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最初のバージョンは常に打ち捨てられる。
エコ替え(笑) (スコア:5, すばらしい洞察)
実に当たり前のことなんですが、車が売れずに困っている自動車メーカーにとっては絶対に触れたくない点ですね。
どこのメーカーとは言いませんが、「エコ替え」と称して「クルマを新しく買い替えることは、実はエコにもつながるんです」などと主張してます。
つまり、燃費が少し改善された車が出るたびに買い換えれば最高に「エコ」なわけですね。
まあ、「「エコ」が「ecology」の略だなんて言ってませんが何か?我々の「economic activity」のことですが?」とでも開き直るつもりなのかも知れませんが。
Re:エコ替え(笑) (スコア:2, 興味深い)
Re: (スコア:0)
なんでもマイカーはプリウスなんだとか。
免罪符にもなってーぞ。
Re: (スコア:0)
鉄路はおろか陸路はないし、船旅じゃ時間かかるし。
移動せざるを得ないんだったら仕方ないでしょう。
#EcoってEconomicalの略でしょ?違うの???
Re:エコ替え(笑) (スコア:1, 興味深い)
売れてるメーカーは違うようで。
最近感心した記事なので、長くても貼っておこう。
(オリジナルを全文読むには無料登録が必要だから、サワリを引用ってことでヨロシク)
++++++++++ 引用はじめ ++++++++++
『環境に良い』は正直ではない
2008/05/26 10:35
小谷 卓也=日経エレクトロニクス
先日,環境問題について,ある大学教授に取材する機会がありました。テレビなどにもたびたび登場している著名な教授です。予定していた取材テーマに関する議論があらまし終わりかけたとき,その教授は,興味深いことを話し始めました。
「この前,環境問題について議論したいというので,トヨタ自動車の重役会に呼ばれて出向きました。そこで役員の方は,ハイブリッド車『プリウス』についてこんなことを言っていました。『我々は環境で稼がせてもらっているけど,決して環境に良いものを造っているとは思っていない。だから,環境に良いなどという表現は使わない』と…」
確かにプリウスは,ハイブリッド技術の採用と低燃費などの特徴によって環境ブランド/環境イメージを確立しました。しかし,クルマは「もともと環境負荷の塊のようなもの」(ある環境コンサルタント)です。もちろんプリウスは,従来車と比べれば環境負荷は小さいのかもしれませんが,その存在自体は環境に負荷を与えているものに変わりありません。トヨタ役員が言っているのは,おそらくそういうことなのでしょう。教授は,このトヨタの姿勢を「正直だ」と高く評価していました。
(以下略、引用元 http://www.nikkeibp.co.jp/news/eco08q2/572522/ [nikkeibp.co.jp])
++++++++++ 引用おわり ++++++++++
これ読んで、トヨタのクルマを買いたくなった。(って、それじゃぜんぜん地球にやさしくない)
Re: (スコア:0)
# ま、単に環境団体からクレームがくるのを避けてるだけでしょ
武田邦彦教授 (スコア:0)
http://jp.youtube.com/watch?v=FTN9L-u1lEs [youtube.com]
Re: (スコア:0)
武田邦彦教授でしたか。
有名は有名でも、トンデモな主張を、面白がってマスコミが取り上げたので有名になっただけの人ですよ。
参考: http://wiredvision.jp/blog/fujikura/200804/200804041200.html [wiredvision.jp]
# カタカナで「カナリ」と書かれているところで、そのニュアンスを出しているのかも知れませんが……。
Re: (スコア:0)
プリウスの廃車までに節約する燃料はその分を超えるのか?と、いつもこれを疑問に思う。
なので、自分にはトヨタ役員の言は「たしかに燃費はいいが環境負荷はより重い」と言ってるように見えた。
Re: (スコア:0)
プリウスが環境に良いとは言わないけど、新しい車が環境に良いとは言うんだよね。
1.7枚舌くらいかな。
Re: (スコア:0)
ニヒルな自分に酔う前に、ご自身で計算してみては如何ですか?
Re:エコ替え(笑) (スコア:1, 興味深い)
製造・維持・廃却に伴う有害物質排出量はほとんど計算に含まれてないですから。
電気(ハイブリッド)車のバッテリーなんて現行でも質的に、
将来技術による高性能品も考えれば量的にも化石燃料車の比じゃない「猛毒排出装置」です。
# 太陽光発電がエコ?あのセル作るのにどんだけ害毒垂れ流すと思ってるんだか。
それに温暖化効果ガスの計算自体も甘いかと。
自治体採用も多い天然ガス車ですが、天然ガスは主成分のメタン自体が
CO2の21倍もの影響を及ぼす温暖化効果ガスです。
実運用で給油(給気っていうのか?)や整備でちょっとでも漏らせば
燃焼での排出量分なんてあっという間にチャラです。
Re: (スコア:0)
それに効果として謳っているのも燃費向上ばかりで、「CO2排出量は、10・15モードで、5,000km走行した場合に排出される量を、45リットルゴミ袋に置き換えて表記しています。」と明記されていますが、実はこのキャンペーンサイトのどこかで製造や廃棄に関する排出分まで含めた計算式が公開されているのでしょうか?
ご存じでしたらぜひその場所を教えてください。
このメーカーの方はちゃんと製造や廃棄に関する排出分も考えてキャンペーンしておられるのに、私も含め一般人から誤解されているとしたら実にもったいないことですから。
LCA (スコア:2, 参考になる)
もっとも、同クラスの車との対照なので軽い車と比較してどうかという問題に対する直接の答えにはなっておりませんが。
Re:エコ替え(笑) (スコア:1, 参考になる)
どうも私の勘違いだったようで、キャンペーンサイトの値は走行に要するガソリン分だけでした。お詫びして訂正します。
これだけだとあまりにも情報が無いので、件のサイトで例に上がっている 150kg 減の根拠を探してみました。
比較対象は、2006年型ラウム [t-nenpi.jp]と1997年方ラウム [t-nenpi.jp]となっていますが、このサイトに挙がっている数値で 150kg になるのは、「CO2排出量 (kg/km)」の値で計算した場合で、(5000*(0.17-0.14))=150 となります。
しかし、「CO2 排出量」の値は有効数字が 2 桁しか無く、その間で減算を行っているために、CO2削減量の有効数字は一桁しかありません。
実際、10/15モード(有効数字3桁)の値から計算した場合と比べて、2割ほど大袈裟になっているようです。 ((1-0.17/0.14)/(1-(1/13.8)/(1/16.2))=1.23)
もっとも、実際の走行による燃料消費率は 10/15モードより数割悪化するのが普通ですから、この誤差はあまり問題では無いかも知れません。
とりあえず、 5000km あたりの排出削減量が 150kg という値を受け入れたとすると、次に問題になるのは製造や廃棄等で排出されたCO2をどれくらいで回収できるかという事です。
gnaka [srad.jp]さんが挙げていらっしゃる、プリウス評価 [yasuienv.net]の「<LCA実施結果>」という画像を見ると、非ハイブリッド車の走行以外 (製造・廃棄・メンテナンス) の CO2 排出量は 200kg 強であることが分かります。(ラウムの重量はここで比較されている車とあまり変わらないと想定します)
以上のことから、悲観的に見積って 1万km 程度走行すればCO2の元が取れることになります。
Re: (スコア:0)
いくらエコな新車を買っても、その生産に掛かったエネルギー分を差し引くと、既に「エコ的に減価償却済み」な中古車の方がよいわけです。 まあ、ガタが来ているとか、排ガス基準をクリアしないとか、ぶつけてエンジンお釈迦とかで新車を買わざるを得ないなら、よりエコな車がいいですね。