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割と簡単に複製がいくつも作れる事じゃない?それも今ある品質から理論的には劣化なしで。
あらゆるデータに言えることだけど、消失を防ぐには地理的、環境的に異なる場所への多重バックアップが理想的解だと思いますが。
ネガフィルムだって火災とかに遭えば消失するじゃない。
言葉を変えれば、ネガフィルムは、火災,地震etcの稀な事象さえ無ければ、ほっぽといてもOK。 電子データは、そうとは限らない。
ついでに言えば、今の時点で、20ン年前に撮影したネガフィルムを現像するのと、20ン年前に8インチor5インチのフロッピーに保存したデータを読み出すのの、どっちが簡単ですか? 長期保存する物は、ローテクな方法を使った方が、向いてる可能性だって、有ると思うよ。
アナログデータを「保存」するには暗くて冷たい場所にでも保管しておくのが一番ですが、デジタルデータは常にコピーされ続けていなければ生き残れないってことです。流れていない水は腐ります。
Winnyネットワークに流せと言うことでしょうか
今日、ここに、Winny考古学が発生いたしました。
アナログデータを「保存」するには暗くて冷たい場所にでも保管しておくのが一番ですが、デジタルデータは常にコピーされ続けていなければ生き残れない
これは名言かも。まさにそのとおりと思います。データ作成した人が、後世に残す価値があると信じるのであれば、Winnyに限定せずにgoogleさんやYahooさんに預かってもらうなど、あらゆる手段でデータを配布すれば良いと思う。権利は主張するけどコピーはどんどんしてください。理念からしてもそれで問題ない気がするんだけどなぁ。
それはそれで、生き残るデータが皆が喜んで複製するようなものに偏ってしまうという問題が残る。複製されないデータは要らないデータだから消えて良い、というのは素人の発想で、例えば google のページ検索が、一見くだらないと思われる語句のひとつひとつを収集し続けることによって成立していることを思い出してみるといい。そのデータが要るか要らないかは、データを収集する時点で判断しきれるものではない。なぜなら、それは検索語句が入力されて、はじめて確定するものなのだから。それが学術的な研究を目的とするのであればなおさらだ。将来どのような研究がなされ、そこではどのようなデータがどのように利用されるのか、今この時代にそれを予言できる者がいたら、何を残し何を破棄すべきか助言するといい。
あのフィルム、まだ現像できるんだろうか。
てことは未現像のモノクロネガフィルム? それじゃあ光を遮れないから叱られるだろうよ。
それとも、現像済のカラーネガフィルムで「遮れるように見えて遮れていないから却って危険」だったのだろうか。
30年前で思い出した。光を当てすぎた、一見真っ黒に見えるカラーネガフィルムの赤外線透過率が高すぎることは、あの(1981年7月31日の)日蝕の直後に指摘され始めたはずだ。それまでの出版物には、カラーネガフィルム2枚重ね(正直、ちょっと眩しかった)を用いるべきことが、当たり前に書かれていた。
あまり天気の良くない日に、ほんの数秒日食を見ただけなら、大抵別条ないのかもしれない。片目だけなら網膜の一部に変なのが残っても、すぐには気づかないかもしれない。
でも、何かの拍子に気づいたりすると、LCDのドット抜けみたいに無視できなくなるんだよね。特に年をとると視力が衰えたり、他の要因(飛蚊現象など)もあいまって、肉眼の光学的な傷はかなり煩くなるようだ。
# 左目だけをある方向に向けて白い壁などを見ると、いつも薄黒い丸が見えることに、こないだ気づいたよ。# 日食観測が祟ったわけじゃないだろうけど。
言葉を変えれば、ネガフィルムは、火災,地震etcの稀な事象さえ無ければ、ほっぽといてもOK。
火災も地震もetcも「稀な事象」ではないと思うんだ。現実問題として。少なくとも日本では。
#大雨が降るとすぐ洪水になる地域に住んでるのでAC
>言葉を変えれば、ネガフィルムは、火災,地震etcの稀な事象さえ無ければ、ほっぽといてもOK。
物理的に消滅しなくとも、銀塩が経年変化で劣化していくのは止められません。デジタルも劣化(データロス)が無いわけではありませんが、多重にコピー作るなどして防御策を講じることは可能です。
そもそも、銀塩もデジタルデータも一長一短だと思うんですが、なんでデジタルだけそんなに否定するのでしょうか?
>そもそも、銀塩もデジタルデータも一長一短なのに、銀塩が滅びようとしているから>デジタルだけそんなに否定して、銀塩も残せと主張してるんではないかと。
元コメでは、デジタルデータは「長期保存」という観点で銀塩に勝てないように書いてあるのでそうではなく、メリット・デメリットがあるんじゃないかと言ったつもりです。
銀塩 ・メリット・・・読み出しの普遍性(ローテク故に) ・デメリット・・緩やかに経年劣化
デジタルデータ ・メリット・・・多重バックアップ(容易)によるデータの健全性 ・デメリット・・一部欠損による全データ消失の可能性
#もちろん、これ以外のメリット・デメリットありますが
>今の時点で、20ン年前に撮影したネガフィルムを現像するのと、
未現像の20年物のネガフィルムってまともに現像できない気が...
10年くらい前のテレビ番組で、スタッフの家のタンスの中で何十年も放置されてたカメラの中から出てきた、というカラーネガフィルムの現像をやってました。フィルムメーカーに持ち込んで現像・プリントすると、色あせた感じはするもののきちんとした写真が出てきていて驚きました。写ってたのは千里の万博だったので、10年前の番組としても29年間未現像だったフィルムということになります。
テレビ番組がソースというのはともかくとして、一般化は無理でしょう。そもそも「フィルムメーカーに持ち込んで現像・プリントすると、」という時点で
今の時点で、20ン年前に撮影したネガフィルムを現像するのと、20ン年前に8インチor5インチのフロッピーに保存したデータを読み出すのの、どっちが簡単ですか?
の解になっていませんし。
>ミニラボでなく取次ぎ店に出せばそれほど特殊な話ではないと思うが。
元々の話 (#1612617)にそう(「フィルムメーカーに持ち込んで」)書いてあるわけで、それからはその辺のラボに普通に出せばOKとは読み取れなかったもので。まあ、 (#1612617)であげたテレビ番組で実際にやったこととその結果を確認しないとこれ以上の議論は無理ですね。
> 20ン年前に8インチor5インチのフロッピーに保存したデータをコピーもせずに放置してデジタルデータの一番のメリットを殺してたらそりゃアナログデータにも負けるでしょうよ。
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未知のハックに一心不乱に取り組んだ結果、私は自然の法則を変えてしまった -- あるハッカー
デジタル・メディアの利点 (スコア:0)
割と簡単に複製がいくつも作れる事じゃない?
それも今ある品質から理論的には劣化なしで。
あらゆるデータに言えることだけど、消失を防ぐには地理的、環境的に異なる場所への多重バックアップが理想的解だと思いますが。
ネガフィルムだって火災とかに遭えば消失するじゃない。
Re:デジタル・メディアの利点 (スコア:4, すばらしい洞察)
言葉を変えれば、ネガフィルムは、火災,地震etcの稀な事象さえ無ければ、ほっぽといてもOK。
電子データは、そうとは限らない。
ついでに言えば、今の時点で、20ン年前に撮影したネガフィルムを現像するのと、20ン年前に8インチor5インチのフロッピーに保存したデータを読み出すのの、どっちが簡単ですか?
長期保存する物は、ローテクな方法を使った方が、向いてる可能性だって、有ると思うよ。
保存の概念から考え直す必要がある (スコア:2, すばらしい洞察)
アナログデータを「保存」するには暗くて冷たい場所にでも保管しておくのが一番ですが、デジタルデータは常にコピーされ続けていなければ生き残れないってことです。流れていない水は腐ります。
Re:保存の概念から考え直す必要がある (スコア:2, すばらしい洞察)
問題になるのでは?
考古学データの保存などは、一度も顧みられることもないかもしれないけど
なくすわけにはいかないデータを保存することが大切です。
デジタル特有の、手軽に複数コピーしてどれかひとつは継いでいけるという
アナログにできない戦略は、複数のコピー、こまめなコピーをできる
状況で初めて成り立つので、考古学の保存という、役に立つかわからないし
一度も使われることもないかも知れないけど保存しなくてはならない、
という状況においては、いわばごまかし手法だと思います。
結局、保存という要求を満たすには、デジタルデータでも寿命の長い
メディア開発は必要だと思います。
定期的に冗長性をもってコピー&ベリファイする手間をかけられるなら、
すぐにでもデジタルデータに変更したほうが便利で安いですよね。
Re:保存の概念から考え直す必要がある (スコア:1, おもしろおかしい)
Winnyネットワークに流せと言うことでしょうか
Re:保存の概念から考え直す必要がある (スコア:1)
今日、ここに、Winny考古学が発生いたしました。
Re:保存の概念から考え直す必要がある (スコア:1)
アナログデータを「保存」するには暗くて冷たい場所にでも保管しておくのが一番ですが、デジタルデータは常にコピーされ続けていなければ生き残れない
これは名言かも。まさにそのとおりと思います。データ作成した人が、後世に残す価値があると信じるのであれば、Winnyに限定せずにgoogleさんやYahooさんに預かってもらうなど、あらゆる手段でデータを配布すれば良いと思う。権利は主張するけどコピーはどんどんしてください。理念からしてもそれで問題ない気がするんだけどなぁ。
Re:保存の概念から考え直す必要がある (スコア:1, すばらしい洞察)
それはそれで、生き残るデータが皆が喜んで複製するようなものに偏ってしまうという問題が残る。
複製されないデータは要らないデータだから消えて良い、というのは素人の発想で、
例えば google のページ検索が、一見くだらないと思われる語句のひとつひとつを
収集し続けることによって成立していることを思い出してみるといい。
そのデータが要るか要らないかは、データを収集する時点で判断しきれるものではない。
なぜなら、それは検索語句が入力されて、はじめて確定するものなのだから。
それが学術的な研究を目的とするのであればなおさらだ。
将来どのような研究がなされ、そこではどのようなデータがどのように利用されるのか、
今この時代にそれを予言できる者がいたら、何を残し何を破棄すべきか助言するといい。
Re:デジタル・メディアの利点 (スコア:1)
家族にこっぴどく叱られますた。
あのフィルム、まだ現像できるんだろうか。
Re:デジタル・メディアの利点 (スコア:1)
てことは未現像のモノクロネガフィルム? それじゃあ光を遮れないから叱られるだろうよ。
それとも、現像済のカラーネガフィルムで「遮れるように見えて遮れていないから却って危険」だったのだろうか。
Re: (スコア:0)
網膜に有害な成分がフィルタ出来てない。
Re: (スコア:0)
Re:デジタル・メディアの利点 (スコア:1, 興味深い)
30年前で思い出した。
光を当てすぎた、一見真っ黒に見えるカラーネガフィルムの赤外線透過率が高すぎることは、あの(1981年7月31日の)日蝕の直後に指摘され始めたはずだ。
それまでの出版物には、カラーネガフィルム2枚重ね(正直、ちょっと眩しかった)を用いるべきことが、当たり前に書かれていた。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
あまり天気の良くない日に、ほんの数秒日食を見ただけなら、大抵別条ないのかもしれない。
片目だけなら網膜の一部に変なのが残っても、すぐには気づかないかもしれない。
でも、何かの拍子に気づいたりすると、LCDのドット抜けみたいに無視できなくなるんだよね。
特に年をとると視力が衰えたり、他の要因(飛蚊現象など)もあいまって、肉眼の光学的な傷はかなり煩くなるようだ。
# 左目だけをある方向に向けて白い壁などを見ると、いつも薄黒い丸が見えることに、こないだ気づいたよ。
# 日食観測が祟ったわけじゃないだろうけど。
Re:デジタル・メディアの利点 (スコア:1, 興味深い)
言葉を変えれば、ネガフィルムは、火災,地震etcの稀な事象さえ無ければ、ほっぽといてもOK。
火災も地震もetcも「稀な事象」ではないと思うんだ。現実問題として。少なくとも日本では。
#大雨が降るとすぐ洪水になる地域に住んでるのでAC
Re: (スコア:0)
>言葉を変えれば、ネガフィルムは、火災,地震etcの稀な事象さえ無ければ、ほっぽといてもOK。
物理的に消滅しなくとも、銀塩が経年変化で劣化していくのは止められません。
デジタルも劣化(データロス)が無いわけではありませんが、多重にコピー
作るなどして防御策を講じることは可能です。
そもそも、銀塩もデジタルデータも一長一短だと思うんですが、なんで
デジタルだけそんなに否定するのでしょうか?
Re: (スコア:0)
>そもそも、銀塩もデジタルデータも一長一短
なのに、銀塩が滅びようとしているから
>デジタルだけそんなに否定
して、銀塩も残せと主張してるんではないかと。
Re: (スコア:0)
元コメでは、デジタルデータは「長期保存」という観点で銀塩に勝てないように書いてあるので
そうではなく、メリット・デメリットがあるんじゃないかと言ったつもりです。
銀塩
・メリット・・・読み出しの普遍性(ローテク故に)
・デメリット・・緩やかに経年劣化
デジタルデータ
・メリット・・・多重バックアップ(容易)によるデータの健全性
・デメリット・・一部欠損による全データ消失の可能性
#もちろん、これ以外のメリット・デメリットありますが
Re: (スコア:0)
> デジタルだけそんなに否定するのでしょうか?
銀塩が存続の危機と言える程度に市場から否定されてるから、
存続させるために銀塩の長じてる部分を強調してるだけだと思うよ。
無闇に敵を見出すのは良くない。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
暗室ととかないから、お店に頼むしかないな。
> 20ン年前に8インチor5インチのフロッピー
8インチのFDは、扱ったことが無いから、無理だけど、5インチならなんとかなる。
カセットテープだと読み出し先のマシンを立ち上げるのが大変。
(エミュレータでなんとかなるか。)
Re: (スコア:0)
>今の時点で、20ン年前に撮影したネガフィルムを現像するのと、
未現像の20年物のネガフィルムってまともに現像できない気が...
Re: (スコア:0)
10年くらい前のテレビ番組で、スタッフの家のタンスの中で何十年も放置されてたカメラの中から出てきた、というカラーネガフィルムの現像をやってました。
フィルムメーカーに持ち込んで現像・プリントすると、色あせた感じはするもののきちんとした写真が出てきていて驚きました。
写ってたのは千里の万博だったので、10年前の番組としても29年間未現像だったフィルムということになります。
Re: (スコア:0)
テレビ番組がソースというのはともかくとして、一般化は無理でしょう。そもそも
「フィルムメーカーに持ち込んで現像・プリントすると、」という時点で
の解になっていませんし。
Re: (スコア:0)
ミニラボでなく取次ぎ店に出せばそれほど特殊な話ではないと思うが。
古いフイルムだからと言って特殊な現像をしているとも思えないし、
その辺のミニラボでも同じ結果が得られそうだけど。
Re: (スコア:0)
>ミニラボでなく取次ぎ店に出せばそれほど特殊な話ではないと思うが。
元々の話 (#1612617)にそう(「フィルムメーカーに持ち込んで」)書いてあるわけで、それからはその辺のラボに普通に出せばOKとは読み取れなかったもので。まあ、 (#1612617)であげたテレビ番組で実際にやったこととその結果を確認しないとこれ以上の議論は無理ですね。
Re: (スコア:0)
> 20ン年前に8インチor5インチのフロッピーに保存したデータを
コピーもせずに放置してデジタルデータの一番のメリットを殺してたらそりゃアナログデータにも負けるでしょうよ。