したくないけどそれぐらい提出しないと普通に就職できないじゃないかw
ま、給与明細郵送とかあるし、それぐらいは仕方ないかな。
自分の勤めてる会社になら。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
人事情報としてに蓄えられてるぞ
性格はやるでしょうね。それは観察で。
性癖までやるのは"まともな会社”じゃないですがw
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
流出させたくないファイル(クローズドネットワークにあるべきファイル)を第3者のサーバーに集めてどうするんですか。
オープンネットワーク上の。大量流出リスクを高めるだけ。
>Q.回収したファイルを会社のファイルサーバーに移したいのですが。
大量の場合はバッチプログラムを作成して転送してください。バッチプログラムのサンプルが必要な方は別途ご連絡ください。
ってことはオープンネットワーク上にあるということ。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
要件定義(コンセプト):
会社から流出した情報ファイルを個人のPC内から特定する。←ここまでOK。
そのためにはファイルを特定する必要がある。
基本設計:
ファイルの中身をキーワードで検索し、キーワードに一致した内容を持つファイルは対象とする<-ここが致命的に×
キーワード(単語)なんてのは、業務上資料でも、私信でも私文書でも大して変わりません。
単語が集まって文となり単語単体と違う意味をもって初めて業務上重要な資料となります。
例
業務:議事録:N●Tプロジェクト。3次開発、N●T本社にて打ち合わせ。15:00開始
待ち合わせ私信:N●T本社前の歩道で15:00待ち合わせしよ。、そのあと映画でも。プロジェクトXでもみる??
さて、
N●T本社、15:00、プロジェクト
これだけキーワードがダブるわけです。
キーワード検索では業務と私文書を分けることは不可能なのです。
私用PCのファイルのほとんどは私用ファイルですから、
やりたいことから考えると、キーワード検索って仕様選択自体が大間違いです。
90%近くは誤認識になるでしょう。
単語のみで業務資料となる場合もありますが(新製品の名称や開発コードなど。住所録など)
住所録などは個人でもたまたま同じデータを持っている(個人的な付き合いもしている取引先の人)事もあり、キーワード検索では区別不可のうデータです。
キーワード選択って仕様を選んだ時点でこのソフトは終わってます。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
ダウト。
キーワードに引っかかったデータは自動的に漏洩データ扱いです。
これの9割方が業務と関係ない個人ファイルになるはずです。
ここの誤検出率を下げない限り、どうしようも無いですが、下がりようがありません。別の検出方法にしない限り。
>>普通の運用なら、個人でそのデータをどうするかを決めるだろうと書いています。
これもダウト。
設定をできるのが会社側のみである以上、決めているのは会社です。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
やりたいことは"業務ファイルと私用文書を分ける事”
でも、単語では元コメに書いたとおり、業務文書と私文書を分けることは、最初から不可能です。元々方法が完全に間違ってるんです。
海底探索したいのにロケット乗ってどうするんですか。
北海道行きたいのに東海道新幹線乗って着きますか?
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
元コメの
>>設計から間違ってるでしょ
に対して、
でも駄目か
という問いに対して、
設計が駄目だから、そこまでしなくてはいけなくなる。
大体それにすら気づかない企業がまともな運用できるわけ無いとおもいますが。
そんなプライバシー侵害のリスクに気づく企業なら別のソリューション選びます。
と言っているだけですが。
製品自体の欠陥の指摘に対して、
実際にありえない運用、または機能上設定できない設定をもって欠陥じゃないと言い張る貴方はキチガイにしか見えません。
欠陥は欠陥でどうするかという論旨ならわかりますがね。
私は自分の企業の話なんか一度もしてませんがね。
一応、IT業界の人間なんで設計のミス指摘してるだけで。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
ウィルスと関係ないソフトも全部根こそぎウィルス扱いにしたらどうなると思います??
リストアップだけだとしても、片っ端からリストしてたら、
どれが本当にウィルスかわからなくなって役に立ちませんね。
全てを無視することになるのが落ち。
しかもそれを全部ネット送信したら。
誤検出率を下げるって発想が無い時点で終わってるんです。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
キーワード検索では検出ファイルの大部分が誤検出ファイルになるはずです。
まったく持ち出したことの無い人からでも検出されます。
百件リストアップされて、そのうち前30件が全部誤検出だったら、あとのファイル見ますか?
ウィルススキャンソフトで自分の作った未感染ファイル100件すべて片っ端からウィルスとしてリストアップされて、その中に本物が1件まぎれていたら、本物識別できますか??
誤検出しかしないような仕様を考えた時点で終わってるんです。
最初から、やりたいこと(業務ファイルと私文書の分離)に対する
手段の選択(キーワード検索)に失敗してるんです。
この手のソフトは誤検出率下げない限り、使い物になりません。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
例えばJ隊の武器情報とかこの前漏れたイージス艦(だったか?)の設計とかなら、通常使われないキーワードがあるんで、可能だと思います。
このソフトでも問題ないかも。ファイル転送使わなければ。
捜査資料とかも隠語があるんで可能でしょう。
だが、例に出てる会社名や顧客名なんてのは個人のファイルと必ずぶつかるんでキーワード検索はアウトです。
鈴木さん、鈴木商事、佐藤さんなんて会社のDBにも個人の住所録にもどれだけあります??
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
このソフトはそういう動きすると思いますが?
>キーワードが含まれるファイルをリストアップします。
複数単語のAND検索で検索語設定により、誤検出率は落とせるでしょうが、同時に本来対象としたいデータの検索漏れも多くなります。
AND 1語含まれてなかったらはねられる(業務でも私信でも)
OR 1語でも含まれてたら対象(業務でも私信でも)
それ以上でもそれ以下でもないですが。
(業務に特化した(文)としての意味をミスせずにキーワードのみから生成、マッチングできる方法があるならぜひ教えて下さい。通常、同じキーワードが使われていてもそれ以外のキーワードでまったく別の内容になるのですが。
上記ができているのならこのソフトは凄いです。)
「キーワード検索」単体がさす機能は
>キーワード検索が「キーワード」に一致したデータをすべてリストアップするものだと思っているのですか
その通りですが。
検索エンジンなどはインデックス作成、重複削除、ページランク、ページビューなど付帯情報で除外や順位をつけてますが。それにより、より多くの人がアクセスしてきた(多くの人間が興味を持っている=正解に近いだろうという予測)によって表示をしているに過ぎません。
今回対象としたい"業務ファイル”にランクなんてないし、あっても無意味ですね。
たしかにIT業界と言っても、こういうオープンアプリ系でなく、ERPの業務系担当なので門外漢ですが。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
でもいいですけど。
自動で削除される設定なんかもあるわけだし、誤検出率下げなければ根こそぎ持ってかれるんですが。
ファイル名だけじゃ無理ですね。
議事録なんてのは会社にも、個人のサークル会の議事録もありますし、顧客情報とか住所録なんてのは、
会社、副業、個人の付き合いとありますし。
あと、人間の認識率の話もあるんですが。
10件中1件ならほとんど間違わずに探し出せるでしょう(見落とさない)。
百件中1件ならわかる判らないより、「見落とすか見落とさないか」の世界です。
10粒の大豆のうちに1粒小豆が混ざっていたら一瞬で見つけられるでしょう。
100粒のうち1粒は少し時間がかかるでしょう。
5KGの大豆に1粒なら見つけるのは困難でしょう。
色がついてるから小豆は見つけやすいですが、このリスト中に色の違いはありません。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:2, 興味深い)
で、ファイル中に存在する”キーワードの数”でもやはり、業務文書と私文書分離できると思えませんが1つ入っている業務文書は対象外で、二つ入っている私文書は対象ですか??
密度も同じ、自分の私文書と業務文書比べればわかると思いますよ。
業務文書だろうと、私文書だろうと、同じキーワードが必ず近くに出てくる、出てこないなんてきまりはないです。
キーワードの連鎖による補正(これって実際はand検索と大して差がないんですが)
これも同じ、業務文書なら、この順番、私文書ならこの順番なんて差はありません。
>この手の話では完全なことはあり得ないくリスクを減らすことが目的なんです
だからキーワードなんかでは、どういう手法とろうが誤検出が高すぎてリスクが高すぎるって話なんですが。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
取り敢えず最新のここに付けます。なので oyajismel さんへの直接の返信という訳ではありません。
様々な視点での意見が溢れ、折り合いが付かなくなってる様に見えます。
ネットエージェント側のアプローチが単方向なのが勿体無いのではないでしょうか。
以下、妄想ソリューション。(書いていたら随分と長くなっちゃったなあ)
この問題での利害関係者は、大雑把に捉えれば三者です。
企業側: 皆には色々と無理させているので、自宅に重要な情報を持ち出している者もいるんだろうな。そいつら、ちゃんと対策してるのか不安だぞ。
社員側: 以前の業務では顧客情報を持ち帰ってたことがあった気がするんだよなあ。でも、もう何処に置いたか覚えてないし、どうやって探せば良いかなんて、見当も付かない。漏洩とか起きたらどうしよう、不安だなあ。
(社員には関連、系列会社、パートナ会社などの要員も含みます)
顧客側: 最近、情報漏洩が多いけど、あの会社は信用できるのかなあ。安心させてくれるだけの対策が採られているのか不安だなあ。
(取引先やら何やら)
みたいなそれぞれの不安を解消するということで、多方向な考えがあっても良いんじゃまいか。
先ず、誤検出が問題視されているキーワード検索ですが、検索の設定を企業側でしかできなくするのは余り上手くない気がします。
「企業側でコントロールしないと適切なキーワードが設定できない」という考えが根底にあるんだと思う (そうでないと企業を納得させられないと思っているとか) のですが、そうしてしまうことによって、大きな対象や抽象的な表現でキーワードを設定するしかないという余り宜しくない方向性に進んでしまうのでしょう。
それよりも、対象を絞ったキーワードを設定する方が精度が高まり、誤検出になる可能性を抑えられる様に思います。
例えば、会社名や部署名などの一般的な名称をキーワードにするから私信やプライベートなリソースにも該当してしまうのであって、担当業務の名称や自分たちが独自に使っている通称、プロジェクト名とか、開発コードなど、担当者達にしか判らない様な語句にすれば、一般の文書やプライベートな情報などに含まれる可能性は (少なくとも前者より) 低くなるでしょう。
完全に誤検出を無くす様なことは無理ですけど、ヒューリスティックな手法で {black,white}-list を学習させるなどすれば、それなりに効果も出てくるのではないでしょうか。定期的に何度も実施したり、チームごとに同じ設定を使うなどのケースでは精度を高めて行けることになると思います。
まあ、もっと別の精度の高い検出技術があれば、それに越したことはありませんが。
社員それぞれに任せてしまうと、設定されているキーワードの妥当性が落ちるとか、判断できないなどという認識があるのだと思うのですが、これには、
(1) 社員が真面目に取り組まない。
(2) 社員では妥当なキーワードを考えることができない。
の二つの要素 (他にもあるかもしれませんが) がありそうに思います。
(1) については、社員が自ら進んで取り組みたくなる様な方向性を打ち出すことが重要かもしれません。冒頭に示した通り、社員側にもこれを行なうメリットは存在し得るのです。冒頭に書いた様な例でなくとも、何年もの勤続の間に幾つもの部署やプロジェクトを渡り歩き、様々な文書を扱っていたとか、大量の取引先、顧客との関係を築いていた場合とか、業務で使っている PC の調子が悪くて、一時的に自分の PC で代替したことがあるなど、不安に思う要素は色々あるのではないでしょうか。
全ての社員にメリットを見出すことは難しいかもしれませんが、対策を少しでも進めることを是とするなら、100% でなくても良いでしょう。
また、何らかのインセンティブを与えることも考えられます。現在は業務情報を持ち出すことを制限していても、以前はそうではなかった所が多いでしょうから、過去のそういった情報が見付かること自体は問題視しなくても良い筈です。それならば、見付けたことによるペナルティは発生させず、逆にインセンティブを与えることでモチベーションを向上させることも一つの手となる様に思います。
また、単純に個人としてではなく、部署などのチームごとに結果をまとめることで、よりペナルティへの繋がりを薄めることも考えられます。(*1)
まあ、インセンティブは難しいかもしれませんけど。
(2) については、人によってキーワード設定の善し悪しが出てしまうことは十分考えられます。得手不得手がありますからね。また、担当業務の内容によって、キーワードが設定し易いものとそうでないものもあるでしょうし。
この様な場合に有効と思われるのは、ガイドラインやチーム作業でしょうか。ある程度専門的な知識、スキルを持った人に、標準的なキーワード設定を作って貰い、それを (時にはカスタマイズして) 流用するとか、同じ様な業務を行なっている人々でチームを組んでキーワード設定を検討するなどでしょうか。
そして、設定したキーワードを変更しながら繰り返し実行できる様な仕組みにすべきでしょう。一発勝負で上手く行くと思う方がおかしいですよね。
非常に問題を孕んでいると思うのが、「回収サーバに送って削除」という仕組みです。これが大きな反発 (社員側からの) を招いてしまっていると思います。
このうち「回収サーバに送って」の部分は、基本的には必要ないもので、リソースを削除しようとするからどこかに保全しておこうというものかと思います。
きっと自動削除しなければ不要なんですよね。この部分が、このソリューションを企業よりの色合いの濃いものにしてしまっていると思います。
企業としても、こんなことで社員側との対立構造に陥ってしまうことは得策でない筈です。やはり「顧客側に対して、企業側、社員側で協力し合って信頼を得る」というのが理想的な形だと思います。
とすればどうすると良いのでしょうか。
社員を尊重するべきなんだと思います。ソフトウェアで自動的に行うのは検出(チェック)のみ。検出結果をリストアップして、その内容は PC 所有者の社員のみにしか判らない様にしましょう。検出内容をネットに流すなど以ての外。暗号化云々は関係ありません。どんな情報であれ、ネットには流さず、スタンドアロンで実行できる様にしましょう。
で、問題の文書が見付かったときは、社員はそれを手動で削除してほっと安心するのです。「良かった、こんなの残ってたなんて危なかったよ……チェックして良かった。」と。
そして、インセンティブが欲しければ、手動では削除せず、もう一度、今度は「削除するモード」で同じソフトウェアを実行し、そのレポートを会社に提出するのです。
レポートを提出する様ではペナルティが怖い向きのために、部署ごと、チーム単位などで結果をまとめる仕組みがあると良いかなあ、なんて思います。(*1 と同じ)
そうすれば個人名は最期まで出ない。そしてインセンティブはチーム単位に与えられ、誰のおかげか判らないまま、チームの皆もハッピー。
社員側も、手間が掛かるとか、そもそも個人所有の PC の中は個人のプライベートな空間だ、プライバシーの侵害だ、という観点で強硬になるばかりではなく、少し歩みよると良いのではないでしょうか。
個人はいつまでも個人な訳ですけれど、組織に属して利益を得ているなら、その組織の利益を高めることで、自分の生活に還元させることも重要ですよね。
この問題は、本質的には「企業 (会社) に対して」よりも、「顧客に対して」の視点を重要視すべきだと思うのです。企業側と社員側が協力し合って顧客からの信頼を勝ち取る、という企業と社員の対立関係が介在しない方向へ進んで行けるたら良いなあ、と。
提供されるソフトウェア自体の信頼性に依存する話なので、プライバシーには敏感になる気持ちは判ります。私もそうですし。何か決定的な安心できる要素は無いものですかねえ。
色々突っ込みドコロはあるでしょう。自分でもベストな解だとは思ってませんし、ソリューションなんて大層なものではなく妄想です。全然検討が足りません。
でも、設定で柔軟に色々変えられます (それも重要ですが) だけじゃなくて、「目的を達成し、価値のある効果を得るためのスキーム」を提案するのがソリューションなんじゃなかろうかと思う次第です。
途中からボロボロだけど、何か疲れてきたので終わり。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
juliさんの書いている妄想ソリューションなら納得は行きますね。
なんで、文句でも返信でもなく、気になった部分の私の意見。チラ裏です。
>それよりも、対象を絞ったキーワードを設定する方が精度が高まり、誤検出になる可能性を抑えられる様に思います。
で、これについては、キーワード検索という手法上、誤検出率の減少と検出漏れはほぼ比例してしまうかと。
どこまで検出もれがあって良いかという話になると思うんですが、用途と目的上本来はあってはいけないわけです。で、検出率を上げようとすると、誤検出も多くなりプライバシー侵害になるという形の仕様に成ってるんですね。このソフト。だから”仕様が問題だ。”と多くのかたが言っていると思うんです。
検出もれ防ぐためにキーワード検索にしたのかもしれませんが。副作用が多いのと、他の部分(検出後の扱い)に問題があると思うわけです。
>担当業務の名称や自分たちが独自に使っている通称、プロジェクト名とか、開発コードなど、担当者達にしか判らない様な語句にすれば、
>設定したキーワードを変更しながら繰り返し実行できる様な仕組みにすべきでしょう。一発勝負で上手く行くと思う方がおかしいですよね。
これはそのとおり。ただ、そうすると、的を絞った(設計書なら設計書、住所録なら住所録)としかもほぼ内容を覚えている(自分の把握している)ファイルのみしか検索されないという。
特にこの前の愛媛の住民台帳や小売の顧客リスト、みたいな単純なリストの漏洩なんていうのは”特殊なキーワード”っていうのはないわけで。
どちらかというと、キーワード検索ばかり話が言ってしまっていますが(私も最初からそっちも引っかかってますし。)
だが、もっと問題なのは実はファイル転送機能のほうなんですよね。(オプションでしない設定もあるとはいえ)。こちらのほうがもっと致命的です。セキュリティ少しでもかじってれば絶対にやってはいけない事が含まれてます。削除関係なく。
他のところにも書きましたけど。
”このソフトが集めたいのは漏洩したくないデータ、ネット上にあってはいけない、流れてはいけないデータ”
なんです。
”それをわざわざ、ネット上に流し(SSLで暗号化されてるからここはいくらか許容できる)
、あまつさえネット上の公開サーバーに集めてしまう”
つまり
”公開してはいけないデータをわざわざ一箇所に集めて公開してしまう仕組み”
なわけです。危険極まりない。ここもこのソフトの出来がまったく信用できないとおもう私の根拠です。
キーワード検索よりもはるかにやってはいけない設計ですよね。
また、サーバーはネットエージェントのものですから、
”ソフトを実行した時点で、実はネットエージェントへの情報漏洩”なわけです。正しく検出されても。
私がこのソフトの設計するんであれば、セキュリティつきUSBメモリあたりとセットにして、
圧縮、暗号化してUSBメモリあたりに退避させます。容量足りなければ、実行者のHDD上の別フォルダでも良いでしょう。
圧縮、暗号化しておけばそれ以上の2次流出は(一時的にでも)抑えられます。
#本当はたぶん検出できる方法はあるんですよ。社内のファイルやDB上の情報と総当りでぶつけて何%一致したら対象とかすれば、
#でも、メディアの容量的に現実的ではないですし、実行時間の問題もある。
#メディアに載せてはいけない情報載せなきゃいけないからその時点で流出になってしまうという。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
キーワード検索による誤検知を問題にされてるようですが、詳しい方法は書いてないのになんで誤検知が多い、となぜ判るのでしょうか?
私は、文書プロパティのフィールドを指定したキーワード検索、を使うと予想してます(対象がそういう文書形式だ)。個人のソフトに会社名をなんて設定しないから、判定率はそんなに悪くならないだろうと思う理由です。
それに、ネットエージェントのサーバー管理を信用できないなら、信用できる管理下のサーバーを使えば良いだけでしょう。そういう運用のためにレンタルのサーバーを用意してるんじゃないかな。
なんだか、あなたの批判は勝手に想像にした仕様に対してであって、件のシステム自体の批判になってない気がします。
(ファイルの暗号化ってのは件のシステムに入ってそうだな。先に暗号化すれば、SSL なしの WebDAV も使える)
の
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
たしかにこれであれば判定率は悪くならないでしょうね。私は内容自体のスキャンだと思っています。
理由は、
>オフィスドキュメントのプロパティー情報からファイルの中身まで読み
の一文と、百語という設定数より。
>ネットエージェントのサーバー管理を信用できないなら、信用できる管理下のサーバーを使えば良いだけでしょう。
>ファイルの暗号化ってのは件のシステムに入ってそうだな。
これはそういう問題ではありません。
私が”致命的に問題だ”と言っているのは時系列では”通信時”ではありません。
”通信後”です。静的データとなってからです。
"1.社内のクローズネット上にしか静的情報として存在してはいけないもの" を
"2.オープンネットのサーバー上に蓄積している事"
が問題なのです。、
1と2が致命的に両立し得ないことがわかりませんか?暗号化してもいつでも外から引き出せる、いつでも
参照できるなら同じこと、引き出した後解読を試みればいい。外からアクセスできる場所に置いてはいけない情報なのです。
外からアクセスできるのはQA
からです。
また、個人情報保護法23条にも抵触する可能性があります。(自分でサーバー立てる場合は別)
>個人情報取扱事業者は、次に掲げる場合を除くほか、あらかじめ本人の同意を得ないで、個
人データを第三者に提供してはならない。
管理が信頼できる、できないの問題ではありません
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
誤判定でなければ回収された時点で情報がネットに送信可能な場所に存在したわけで、これを理由にするのナンセンスな気がします。また暗号化と組み合わせるならば、公開サーバーでもセキュアに構成できますよ (技術的には解決手法が存在する)。
それと、外部の公開サーバーだと個人情報保護法に抵触する、ってのは拡大解釈が過ぎます。もしそうなら、外部のサーバー (レンタルサーバーなど) を使っていたら個人情報が扱えないことになってしまいます。問い合わせフォームに連絡先を入力させてもアウトってことになりますよ。
の
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
>外部のサーバー (レンタルサーバーなど) を使っていたら個人情報が扱えないことになってしまいます。
拡大解釈でなく、これその通りなんですが。”事前に同意・了承を得てない情報”についてはその通りですよ。
そのために、プライバシーポリシーその他に業務上での第3者提供了承の文言入れるんです。
(一番の目的はDMなどの外注のためですが)
で、今回は情報主体が何になるかわかりませんから、了承済みで無いファイルファイルの内容によっては抵触します。
>誤判定でなければ回収された時点で情報がネットに送信可能な場所に存在したわけで
大嘘書かないように。nyもつかってなく、ネットに繋いでいただけのPCも対象ですよ。それともPCにさえあればネット送信叶だとでも?24時間つけっぱなしの外部公開サーバーと、一日数時間しかつけない私物PCとどっちがアクセスしづらいですか?
もちろん、元々PCにもあってはいけないものです。
サーバーがセキュアかどうか以前の話、”この手のセキュリティ概念として外部公開サーバーに最初から置いてはいけない情報である”が大本です。”セキュアかどうか以前”、ですセキュリティの基本として。いくらセキュアでも置いていい情報、置いていけない情報というものがあるのです。
耐熱ケースに入っているからといって、ダイナマイトを囲炉裏のそばとか火の近くに置く人がいますか?
そういうレベルの”基 本”の話です。基本以前ですね。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
誤検出が多ければ社員にとっては個人情報を会社に駄々漏れにするリスクがある。
会社にとっては、誤検出が多ければ、プライバシー侵害と訴訟リスクをおう。
また、誤検出が多ければ実際の業務ファイルの特定も困難になりますから、認識もれのリスクがある。
#ネットエージェントも心配してますよ。公開サーバーへの蓄積とかよくココまでセキュリティの基本無視した
#製品作れるものだと。頭ダイジョウブかって。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
このシステムでは、誤検知の可能性がある、のは前提であり、その上での同意で実行されるものでしょう。それがなんで、"事前に同意・了承を得てない情報”になるのでしょうか?
セキュリティ評価にずいぶん相違があるようですね。Winny を使ってなくて、接続が常時でなければ情報流出のリスクは低いとでも? (Webやメールでのスパイウェアやウィルスを忘れてませんか)
それに素人の管理してない PC より、専門家が注意して構築したサーバの方が遥かに安全と私は思いますね。
もちろん、よりセキュアにするためには情報をオフラインするのが望ましいのは判ります。 でも、回収に要する手間など、利便性を忘れては対策が有名無実となります。ネットワークを経由した回収、と言うのはそういう利便のための設計ですよ。(外部メモリを使うと、手順がどれだけ複雑化することか)
の
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
元々の実行と検出したいファイルの想定から自明だと思ってたんですが、
この場合、情報主体と実行同意者が違うからです。
例えば、これで顧客リストが検出されたとします。この情報主体は顧客です。提供に必要な同意は顧客の同意です。
ファイルの持ち主の実行同意ではありません。
ですから、"(情報主体の)事前に同意・了承を得てない情報”です。
>接続が常時でなければ情報流出のリスクは低い
無くはないですが、暗号化して別の場所に退避しておけば24時間接続よりは低いと思いますよ。
実行前は格段に高いですけど。
元々、ネット上に存在してはいけない情報であるわけですから、煩雑であっても(usb回収だけですけど)
オフラインであるべきなのが本来の形です。
Re:そんなに酷いソリューションか? (スコア:1)
これも拡大解釈が過ぎません? サーバにアップロードする=情報提供、ではありませんよ。それに顧客の同意を格納場所やオンラインか否かで了解を取ってるところなんてそもそもないでしょう。(許可を得るのは使用目的であって使用形態ではありません)
それに、サーバに置いてはならない情報を回収するのが目的なら、アップロードしない設定を選べば良いだけの話ですよ。別に件のシステムは、アップロードを強制しているわけじゃない。
まあ、サーバよりUSBメモリの方が安全と思ってるのはどうかと思いますが。(オフラインで起こる漏洩事件がどれだけあることか)
の