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昔のキーボードって、フルキー側は「リターンキー」で、テンキー側は「エンターキー」ってのが結構あったと思います。PFUのキーボードコレクション [fujitsu.com]によると、IBMは最初っから両方エンターだったようですがNECはPC-8001ではRETURN/ENTERだったのが、PC-9801ではどちらも矢印になってる…
コンピュータより前、タイプライター由来ですね。
タイプライターでは、打鍵して文字が印字される部分が固定で1文字打つごとに紙の方が左に移動する [niigata-u.ac.jp]ようになってました。この紙を運ぶ部分が「キャリッジ」で、手動タイプライターでは一行打つたびに手動で、キャリッジを手で右に押して行頭にもどす(キャリッジリターン=CR)のと、紙を1行分上に送る(ラインフィード=LF)という操作が必要がありました。
それが、電動タイプライター [selectric.org]ではこの「キャリッジリターン」(とLF)を電動で行ってくれる「RETURN」キーが搭載されることとなったんですね。
なお、今でもWindows系のテキストファイルで改行が[CR][LF]なのもこの流れですね。プリンタの制御コマンドでも、タイプライター同様[CR]と[LF]が別コマンドになっていて、その制御コードをそのままファイルフォーマットにした感じ。
ああ、あれをキャリッジというんですか。うちにも一台メカニカルなタイプライターが流れ着いているのですが、初めて知りました。ただ動作としては・キャリッジ左端のレバーを右へ押すと、1行分紙送り=LF・そのままレバーごとキャリッジを右いっぱいまで押してCRなので順番が逆ですね。もっともこの辺はメーカーや機種によっても違ってきそうですけれど。
西暦下2桁どころか、西暦下1桁+月1桁(11月以降はアルファベットに変換)+日2桁という、持ち方をしていたシステムもありました#もしかしたら、まだ一本くらい動いているかも
> そしてトピとは関係ないですがソフト面でのデザインミスを1つ。> かつてのコンピュータで、年の値を西暦の下2桁でしか保持していなかったこと。「致命的」という点ではむしろこちらのほうこそトピにふさわしいと思います。みんな「致命的」のハードルが低すぎ。
のちのちそれが大きな問題になるわけですが、そのうちそのソースは更新される/置き換わると考えて設計されていたとしても、不思議ではありません。 メモリの占有率や実行速度の為にバイト単位のチューニングをしたりしていたのはそう遠いむかしではない気がします。 そういったことをガリガリやって性能を出すように日々頑張っていた方々のお陰で今があるようにわたくしは思います。
CR(キャリッジリターン)のコードを入力するキーだったからじゃないの?
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犯人は巨人ファンでA型で眼鏡をかけている -- あるハッカー
デザインミスなのかどうかは知りませんが (スコア:1)
そしてトピとは関係ないですがソフト面でのデザインミスを1つ。
かつてのコンピュータで、年の値を西暦の下2桁でしか保持していなかったこと。
エンターキー vs. リターンキー (スコア:3, 興味深い)
IBM 3270端末のように、半二重通信方式でつながれた端末では、
端末ローカルで画面をエディットし、編集結果を「送信」キーで
ホストに送るのが普通です。3270端末では送信キーに「Enter」
という名前がついていて、IBM-PCもそれを受け継いでいます。
リターンキー:
全二重通信方式でつながれた端末では、送信キーというものは
存在せず、すべてのキー入力がそのままホストに送られます。
テレタイプ時代のASR-33をはじめとして、DEC VT100など主要な
全二重端末では、復帰コードを送るキーを「Return」(タイプ
ライターのキャリッジリターンの略)と呼んでいて、PC-9801や
FMRシリーズなど、国産PCはそれを受け継いだようです。
Re:エンターキー vs. リターンキー (スコア:1)
昔のキーボードって、
フルキー側は「リターンキー」で、
テンキー側は「エンターキー」ってのが結構あったと思います。
PFUのキーボードコレクション [fujitsu.com]によると、IBMは最初っから両方エンターだったようですが
NECはPC-8001ではRETURN/ENTERだったのが、PC-9801ではどちらも矢印になってる…
キャリッジリターン (スコア:3, 参考になる)
コンピュータより前、タイプライター由来ですね。
タイプライターでは、打鍵して文字が印字される部分が固定で1文字打つごとに紙の方が左に移動する [niigata-u.ac.jp]ようになってました。
この紙を運ぶ部分が「キャリッジ」で、手動タイプライターでは一行打つたびに手動で、
キャリッジを手で右に押して行頭にもどす(キャリッジリターン=CR)のと、紙を1行分上に送る(ラインフィード=LF)という操作が必要がありました。
それが、電動タイプライター [selectric.org]ではこの「キャリッジリターン」(とLF)を電動で行ってくれる「RETURN」キーが搭載されることとなったんですね。
なお、今でもWindows系のテキストファイルで改行が[CR][LF]なのもこの流れですね。
プリンタの制御コマンドでも、タイプライター同様[CR]と[LF]が別コマンドになっていて、
その制御コードをそのままファイルフォーマットにした感じ。
Re: (スコア:0)
ああ、あれをキャリッジというんですか。
うちにも一台メカニカルなタイプライターが流れ着いているのですが、初めて知りました。
ただ動作としては
・キャリッジ左端のレバーを右へ押すと、1行分紙送り=LF
・そのままレバーごとキャリッジを右いっぱいまで押してCR
なので順番が逆ですね。
もっともこの辺はメーカーや機種によっても違ってきそうですけれど。
Re:デザインミスなのかどうかは知りませんが (スコア:1)
ASCIIのCRだかLFだかを打ち込むキー、という意味では
リーズナブルなような。
Re:デザインミスなのかどうかは知りませんが (スコア:1)
西暦下2桁どころか、
西暦下1桁+月1桁(11月以降はアルファベットに変換)+日2桁
という、持ち方をしていたシステムもありました
#もしかしたら、まだ一本くらい動いているかも
Re: (スコア:0)
> そしてトピとは関係ないですがソフト面でのデザインミスを1つ。
> かつてのコンピュータで、年の値を西暦の下2桁でしか保持していなかったこと。
「致命的」という点ではむしろこちらのほうこそトピにふさわしいと思います。
みんな「致命的」のハードルが低すぎ。
Re:デザインミスなのかどうかは知りませんが (スコア:3, 興味深い)
西暦の下2桁になっていた理由は、ミスというより当時の状況がそうさせた、と考えると理解し易いと思います。
現在のようにUSBメモリが数千円で16GBなどという状況ではなく、
一部屋埋め尽くすような、汎用コンピュータ(IBM 370-165)ですら、主記憶最大3145KB、磁気ディスク装置800MBです。
データのバイト(Byte)単価を考えると、生年月日や、決済日などに出現する19xx,19xx,19xx……は、最も削りたい冗長なデータであると考えられます。
もちろん当時のJIS規格(わたくしの持っている資料が古いのですが)C6262-1970でも、
日付のコードは「YYMMDD」「YYYYMMDD」の両方を規定しています。
のちのちそれが大きな問題になるわけですが、そのうちそのソースは更新される/置き換わると考えて設計されていたとしても、不思議ではありません。
メモリの占有率や実行速度の為にバイト単位のチューニングをしたりしていたのはそう遠いむかしではない気がします。
そういったことをガリガリやって性能を出すように日々頑張っていた方々のお陰で今があるようにわたくしは思います。
/* Seeds */
Re: (スコア:0)
CR(キャリッジリターン)のコードを入力するキーだったからじゃないの?