アカウント名:
パスワード:
正確には、路面に突き上げられて車輪が上に動く→ばねが縮むことで車体の動きを抑える→そのままだとばねが伸び縮みして振動し続けるので油圧ショックアブソーバでばねの蓄えたエネルギーを熱にして散らす、か?
提案されたショックアブソーバが抵抗力を動的に切り替えられるのなら逆に乗り心地はよくなるかもしれません。油圧式だと大きな凸に突き当たったときには急速に縮むことができず、そのまま車体を突き上げてしまうので。
熱力学の問題で熱エネルギにするより電気エネルギにするほうが効率が悪いんで無いかい?
#従来のアブソーバーの改善度と比較すべきなんじゃね?
>熱に変えてる
今回のは「回生式ショックアブソーバ」とでも呼びましょうかね。ブレーキと同様に。
模型用の鉛筆みたいに小さいアブソーバですらヒートシンクつきのは有るんで、模型が積んでる微々たる量のバッテリ/燃料を更に無駄にするのか?なんとか回収できんのか?と以前から思ってたのも事実。
>油圧式だと
現行の油圧式アブソーバもなかなか頑張っていますね。というか弁のつけ方とか、アブソーバを繋ぐリンク構造の向きとかを工夫することで、いかにイイカンジの減衰をする(しない)かの味のだしかたがメーカーの腕の見せ所なわけで。
元ソースを見ても詳細がちょっと解らないのですが、発電機構が床じゃなくてショックアブソーバー側にあるので、(実用的かどうかはともかくとして)少なくともアレと同じではないでしょう。こうした機構が(発電床のように)床側にあれば、タイヤの転がり抵抗が増えるのと同様の損失が発生し、燃費の悪化>>>床の発電量となると思われますが。
で、今回のモノについては、「燃費が10%改善するほどの電気を回収できるか?」という点は疑問に思ったのですが、従来よりショックアブソーバーが柔らかくなったことで空転が減る効果もあるのかもしれません。まあ、ハンヴィーが出てくるあたり、悪路での話のようですし。
揺れが「ガタガタ」から「ゆらゆら」になれば、おっしゃる通り乗員の疲労は増すかもしれません。
ショックアブソーバーが付いている時点で「タイヤの転がり抵抗が増えるのと同様の損失」は既に発生していて、今まではそれが熱に変わっていたのを電気に変えようということかなとか思いました。
#ソース見てません
エネルギーの収支という観点では、通常のショックアブソーバーは吸収した振動を単に熱に変えて放出してる(*)だけですから、それを発電に回したと考えれば、特に燃費だの何だのの悪化は考えなくてもよいのではないかと。
はい、私も同意見です。ここでは、もともと熱に変えている(無駄になっている)振動だけが対象ですから、一義的には燃費悪化要因にはならないと思います。(追加でおっしゃられている通り、厳密には微妙に変わってくる可能性はあるかもしれません。例えば、減衰のタイミングが変化することで、なにか別の燃費悪化要因が発生するだとか)
にしても、いくらなんでも燃費10%改善というのは出来すぎな話かなーとも思うのですが、そもそも比較元がハンヴィーですから、個人的な印象としては条件によってはあり得ないこともなさそうかな、というところです。ここは、テレコミのリンク先の記事だけでは判断できませんでした。
すいません、コメント先を間違えました。#1512704 [slashdot.jp]
ほとんど上段に近い余談:
車じゃなくて靴に類似コンセプトのの発電機構をつけることができたとした場合(エアクッションの代わりとかで)その靴で床発電エリアを歩くと靴側が発電した分だけ床発電の方は効率が低下してしまったりするだろうか?もしそうなら床と靴で発電資源の奪い合いが!
何度もこの (発電床は疲れるのか) 議論はされて、結論は「きちんと計らないと何とも言えない」だったと思います。念のため。
肯定派: 変位分ロスしているから疲れるはずだ否定派: その変位分は歩行時に体が落下する分を足で吸収 (減速) しているものの一部だから疲れは軽減されるはずだ
# ちなみに僕は否定派
あれから、新たに提示できる情報を集め切れていないのであまり触れませんが、音力発電の「発電床」は、「今後は発電効率を上げていく(JRの例では自動改札を動かせるくらいに)」と主張している点は見落とさないでくださいね…。(「無駄に捨てられている」エネルギーの上限が極めて小さいところで、この言葉の意味するところを)
なるほど。
まぁ、音力発電さんが「ふかふか」を超える何かを出してきたらその時に定量的な文句を言えばいいんじゃないでしょうか。前後に延ばすとか、効率以外の面で目標を達成するかもしれませんし、そこまでの高効率は無理でしたって言って方向転換するもよし (人がいればいるほど発電して光るイルミネーションなんか、わりといいんじゃないかと)。
# 個人的には、エスカレーターを歩く人達からならエネルギー奪ってもいいと思っています。# エスカレーターのステップを5cmぐらい沈み込むようにして、積極的にエネルギーを奪い取る、とかもありかも?
ところで下りのエスカレーターって基本的に発電できるんじゃないんですかね。
エスカレーターで5cm沈み込んだら危険じゃないですか?歩く歩かないはともかく、エスカレーターの移動速度に合わせて動きが速くなるように傾斜ついていて歩行速度アップしたところに立ち止まろうとして5cm沈み込んだらバランス崩しそうです。
あと、関東だと右、関西だと左を歩く人用に開けるってのがマナーらしいですが同じステップに乗ってるわけで止まってる人は歩く人が来る度に5cm上下されて気持ち悪くなりそうです。
# 個人的には、エスカレーターを歩く人達からならエネルギー奪ってもいいと思っています。
下り専用エスカレータを発電専用にすれば良いんでないかい?
>「無駄に捨てられている」エネルギーの上限が極めて小さい
なんて言えるほど二足歩行って効率良いのかね。自動改札機は寝言だとしても、あの床はまだまだ改良の余地があると思うし、研究対象としては面白いよ。
なんて言えるほど二足歩行って効率良いのかね。
少なくとも、「歩いて消費するカロリー」以上のものは出てきません。(人間の場合、歩行で消費するエネルギーより、基礎代謝のほうが大きい)
歩行運動で消費するエネルギーのうちの一部が(体重の上下動という形で)床に与えられる衝撃となりますが、この概算値は以前の議論でtaka2さん [slashdot.jp]やbakuchikujuuさん [slashdot.jp]が考察されています。歩行者の負担増になるか、ならないかで意見は分かれていますが、大したエネルギーにはならないという点では一致しています。
研究対象としては面白いよ。
用途さえ間違えなければ全く構わないと思いますよ。圧電素子の原理自体は正しいのですから。イルミネーション床みたいなのは面白いと思いますし、リモコンだとかセンサネットワークのように「電源が簡単に得られない場所だが、振動は得られる。小電力でよい」ならまさに適所です。
「エコである」ことをブチ上げておきながら、エネルギー総コストをかえって悪化させるような分野に適用しようとしているから胡散臭いだけで。
# 個人的には、もう一歩踏み外すと「水エネルギー」と同等レベルになると感じているので、動向は追いかけています。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
あと、僕は馬鹿なことをするのは嫌いですよ (わざとやるとき以外は)。-- Larry Wall
発電床と同じだって? (スコア:0)
Re:発電床と同じだって? (スコア:4, すばらしい洞察)
正確には、路面に突き上げられて車輪が上に動く→ばねが縮むことで車体の動きを抑える→そのままだとばねが伸び縮みして振動し続けるので油圧ショックアブソーバでばねの蓄えたエネルギーを熱にして散らす、か?
提案されたショックアブソーバが抵抗力を動的に切り替えられるのなら逆に乗り心地はよくなるかもしれません。油圧式だと大きな凸に突き当たったときには急速に縮むことができず、そのまま車体を突き上げてしまうので。
Re: (スコア:0)
> 人間が疲れるってものでもないとおもいます。
ああ、そういう意味ではなくて、発電床では人が疲れるが、今回のニュースの件では誰も疲れないという意味でした。
Re: (スコア:0)
熱力学の問題で熱エネルギにするより電気エネルギにするほうが
効率が悪いんで無いかい?
#従来のアブソーバーの改善度と比較すべきなんじゃね?
Re: (スコア:0)
>熱に変えてる
今回のは「回生式ショックアブソーバ」とでも呼びましょうかね。ブレーキと同様に。
模型用の鉛筆みたいに小さいアブソーバですらヒートシンクつきのは有るんで、
模型が積んでる微々たる量のバッテリ/燃料を更に無駄にするのか?なんとか回収できんのか?と以前から思ってたのも事実。
>油圧式だと
現行の油圧式アブソーバもなかなか頑張っていますね。
というか弁のつけ方とか、アブソーバを繋ぐリンク構造の向きとかを工夫することで、
いかにイイカンジの減衰をする(しない)かの味のだしかたが
メーカーの腕の見せ所なわけで。
Re:発電床と同じだって? (スコア:3, 参考になる)
元ソースを見ても詳細がちょっと解らないのですが、発電機構が床じゃなくてショックアブソーバー側にあるので、(実用的かどうかはともかくとして)少なくともアレと同じではないでしょう。こうした機構が(発電床のように)床側にあれば、タイヤの転がり抵抗が増えるのと同様の損失が発生し、燃費の悪化>>>床の発電量となると思われますが。
で、今回のモノについては、「燃費が10%改善するほどの電気を回収できるか?」という点は疑問に思ったのですが、従来よりショックアブソーバーが柔らかくなったことで空転が減る効果もあるのかもしれません。まあ、ハンヴィーが出てくるあたり、悪路での話のようですし。
揺れが「ガタガタ」から「ゆらゆら」になれば、おっしゃる通り乗員の疲労は増すかもしれません。
Re:発電床と同じだって? (スコア:2)
ショックアブソーバーが付いている時点で「タイヤの転がり抵抗が増えるのと同様の損失」は既に発生していて、今まではそれが熱に変わっていたのを電気に変えようということかなとか思いました。
#ソース見てません
Re:発電床と同じだって? (スコア:2)
はい、私も同意見です。ここでは、もともと熱に変えている(無駄になっている)振動だけが対象ですから、一義的には燃費悪化要因にはならないと思います。(追加でおっしゃられている通り、厳密には微妙に変わってくる可能性はあるかもしれません。例えば、減衰のタイミングが変化することで、なにか別の燃費悪化要因が発生するだとか)
にしても、いくらなんでも燃費10%改善というのは出来すぎな話かなーとも思うのですが、そもそも比較元がハンヴィーですから、個人的な印象としては条件によってはあり得ないこともなさそうかな、というところです。ここは、テレコミのリンク先の記事だけでは判断できませんでした。
Re:発電床と同じだって? (スコア:1, 参考になる)
まぁ理論上の話で、現実には多少の悪影響が出てるかもしれないが。
*サスペンションの中にはダンパーオイルを放熱フィン付のリザーバタンクに逃がしたりする物もある
Re:発電床と同じだって? (スコア:2)
すいません、コメント先を間違えました。#1512704 [slashdot.jp]
床発電との競合(Re:発電床と同じだって? (スコア:1)
ほとんど上段に近い余談:
車じゃなくて靴に類似コンセプトのの発電機構をつけることができたとした場合(エアクッションの代わりとかで)
その靴で床発電エリアを歩くと靴側が発電した分だけ床発電の方は効率が低下してしまったりするだろうか?
もしそうなら床と靴で発電資源の奪い合いが!
Re: (スコア:0)
何度もこの (発電床は疲れるのか) 議論はされて、結論は「きちんと計らないと何とも言えない」だったと思います。念のため。
肯定派: 変位分ロスしているから疲れるはずだ
否定派: その変位分は歩行時に体が落下する分を足で吸収 (減速) しているものの一部だから疲れは軽減されるはずだ
# ちなみに僕は否定派
Re:発電床と同じだって? (スコア:2)
あれから、新たに提示できる情報を集め切れていないのであまり触れませんが、音力発電の「発電床」は、「今後は発電効率を上げていく(JRの例では自動改札を動かせるくらいに)」と主張している点は見落とさないでくださいね…。(「無駄に捨てられている」エネルギーの上限が極めて小さいところで、この言葉の意味するところを)
Re: (スコア:0)
なるほど。
まぁ、音力発電さんが「ふかふか」を超える何かを出してきたらその時に定量的な文句を言えばいいんじゃないでしょうか。前後に延ばすとか、効率以外の面で目標を達成するかもしれませんし、そこまでの高効率は無理でしたって言って方向転換するもよし (人がいればいるほど発電して光るイルミネーションなんか、わりといいんじゃないかと)。
# 個人的には、エスカレーターを歩く人達からならエネルギー奪ってもいいと思っています。
# エスカレーターのステップを5cmぐらい沈み込むようにして、積極的にエネルギーを奪い取る、とかもありかも?
Re:発電床と同じだって? (スコア:2)
お願いだから走る人からは奪わないで。
Best regards, でぃーすけ
Re:発電床と同じだって? (スコア:1)
# 他にもカルマ補正が付いていると思われるコメントが散見するのでバグとかサーバの不具合とかのような気がするのですが...
Best regards, でぃーすけ
Re:発電床と同じだって? (スコア:2)
ところで下りのエスカレーターって基本的に発電できるんじゃないんですかね。
Re:発電床と同じだって? (スコア:1)
エスカレーターで5cm沈み込んだら危険じゃないですか?
歩く歩かないはともかく、エスカレーターの移動速度に合わせて動きが速くなるように傾斜ついていて
歩行速度アップしたところに立ち止まろうとして5cm沈み込んだらバランス崩しそうです。
あと、関東だと右、関西だと左を歩く人用に開けるってのがマナーらしいですが
同じステップに乗ってるわけで止まってる人は歩く人が来る度に5cm上下されて気持ち悪くなりそうです。
Re: (スコア:0)
# 個人的には、エスカレーターを歩く人達からならエネルギー奪ってもいいと思っています。
下り専用エスカレータを発電専用にすれば良いんでないかい?
Re: (スコア:0)
>「無駄に捨てられている」エネルギーの上限が極めて小さい
なんて言えるほど二足歩行って効率良いのかね。
自動改札機は寝言だとしても、あの床はまだまだ改良の余地があると思うし、研究対象としては面白いよ。
Re:発電床と同じだって? (スコア:2)
少なくとも、「歩いて消費するカロリー」以上のものは出てきません。(人間の場合、歩行で消費するエネルギーより、基礎代謝のほうが大きい)
歩行運動で消費するエネルギーのうちの一部が(体重の上下動という形で)床に与えられる衝撃となりますが、この概算値は以前の議論でtaka2さん [slashdot.jp]やbakuchikujuuさん [slashdot.jp]が考察されています。
歩行者の負担増になるか、ならないかで意見は分かれていますが、大したエネルギーにはならないという点では一致しています。
用途さえ間違えなければ全く構わないと思いますよ。圧電素子の原理自体は正しいのですから。イルミネーション床みたいなのは面白いと思いますし、リモコンだとかセンサネットワークのように「電源が簡単に得られない場所だが、振動は得られる。小電力でよい」ならまさに適所です。
「エコである」ことをブチ上げておきながら、エネルギー総コストをかえって悪化させるような分野に適用しようとしているから胡散臭いだけで。
# 個人的には、もう一歩踏み外すと「水エネルギー」と同等レベルになると感じているので、動向は追いかけています。