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実際のところ、再来年からF1用のタイヤを製造できるようなタイヤメーカーってどれくらいあるんだろう。
2010年のレギュレーションから「決勝での給油が禁止」になるらしいので「給油のついでにタイヤ交換」がなくなってタイヤにはシビアになる。2011年のレギュレーションではどうなってるかわからないけど、トップメーカーのブリジストンが撤退するような採算性と開発コストに耐えられるメーカーとなると、ミシュラン、グッドイヤー等の大手か、名前を売りたい新興国メーカーぐらいだろうか。
参考:
ブリヂストンが新規参入した時はタイヤそのものの開発や品質の安定性もさる事ながら、世界各地へのロジスティクスの構築も課題だったと聞きました。経験のあるメーカーは別として、新規参入組ならばそのような点も考慮に入れなければならないはずですが、どうなんでしょうね。
また、ブリヂストンはそのロジのノウハウを蓄積しているはずですが、これは自社事業のみにとどめるつもりなのでしょうか。それとも、航空会社の関連会社がマナーやサービスのコンサルやトレーニングを行っているように、持ち駒の一つとして活用する計画はあるのでしょうか。
#商社に比べたら情報量や蓄積はまだまだだろうという点は置いといて
> 2010年のレギュレーションから「決勝での給油が禁止」になる> らしいので「給油のついでにタイヤ交換」がなくなってタイヤ> にはシビアになる。
あれ? 給油が許可される前は、タイヤ交換のためだけにピットインしてたよね? 1990年代から F1 を見だした私からすると、あるべき姿に戻ったなぁ、という感じなんですが。
フェラーリとマクラーレンのタイヤ交換レースとか、飛ばしすぎて最後ガス欠でコース上に止ってしまうとか、そのドライバーを別のチームの車が乗せて帰ってくるとか、そういうのがまたみられるようになるんだろうか。
> 2010年のレギュレーションから「決勝での給油が禁止」になるらしいので> 「給油のついでにタイヤ交換」がなくなってタイヤにはシビアになる。
なりません。プライム/オプションの二種類供給は同じだし、どちらかを一回は使わなきゃいけないルールも引き継がれます。単に給油が無くなるだけ。
クムホのSタイヤは評判いいですよ。F1用を作れるかは分からないけれど。
評判いいのハンコックだった。
それをやると開発コストが際限なく上がるのでメーカーも苦しいし新規参戦など夢のまた夢。それで予算制限(バジェットキャップ)案が出てきたわけです。その上で観客にとって順位変動がわかりやすいコース上でのオーバーテイクを増やすために給油禁止案が成立したのではないかと思います。
>それをやると開発コストが際限なく上がるのでメーカーも苦しいし新規参戦など夢のまた夢。
開発コストってのは帳簿に表れるものも表れないものもある。ルールを守るためのコストが高いのと、それが製品開発や特許につながるコストなのでは意味が違うのでは?
意味のあるコストと質の高い理念があればスポンサーはつくはずなのに根本で迷子になっているからタイヤメーカーすら降りる
>根本で迷子になっているここは私も概ね同意ですが、スポンサーもスポンサーが出せる資金も有限なので、>意味のあるコストと質の高い理念があればスポンサーはつくはずというところはちょっと疑問ですね。
あと具体的なソースはありませんが、現在のF1の開発って製品開発や特許に繋がるコストとして成立しにくいように思います。お金かかる割には市販車にフィードバックしにくいものがほとんどじゃないかと。もしそうであれば意味のあるコスト自体を出すことが難しくなっていると思います。
それは関係無いと思いますよ。競争する気で参戦するなら、コストなんてのは「使えるだけ使う」のは必定。そしてそうした時、アイデアが封じられればクオリティに金を使うのだけど、そちらの方が費用対効果は薄いのですよ。
実際、アイデアの規制が甘かった時には、ティレルなりロータスなりブラバムなりの、「金は無くともアイデア勝負」のチームが、活躍する余地が有りましたよね。
なるほど。私はコストかけすぎるとメーカーですらついてこなくなると思うので、バジェットキャップ自体は消極的ですが賛成です(いくらでも金かけてよいという条件で続くならその方が面白いと思う)。バジェットキャップは採用した上で制限撤廃したら面白そうですね。
>その上で観客にとって順位変動がわかりやすい>コース上でのオーバーテイクを増やすために>給油禁止案が成立したのではないかと思います。わかりやすいのは、ものすごく認めるんだけど実際の所、コース上でのオーバーテイクってどれだけ可能なの?
中継でいいとこ取りを見ているはずなんだけどオーバーテイクシーンなんてほとんど無くて各レース10回くらい?中継に映ってない下位だったらそこそこありそうだけど、上位陣でオーバーテイクってどれだけある?
スペックが似たようなマシンで走ってる限りドライバーのミスくらいしかチャンスは無い気がする。
# F1参戦数回のドライバーが、F1トップクラスドライバーをブロック!!# ってレコードラインを走ってて、ぶつかりそうでも譲らないから抜けないだけだよねー# みたいな。
# 来年は予選上等!な、つまらないシーズンになりそう## 低加速の車だとブレーキング失敗でも順位が数個落ちたりするから## おもしろいんだろうけど、今の車だとなー
今のF1でオーバーテイクが少ないのはコーナーでくっつけないからなんですよね。グリップの大半を空力に頼ってるので、前車の後ろにくっつくと空気が当たらなくてグリップが抜けちゃうんですよ。んでコーナーでくっつけないと次の直線でスリップストリームを十分に活かせないのでオーバーテイクまで持っていけないと。なので> スペックが似たようなマシンで走ってる限り> ドライバーのミスくらいしかチャンスは無い気がする。これはまったくその通りだと思います。
で、給油禁止にすると嫌でもコース上で抜かないとだめになるので、チームは頑張ってそういう風に車をデザインしてね、というのが趣旨かなと思います。実効力がどの程度かは微妙だと私も思いますが……。
ピレリもWRCにワンメイクやってるので、ミシュランかなぁ。ワンメイクならそんなに開発競争しないですむので、安上がり。
一番企業としての可能性が高そうなのはミシュランだと私も思いますが、2007年にワンメイク化されるにあたって「コンペティションじゃないならやる意味がない」と言って撤退しましたからねぇ。可能性としては薄いかなぁと思ってます。本当にどうなるんでしょうね。
そういえば、昔から気になってたことがあるので、ここで意見を聞いてみたかったり。
各メーカー勝利数を宣伝の一環として使ってたりすることがありますが、ワンメイク時期の勝利数ってどうするべきなんですかね。各戦実施するたびに確実に一勝増えていくわけで、それって勝利数として意味あるのかよっていつも不思議に思ってるのだが。特に、タイヤは今のブリヂストンに限らずワンメイク時期が結構あったよね。
エンジンはDFV全盛期でもフェラーリは自前だったか。
雑誌の企画などでタイヤメーカー別勝利数を比較したりするときなんかは普通に勝利としてカウントしてますね。メーカーが宣伝文句に使うときもおそらく同じでしょう。実際に勝利していることは疑いないですし、そこにどういう意味を見出すかは受け取る側の問題でもあるので。
>そこにどういう意味を見出すかは受け取る側の問題でもあるので。
詐欺師の理屈ですねw「誇大広告や意味のない宣伝文句で騙される馬鹿が悪いんだ」と
またまた雑誌の企画の例ですが、「この期間はワンメイク」という注釈を入れているところもありますね。さらにそれを除いた勝利数も併載したり。こういう雑誌なら良心的でしょうか?
供給に応じる事ができたのがその一社だけだったなら、不戦勝扱いでいいのでは。政治的な理由で一社独占だった場合は勘定に入れたくないけど。
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私はプログラマです。1040 formに私の職業としてそう書いています -- Ken Thompson
2011年からは (スコア:4, おもしろおかしい)
Re:2011年からは (スコア:3, 参考になる)
実際のところ、再来年からF1用のタイヤを製造できるようなタイヤメーカーってどれくらいあるんだろう。
2010年のレギュレーションから「決勝での給油が禁止」になるらしいので「給油のついでにタイヤ交換」がなくなってタイヤにはシビアになる。
2011年のレギュレーションではどうなってるかわからないけど、トップメーカーのブリジストンが撤退するような採算性と開発コストに耐えられるメーカーとなると、ミシュラン、グッドイヤー等の大手か、名前を売りたい新興国メーカーぐらいだろうか。
参考:
Re:2011年からは (スコア:4, 興味深い)
ブリヂストンが新規参入した時はタイヤそのものの開発や品質の安定性もさる事ながら、世界各地へのロジスティクスの構築も課題だったと聞きました。経験のあるメーカーは別として、新規参入組ならばそのような点も考慮に入れなければならないはずですが、どうなんでしょうね。
また、ブリヂストンはそのロジのノウハウを蓄積しているはずですが、これは自社事業のみにとどめるつもりなのでしょうか。それとも、航空会社の関連会社がマナーやサービスのコンサルやトレーニングを行っているように、持ち駒の一つとして活用する計画はあるのでしょうか。
#商社に比べたら情報量や蓄積はまだまだだろうという点は置いといて
Re:2011年からは (スコア:1, 興味深い)
> 2010年のレギュレーションから「決勝での給油が禁止」になる
> らしいので「給油のついでにタイヤ交換」がなくなってタイヤ
> にはシビアになる。
あれ? 給油が許可される前は、タイヤ交換のためだけにピットイン
してたよね? 1990年代から F1 を見だした私からすると、あるべき
姿に戻ったなぁ、という感じなんですが。
フェラーリとマクラーレンのタイヤ交換レースとか、飛ばしすぎて
最後ガス欠でコース上に止ってしまうとか、そのドライバーを別の
チームの車が乗せて帰ってくるとか、そういうのがまたみられるよ
うになるんだろうか。
Re:2011年からは (スコア:1)
> 2010年のレギュレーションから「決勝での給油が禁止」になるらしいので
> 「給油のついでにタイヤ交換」がなくなってタイヤにはシビアになる。
なりません。
プライム/オプションの二種類供給は同じだし、どちらかを一回は使わなきゃいけないルールも引き継がれます。
単に給油が無くなるだけ。
Re:2011年からは (スコア:1)
Re: (スコア:0)
技術的にどうか知らんけど。
Re:2011年からは (スコア:2)
クムホのSタイヤは評判いいですよ。
F1用を作れるかは分からないけれど。
Re:2011年からは (スコア:2)
評判いいのハンコックだった。
Re:2011年からは (スコア:1)
マスコットは、ビビンバム?
Re: (スコア:0)
今までに制限したものを全部復活させたらいいのに。
エンジンパワーを無駄に大きくするとガス欠する。
急発進急ブレーキも燃費的に不利だから、とことん電子化。
もちろん、ハイブリッドもターボもやりたければ何でも可能。
これで徹底的にやれば、空力パーツ以外は一般乗用車にも
フィードバック出来るということで、自動車メーカが
戻ってくるのではなかろうか。
# 安全性に関するレギュレーションは残さないとだめか。
# (タイヤが吹っ飛んでいかないように、とか)
Re:2011年からは (スコア:2, すばらしい洞察)
それをやると開発コストが際限なく上がるのでメーカーも苦しいし新規参戦など夢のまた夢。
それで予算制限(バジェットキャップ)案が出てきたわけです。
その上で観客にとって順位変動がわかりやすいコース上でのオーバーテイクを増やすために給油禁止案が成立したのではないかと思います。
Re:2011年からは (スコア:1)
>それをやると開発コストが際限なく上がるのでメーカーも苦しいし新規参戦など夢のまた夢。
開発コストってのは帳簿に表れるものも表れないものもある。
ルールを守るためのコストが高いのと、それが製品開発や特許につながるコストなのでは
意味が違うのでは?
意味のあるコストと質の高い理念があればスポンサーはつくはずなのに
根本で迷子になっているからタイヤメーカーすら降りる
Re:2011年からは (スコア:1)
>根本で迷子になっている
ここは私も概ね同意ですが、スポンサーもスポンサーが出せる資金も有限なので、
>意味のあるコストと質の高い理念があればスポンサーはつくはず
というところはちょっと疑問ですね。
あと具体的なソースはありませんが、現在のF1の開発って製品開発や特許に繋がるコストとして成立しにくいように思います。
お金かかる割には市販車にフィードバックしにくいものがほとんどじゃないかと。
もしそうであれば意味のあるコスト自体を出すことが難しくなっていると思います。
Re:2011年からは (スコア:1)
それは関係無いと思いますよ。
競争する気で参戦するなら、コストなんてのは「使えるだけ使う」のは必定。
そしてそうした時、アイデアが封じられればクオリティに金を使うのだけど、そちらの方が費用対効果は薄いのですよ。
実際、アイデアの規制が甘かった時には、ティレルなりロータスなりブラバムなりの、「金は無くともアイデア勝負」
のチームが、活躍する余地が有りましたよね。
Re:2011年からは (スコア:1)
なるほど。
私はコストかけすぎるとメーカーですらついてこなくなると思うので、バジェットキャップ自体は消極的ですが賛成です(いくらでも金かけてよいという条件で続くならその方が面白いと思う)。
バジェットキャップは採用した上で制限撤廃したら面白そうですね。
Re: (スコア:0)
>その上で観客にとって順位変動がわかりやすい
>コース上でのオーバーテイクを増やすために
>給油禁止案が成立したのではないかと思います。
わかりやすいのは、ものすごく認めるんだけど
実際の所、コース上でのオーバーテイクってどれだけ可能なの?
中継でいいとこ取りを見ているはずなんだけど
オーバーテイクシーンなんてほとんど無くて各レース10回くらい?
中継に映ってない下位だったらそこそこありそうだけど、
上位陣でオーバーテイクってどれだけある?
スペックが似たようなマシンで走ってる限り
ドライバーのミスくらいしかチャンスは無い気がする。
# F1参戦数回のドライバーが、F1トップクラスドライバーをブロック!!
# ってレコードラインを走ってて、ぶつかりそうでも譲らないから抜けないだけだよねー
# みたいな。
# 来年は予選上等!な、つまらないシーズンになりそう
## 低加速の車だとブレーキング失敗でも順位が数個落ちたりするから
## おもしろいんだろうけど、今の車だとなー
Re:2011年からは (スコア:1)
今のF1でオーバーテイクが少ないのはコーナーでくっつけないからなんですよね。
グリップの大半を空力に頼ってるので、前車の後ろにくっつくと空気が当たらなくてグリップが抜けちゃうんですよ。
んでコーナーでくっつけないと次の直線でスリップストリームを十分に活かせないのでオーバーテイクまで持っていけないと。
なので
> スペックが似たようなマシンで走ってる限り
> ドライバーのミスくらいしかチャンスは無い気がする。
これはまったくその通りだと思います。
で、給油禁止にすると嫌でもコース上で抜かないとだめになるので、チームは頑張ってそういう風に車をデザインしてね、というのが趣旨かなと思います。
実効力がどの程度かは微妙だと私も思いますが……。
Re: (スコア:0)
2011年から復活するかもだけど。
Re: (スコア:0)
Re:2011年からは (スコア:2)
ピレリもWRCにワンメイクやってるので、ミシュランかなぁ。
ワンメイクならそんなに開発競争しないですむので、安上がり。
Re:2011年からは (スコア:5, 興味深い)
一番企業としての可能性が高そうなのはミシュランだと私も思いますが、2007年にワンメイク化されるにあたって「コンペティションじゃないならやる意味がない」と言って撤退しましたからねぇ。
可能性としては薄いかなぁと思ってます。
本当にどうなるんでしょうね。
Re: (スコア:0)
そういえば、昔から気になってたことがあるので、ここで意見を聞いてみたかったり。
各メーカー勝利数を宣伝の一環として使ってたりすることがありますが、ワンメイク時期の勝利数ってどうするべきなんですかね。各戦実施するたびに確実に一勝増えていくわけで、それって勝利数として意味あるのかよっていつも不思議に思ってるのだが。特に、タイヤは今のブリヂストンに限らずワンメイク時期が結構あったよね。
エンジンはDFV全盛期でもフェラーリは自前だったか。
Re:2011年からは (スコア:1)
雑誌の企画などでタイヤメーカー別勝利数を比較したりするときなんかは普通に勝利としてカウントしてますね。
メーカーが宣伝文句に使うときもおそらく同じでしょう。
実際に勝利していることは疑いないですし、そこにどういう意味を見出すかは受け取る側の問題でもあるので。
Re: (スコア:0)
>そこにどういう意味を見出すかは受け取る側の問題でもあるので。
詐欺師の理屈ですねw
「誇大広告や意味のない宣伝文句で騙される馬鹿が悪いんだ」と
Re:2011年からは (スコア:1)
またまた雑誌の企画の例ですが、「この期間はワンメイク」という注釈を入れているところもありますね。
さらにそれを除いた勝利数も併載したり。
こういう雑誌なら良心的でしょうか?
Re: (スコア:0)
供給に応じる事ができたのがその一社だけだったなら、不戦勝扱いでいいのでは。
政治的な理由で一社独占だった場合は勘定に入れたくないけど。
Re: (スコア:0)