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スイングバイさせりゃいいんじゃね?
その方法なら、日本の火星探査機「のぞみ」でやった、1ビット通信で何とかなりそうですね。 (あんな事やるのは、世界中でも、ISAS位かも知れんが)
>墓場軌道
その特定軌道にピンポイントで乗せるなんてのは、低軌道にテキトーに乗せて、後はテキトーに軌道修正出来る前提の(いや、実際はテキトーでは無いんだろうけど)スパイ衛星を打ち上げるのよりも難しいんでは無いかと。
どうでも良いが、なんや墓場軌道の衛生が大挙して地上に落ちてくるB級映画を想像してしまったり。
#怪獣墓場の怪獣も、何時かは地球へ落ちてくるんだろうか?
遠隔操作されなくなったら自律でどっか行けってこと。
そもそも、この手の衛星って、四六時中、遠隔操作してやる必要があるものなの?(とても、そうは思えん) そうでないとしたら、どうやって(or どう言う基準で)「遠隔操作されなくなった」事を、衛星が検知するんでしょうかねぇ?
遠隔操作されなかったことの事故検知は難しいかもしれないけど、 とりあえず、温度センサーで大気圏突入を知ったらヒドラジンを全部燃やしちゃうとか廃棄してしまうとかはできるかなぁ。
人工衛星は軌道に乗った後でも、何もしないと落ちますが、ご存知?
いや、だから、低軌道衛星が、申し訳程度に有る空気抵抗で、少しづつ降下してるだけ(想定内の降下)なのか、それとも、外部からの制御を完全に失ってるのか、(人工衛星に載せる自爆装置もどきが)どう区別するの?と聞いてる訳ですが。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
自爆装置じゃないけれど (スコア:1, すばらしい洞察)
Re:自爆装置じゃないけれど (スコア:1)
予想される釣りコメント (スコア:1)
Re:予想される釣りコメント (スコア:1)
その方法なら、日本の火星探査機「のぞみ」でやった、1ビット通信で何とかなりそうですね。
(あんな事やるのは、世界中でも、ISAS位かも知れんが)
Re: (スコア:0)
普通は衛星の寿命が終わる前に、墓場軌道に乗せる燃料は残しておくでしょ。
そもそも、今回のは燃料満タン。
地球から遠くへ離れていくためにはエネルギーは十分にあるでしょ。
だから、コストなんてかかりません。
Re:自爆装置じゃないけれど (スコア:4, 参考になる)
ううん、コメント主がどこまでわかってるか不明だけど、弁護しておけば、おそらく、旧ソ連の原子炉搭載レーダー衛星が、ミッション終了後におこなっていた、観測用の低軌道から寿命が長い高軌道への移行措置のことを指しているのでしょう。
ソ連のレーダー衛星は、大出力が必要なために原子炉を搭載。
Wikipedia日本語版などでは「海洋偵察衛星」と表記されているけど、型式名称の「ROSAT」は「レーダー搭載衛星」の略(「ROSAT」の項目は日本語版にはなし)。洋上の船舶を探知するレーダーに大出力が必要なため、ウラン235を燃料とする原子炉を搭載。
観測を可能にするため、高度は300km以下。しかし、低軌道だと大気抵抗により落下が必須なために、わざわざ余分な推進剤を積んでいて、原子炉のパッケージだけを高度800kmの軌道に移行することにしたもの。
この廃棄軌道が「墓場軌道」と表現されることがあったかどうかはおぼえていない。
もしも、高軌道への移行が失敗した場合にも、突入経路を制御することにより、大気圏突入とともに分解、放射能は大気中に分散されるので大丈夫というのが、当時のソ連の見解。
しかし、1978年のコスモス954号では、その突入経路のコントロールにも失敗、カナダ北部の地上にまで。きわめて汚いデブリが到達したのは有名な事件。
宇宙用原子炉と放射能電池はまったく別物で、衛星打ち上げ失敗によって放射能電池が破壊された事例はアメリカにもあり。建前上は分解により、大気圏に拡散されたので大丈夫、とのこと。
また、アポロ計画では、月面の電源用に放射能電池パックを着陸船に搭載していたが、かのアポロ13号では、その着陸船もろとも、放射能電池は南太平洋の海底に消え、いまだに回収されていない。
YuiTad
Re:自爆装置じゃないけれど (スコア:1)
>原子炉のパッケージだけを高度800kmの軌道に移行することにしたもの。
原子炉パック廃棄処分用のこの軌道の寿命は300年。ウラン235の半減期は7億年。
↓ネットでは、ここが詳しい。
空を飛ぶ原子炉 [so-net.ne.jp]
YuiTad
Re:自爆装置じゃないけれど (スコア:1)
> 空を飛ぶ原子炉 [so-net.ne.jp]
ありゃ、ここにある
>この程度の高度では落下してくるまでに300年程度かかり、
>この間に燃料であるウラン235の放射能量が100億分の1に減衰するからである。
てのは、ウラン235とプルトニウム238の勘違いじゃないかなあ。放射能電池に使われるプルトニウム238の半減期は87.7年。一方、ウラン235のそれは4億年。300年ってのはこの場合気休め。一方、爆弾に使うプルトニウム239の半減期は2万4千年。
なお、プルトニウム238は、核爆弾に使われるプルトニウム239とは別物で、長寿命であることから、かつては心臓のペースメーカーに使われたこともある。
YuiTad
Re:自爆装置じゃないけれど (スコア:1)
この軌道は一般に"原子炉安全保存軌道(Nuclear-safe storage orbit)"と呼ばれます。推定軌道寿命は3000年ほど。
1965年にSNAP10A原子炉を搭載して打ち上げられたアメリカの実験衛星Snapshotなんかも最終的にこの軌道に投入されてます。
この軌道への投入に失敗した例としては、COSMOS954のほかに南大西洋に落下したCOSMOS1402、目標高度まで届かなかったCOSMOS1900 [heavens-above.com]があります
>衛星打ち上げ失敗によって放射能電池が破壊された事例はアメリカにもあり。
1964年のTransit 5BN-3衛星の投入失敗の時の話ですね。上層大気に放射性物質を飛散させましたが、おっしゃるとおり拡散させれば大丈夫だと
まぁ何しろ当時は核実験で盛大にPuやら何やらぶちまけてたご時世ですし。
ただ、この事故を教訓に宇宙用RTG(原子力電池)は再突入にも耐えられるように作られてるはずです。アポロ13号のRTGも、燃え尽きずにオーストラリアやニュージーランドに落下することを危惧してた、とアポロ13号 奇跡の生還 [amazon.co.jp]で読んだ記憶があります。
Re:自爆装置じゃないけれど (スコア:1)
>飛散させましたが、おっしゃるとおり拡散させれば大丈夫だと
>まぁ何しろ当時は核実験で盛大にPuやら何やらぶちまけてたご時世ですし。
そうそう、トランジットの放射能電池型ですよね。
衛星からの電波のドップラー効果と軌道データを照合して、航法用に使う。
改めて調べてみると、1964年4月、打ち上げはヴァンデンヴァーグ。
放射能電池はSNAP-9型で、燃料はプルトニウム238で総量2.1ポンド。
なるほど、この事故をさかいに、ソラー・パネルにより電力を得る技術へと、宇宙用電力技術がシフトするんですね。
衛星とSNAP-9Aが突入したのは西インド洋で南半球。この放射能は、8月には成層圏上層の32km高度で検出。翌年5月には、通常航空機の巡航高度でも確認。北半球の4倍。
大気中に放出されたプルトニウム238の放射能総量は1万6千キュリー。一方、当時、大気中の核実験によって放出されたプルトニウム同位体の放射能は、プルトニウム239が18万キュリーに対して、プルトニウム238は8千キュリー。
なんか比べてみるととんでもなく多かったような記憶があったけど、確かにこりゃ無視できないレヴェルの汚染ではある。局所的に被害がでたら、実にやばいことになってた可能性も。
まあ、こういう苦い教訓があっても、太陽からの入射が期待できない外惑星探査や、長い夜が続く月面用の電源には、今のところ、放射能電池か小型原子炉に頼るしかないわけで、困ったもんです。
>この事故を教訓に宇宙用RTG(原子力電池)は再突入にも耐えられるように作られてるはずです。
1968年、打ち上げ途上でコントロールを失い、ロケットが自爆させられたニンバスB-1の場合には、搭載SNAP-10は、カリフォルニアの海底で回収され、放射能のもれはなし。
ううん、地上に落ちてたらどうだったんだろう?
YuiTad
Re:自爆装置じゃないけれど (スコア:3, 参考になる)
>墓場軌道
その特定軌道にピンポイントで乗せるなんてのは、低軌道にテキトーに乗せて、後はテキトーに軌道修正出来る前提の(いや、実際はテキトーでは無いんだろうけど)スパイ衛星を打ち上げるのよりも難しいんでは無いかと。
どうでも良いが、なんや墓場軌道の衛生が大挙して地上に落ちてくるB級映画を想像してしまったり。
#怪獣墓場の怪獣も、何時かは地球へ落ちてくるんだろうか?
Re: (スコア:0)
今度、飛ばすスペースシャトルを使うにも大変と思いますが・・・
まして偵察衛星だから、関係者以外に見せたくはないでしょう?
ミサイルぶつけて粉々にしてもいいですが、某中国が行った時に抗議した手前できないですよ。
Re: (スコア:0)
遠隔操作されなくなったら自律でどっか行けってこと。
Re:自爆装置じゃないけれど (スコア:1, 興味深い)
地上からのコマンドを受ける部分「だけ」が機能しなくなった、という絶妙な壊れ方ならばそれも有効でしょう。
でも、「コマンドは受けられていて、衛星はそれに従って頑張って動こうとしているのだけど、肝心な姿勢制御系そのものが機能しなくなって動けない」という場合も「非コントロール状態」。
Re: (スコア:0)
そもそも制御系ってひとつだけ?
Re:自爆装置じゃないけれど (スコア:1, すばらしい洞察)
>そもそも制御系ってひとつだけ?
言いたい事はわかる。
今回はどっちだかわからないし、制御系もリカバリーできる仕組みがあるだろう。
しかし、コマンドを受信する部分「だけ」が壊れた時のために自らの判断で自動的に軌道修正を行うような仕組みを追加するくらいなら、コマンドを受信する部分をリカバリーできる仕組みを追加するほうが賢いと思えませんか?
Re: (スコア:0)
それはリセットだ (スコア:1)
『絶対に押さないでください』
# そりゃいいが、ボタン押しにいけるなら別に破壊しなくてもなんとかなるんじゃないか?
Re:自爆装置じゃないけれど (スコア:1)
そもそも、この手の衛星って、四六時中、遠隔操作してやる必要があるものなの?(とても、そうは思えん)
そうでないとしたら、どうやって(or どう言う基準で)「遠隔操作されなくなった」事を、衛星が検知するんでしょうかねぇ?
Re:自爆装置じゃないけれど (スコア:1)
遠隔操作されなかったことの事故検知は難しいかもしれないけど、 とりあえず、温度センサーで大気圏突入を知ったらヒドラジンを全部燃やしちゃうとか廃棄してしまうとかはできるかなぁ。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
足に暇なき我が思ひかな
# 「コンボイ」って映画で主人公ラバーダックが渾名の由来を説明するのに似たような話してたな…
Re:自爆装置じゃないけれど (スコア:1)
いや、だから、低軌道衛星が、申し訳程度に有る空気抵抗で、少しづつ降下してるだけ(想定内の降下)なのか、それとも、外部からの制御を完全に失ってるのか、(人工衛星に載せる自爆装置もどきが)どう区別するの?と聞いてる訳ですが。
Re: (スコア:0)
どこに?
燃え残りが少ないような構造設計にしておく程度のことしか出来ないように思える。
Re:自爆装置じゃないけれど (スコア:1)
#地球にやさしい衛星
Re: (スコア:0)
Re:自爆装置じゃないけれど (スコア:1)
Re: (スコア:0)
打ち上げのコストが極端に下がって余裕ができれば可能かもしれん。
が、そんな時代には既に衛星が不要かも。
Re:自爆装置じゃないけれど (スコア:1)
何らかの異常でコントロールできなくなってるのに、どうしてその仕組みは正しく機能することを期待できるんですか?
うじゃうじゃ
Re: (スコア:0)
Re:自爆装置じゃないけれど (スコア:1, すばらしい洞察)
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
遠隔制御を受けつけなくなるような機器の自律エージェントをどうやって信じろと?
姿勢制御のスラスターが動作しなくなっているかもしれませんよ。
どっかに飛んでけと自律エージェントが働いたら、地球に直行になるかもです。
(#1287736)さんは、システム設計者としての資格がありません、です。(w
Re: (スコア:0)
静止衛星軌道ともなると有限の貴重な資源ですから引退する衛星は「席を外す」と同時に、
あの高度では地球に落とすのも難儀なため、そのまま永久(※)に地球を回り続けるとは聞いていましたが。
※あくまでも人類の時間感覚で
偵察衛星は、普通はもっとずっと低い高度にしか上げませんよね?
そんな衛星でも、わざわざ特定の墓場軌道に移動させるものなんですか?
Re: (スコア:0)
シーボーズの棲んでるところです。
歳がばれるのでAC。
Re: (スコア:0)