アカウント名:
パスワード:
> アメリカは広大な砂漠のある国ですから、太陽光がそこまで普及したのか...と思いましたが1.2%で、> メインはバイオマスでしたか。まさに自然エネルギーの困難さを再認識させられました。
そういう意味では今年だけのワンショットの傾向見ても仕方ないし、少なくとも原資料のtable1.2あたりで近年の増減傾向を眺めておいた方がヨサゲですね。
再生可能エネルギーの二強は結局水力とバイオマスなわけですが、水力は中期的にあまり増減していないようで、やっぱりバイオマスの伸びがポイントのようで。
比するに太陽光の安定っぷりときたら...地熱が増えないのはロケーションの問題を考えると仕方ないと思いますが、少ないながらも増やそうという傾向が見られる風力に比べて、投資すれば増やせそうな太陽光が伸びてないのが(米国から見た)将来性をうかがわせます。
といっても、再生可能エネルギーをひっくるめてやっと原子力発電単体をちょっとだけ越えたって状況で、原子力をなくしていくならやっぱりバイオマスを倍にするくらいの勢いは必要そうですな。
ということで、米国以上に日本は太陽光なんて増やしづらいと思うんですが、こんなもので「めがそーらー」とか「電田」とかいう連中は何を根拠にしているのやら...
よく推進派は「将来の技術進化が」とか言うんだけど、太陽光発電の現状の技術課題とか知らずにそーいうこというのはやめて欲しいよね。だいたい日本にだってかなりの投資をして長年研究してた連中や事業化を図ってた連中がいるわけで、年月かけて何とかできる程度の課題だったら基幹電力に入れないにせよ局所的な施設利用とかでもっと普及してるはずなんだが...
結局、公金でインセンティブだの強制だのしないと普及しないようなものであれば、少なくとも事業化には向いてないわけだし、中長期的に運用できるようなものじゃないってことだね。
>連中は何を根拠にしているのやら...
実際のところ1kW/m^2で降ってくる太陽光エネルギーの一部をもぎ取る手段が再生可能エネルギーなわけで、すでにインフラを持っている農業国でまさに進行したエネルギー高騰のタイミングで選択されたのがバイオマスだったとしてもなんら不思議ではない。
栽培と収穫と物理的輸送が必要なことを除けば、例えば植物のほうが太陽光パネルよりずっとエネルギー効率がよいのだから、大規模農場が維持できるなら、パネルよりバイオマスのほうが効率はよい。
一方、太陽電池パネルの効率は過去10年で1.5倍になっているし、過去35年間線形以上の早さで効率が向上している。また、電力輸送手段が今後大幅に改善する可能性がある(超電導電力線など)。エネルギーを使う側も内燃機関から電力へシフトしている。遅かれ早かれ植物栽培のコストと比較可能になるでしょう。
そして、バイオマスが原油のコストの天秤が簡単に傾くということはすでに市場が証明しているし、化石燃料と原子力のコストの天秤もどうやら簡単に傾くらしいのだ。だから、投資家はどっち向きにもトレンドを形勢しうる。
>栽培と収穫と物理的輸送が必要なことを除けば、>例えば植物のほうが太陽光パネルよりずっとエネルギー効率がよいのだから、
随分とエネルギー消費の大きな「除けば」だなあ。
いや分かってて言ってるんなら良いんだけど、その辺りを理解せずに「だからバイオマスの方がいいに決まってるんだ!!」と叫ぶ頭の中に夢だけ詰め込んでる人がいたりするから。
> 栽培と収穫と物理的輸送が必要なことを除けば、
・・・いやいや、既存のインフラを活用して貯蔵することができ、負荷状況に応じた使用が可能、という利点によるものの方が大きいと思うのだが。
もちろん、太陽電池パネルで発電した電力で水を電気分解して水素を得て貯蔵・利用、というのは机上や実証実験レベルでは十分に可能だけども、既存のインフラがないので商業ベースではバイオマスの方が芽があるということなのでしょう。
#日本人(含む勤務先)ってどうして投資総額(に耐えられるか、スポンサーがいるか)を考え ずにでかい夢ばかりぶち上げるんだろ・・?
>原子力をなくしていくならやっぱりバイオマスを倍にするくらいの勢いは必要そうですな。バイオマスを倍に増すってことですね。
#それだけなのでAC
メガソーラーも、シャープの堺工場 [sharp.co.jp]のように工場の屋根の上に付ければ、場所も取らないし、工場内で消費できるので送電ロスも減って効率はいいんですどね。
空き地に建てるなら、サーキットの中 [srad.jp]とか、ごみ埋立後でまだ汚染されている土地 [impress.co.jp]とか、リニア実験線跡地 [impress.co.jp]とか、通常の建物が建てることがない土地に建てるのが理想。
せめて農地として適していない場所ならともかく、耕作放棄地に建てる「電田」は筋が悪い。それなら、稲藁がバイオマスの原料にもなる飼料用の多収品種の稲とか、エタノール用に遺伝子組み換えの小麦とかを栽培するように、規制緩和したり補助金を付けたり方がまし。
雇用も生むし、飼料の国産化がすすめば、食糧自給率も上がるし(数字上は)。
メガソーラーなんて、作る必要も必然性もない。なんでわざわざ広い土地をつぶして固定資産抱えてやろうとしてるのか、さっぱりわからない。個人で屋根に載せたがってる人はいっぱいいるんだから、メガソーラーに設置するはずのパネルを個人宅に乗せればいい。土地を自前で用意する必要がなくなるから初期投資が抑えられて不動産税もかからない。土地の投資が抑えられるのでパネルの投資を増やすことができる。儲けは売電の中間搾取で出す。パネル投資を増やせる分、規模を大きくできるので回収効率も上がる。
> パネルを個人宅に乗せればいい。これと> 規模を大きくできるので回収効率も上がる。これは両立しません。個人宅に乗せると制御や管理は個々にせざるをえず効率が悪いので、広い土地にという流れ。
しかもこの不景気に> わざわざ広い土地をつぶしてなんて、潰すもなにも企業誘致の夢破れた遊休地なんてどこにでもあると思うんだけど。堺のメガソーラーも元は新日鉄で、規模を縮小してできた土地ですよ。
原発の補助金はすでに現在の電気料金にコミットされてるしょ太陽光発電は4月からのっけ始めたんですよ。明細見てみ「太陽光促進付加金」っていうのが増えてるよ…
##だから太陽光嫌なんだよ…##利権という意味では原子力なんかよりタチ悪いだろ、##メガソーラーとかも蓄電施設とセットで、安定出力してるなら高く買取るって言うのもわかるんだけどさ
多少、野暮なツッコミを。
・「利権」という言葉を用いて原発や再生可能エネに対して使って批判される例を見るのですが、勢い余って「経済の仕組み上正当な範囲の儲け」まで否定されていませんか。 またその場合、エネルギーで最大の「利権」は石油・石炭・ガス等の化石燃料ということになるのですが、そちらを批判されないのは何故でしょうか。
お金自体に罪はありませんし、ある程度までの正当な儲けを批判するのは不適切な行為です。出資やリスクに比して不当に高い利益を得ていないかどうか、を論じるべきでしょう。
# 太陽光業界は競争が激しいので、利益を計上してる暇なぞあったら、技術開発や生産量・流通量拡大に投資しないと負けます。 # 京セラとか太陽電池売り始めてから30年間赤字だった(でも諦めなかった!)そうですし、他社も似たようなものかと。
・風力や太陽光は確かに出力変動しますけど、先行するドイツじゃこんな風に実用になってますよ [fraunhofer.de]。黄色が太陽光、薄灰色が風力。既に日本の何倍も導入してます。もちろん蓄電なんてまだ殆ど使ってない、揚水も輸出入も少ない。
・日本がいまこれだけ電力不足で悩んでる一因は間違いなく原発の弱点(一度トラブル起こすと影響大&長期間)です。しかも使用済み燃料の処理費が一部しか計上されて無かったりして、コストも不透明。 そういう点では、原子力の方が「タチが悪い」とも言えます。
再生可能エネも原発もそれぞれ一長一短で、どちらも決して万能じゃありません。エネルギーで今一番大きなリスクは化石燃料のコスト増加な訳で、屁理屈で足引っ張り合ってる場合じゃないでしょ。
>ふつう利権というのは、政治家や役人が、許認可を使って特定の企業のみに参入を許すかわりに何らかの見返りを求める、というものでしょう。>たとえば、>携帯電話サービスの事業者のカリスマ社長が、その許認可権を握っている総務省のトップの大臣とベタベタに懇意にしている>っていうのは利権構造があると疑われるよね。
そのへんは全く同意なんですが。最終的に重要なのは、得た利益が正当な範囲かどうか、特定の企業だけが儲けすぎてないか、なんですよね。問題になるなら、投資額や発電状況(売電額)、損益等の公開をプロジェクト別に義務づけたら良いと思います。(…でも現状、電力会社も非公開のデータが多いんですよね。)
>それはパネルのメーカーの話で、太陽光発電事業者の話じゃないよね。
事業者の話でも似たようなもんは山ほどありますが。いきなりポッと参入してきた方はどうだかわかりませんけど、数十年真面目に取り組んできた筋金入りの猛者もたくさん居ますよ。
>ドイツはフランスと並んで、隣国との間で電力の輸出入の盛んな国ですよ。
輸出・輸入量とも、総電力需要の1割未満です。しかも日本みたいなダム式水力が無いので、その分でかなり相殺されちゃいます。
しまった、一カ所訂正です。ついでに、一言追加。
>輸出・輸入量とも、総電力需要の1割未満です
輸出は最近、1割以上に増えました。2008年時点で輸入が7.7%、輸出が11.4%です。(出典:IEA Electricity Information 2010)-----
日本の方が不利な条件も確かにあって、地域別に細かくわかれ、特に50/60Hzで周波数まで違ってたりするのもその一つ。でもそれを解決する技術もあって、日本の条件で計算しても、系統安定化の費用を含めてもペイすると見られてます [env.go.jp]。
> でもそれを解決する技術もあって、日本の条件で計算しても、系統安定化の費用を含めてもペイすると見られてます。
なんか初めから答えが決まってそうな(答えありきで書かれていそうな)気がするのは気のせいでしょうか・・・。
>なんか初めから答えが決まってそうな(答えありきで書かれていそうな)気がするのは気のせいでしょうか・・・。
シナリオの1つに過ぎないと言われればそれまでですが、可能そうな範囲ではあるでしょう。シナリオから”外れるリスク”も当然ありますが、予測からのずれに逐一対応することで、全体としては成功を収めて来てるのがドイツです。
”外れるリスク”ばかりを見ていつまでも尻込みしていては、余計にリスクを増大させ、結局は化石燃料コスト高騰で行き詰まるだけかと。
> シナリオから”外れるリスク”も当然ありますが、
自分の立場やスポンサー(お役所、企業など)からの有言無言の圧力、空気嫁みたいな圧力などを原因として、シナリオから外れるリスクを正しく評価できず、通常なら選択しえない(あるいは初めから修正されるべき)選択肢を選んで突っ走ってしまうことがあるのが近年の日本人というか日本の社会の空気のような気がします。
例えば、地方の土木モノ・箱モノで予定の利用者数にはるかに届かずに赤字になって維持費すら捻出できなかったり、とかです。
リスクを正しく評価して、そのリスクを受け入れる準備をして進むのならいいのだけど、リスクを無視して「これでうまくいきます」とかみせかけといて「やっぱり(大方の予想通り)ダメでした。でも、みんな本当は分かってただろ。」みたいなものが多すぎると思うのですよ。
#マスゴミがなんでもかんでも叩くんで、表向きは見せられない、というのもあるんだ ろうけど。
> リスクを正しく評価して、そのリスクを受け入れる準備をして進むのならいいのだけど
原発のようにコスト情報が非公表なものならともかく、再生可能エネルギーは基本的にコストも開発状況もオープンです。ここ数年の買取制度に関する検討状況も、議事録や配布資料まで含めて逐次公開されてますよ [meti.go.jp]。何回か傍聴しましたが、利害関係者がかなり本音でやりとりされていて良い雰囲気だったと思います。
既に世界で新設される発電所の約1/3が再生可能エネルギーになり、投資額も2110億ドルに達する [fs-unep-centre.org]等、エネルギー供給構造は変わり始めています。にもかかわらず、数年前までの日本のように政治的理由で資源量の情報収集すらされなかったり、「出る杭は叩け」とばかりに成長産業に対してろくにデータも示さずにネガティブなことばかり言われる方が、よほど将来のリスクを高めると思います。
お示ししたIEA統計では輸出と輸入の数字が別になっていますので、おっしゃるような相殺はされていないと思われます。相殺するなら、輸出20TWh(原発に換算して2~3基分)だけになるはずですので。
いいえ。"国境を越えた時点で輸出(もしくは輸入)と見なす”そうです。
ネガティブな面だけ取り上げて論じてる貴方のほうが、乱暴な話をされています。
私が取り上げた環境省による日本の条件での試算 [env.go.jp]では、系統安定化の費用まで考慮されているのですから。
特定個人にたいする嫌悪感と混同するような書き方を、意図的にされてませんか。
あなたがネガティブな面ばかり取り上げる詭弁を用いられていることには、変わりませんので。
・定量的なデータの提示に対し、自分は何らデータを出さず、定性的な批判のみ行う・それを指摘されると、論点をすり替えたり、陰謀論を持ち出したり。勉強して、出直して下さい。
「レッテル貼り」というレッテルを貼って頂き、ありがとうございます。
馬鹿らしい作り話と思いきやここ10年くらい日本で実際にやってきた事同じカネを固定価格買い取り制度につぎ込んでいれば、日本全体で数倍の発電量を確保でき、太陽光パネルで世界トップを独走でき、その上利権が生まれる余地が極小というメリットがあったのに利権がないと困るヒトたちに補助金ぶんどられてこのざまだよ
>原発の補助金はすでに現在の電気料金にコミットされてるしょ廃炉&廃棄物処理のコストを見積もらずにどうやってそれを妥当とするの?
原発の事故に対するリスクのコストは今のところコミットされてないんですよね。まあ太陽光の事故ってのももちろんあると思いますし、そのリスクのコストがコミットされていると言う訳ではありませんが。
>原発の場合、タカろうとしているのは原発立地の自治体や住民であって。
あなたの住んでいる地域は交付金ゼロで原発を受け入れるということでしょうか?
あんな原爆の親戚みたいな施設、金貰わなきゃどこも引き取らないと思ってましたが。
>いざリスクが現実のものとなったときに、金を寄越せって言うことだと思う。
事故は起きないように設計したという話だったからでしょう。実際には当然起きうる災害程度にすら対策してなかった訳ですが。
タカるだなんて、まるで原発推進する国が被害者みたいじゃないですかー?マトモに情報も公開せずマトモに維持管理もせずにリスクを押しつるために対価を払うことでなんとか引き受けてくれる自治体を見つけているのが現実なのにw
バイオ燃料 → 考えても見なかった
日本でそこまで穀物が取れません。
水力発電 → 旧世代の方法なのでなんとなくこれ以上は無理そう
建てられるところには建てきってます。
風力 → どう考えても(なんとなく)安定大量供給なんて無理そう
海外の事例をアテにし辛い点としては、日本にはちょこちょこ台風が来る点です。このため「台風があまり来ない東北に」といった話が活発になる訳ですが、送電効率もあるため「関西以西に送るなんて夢だよね」という事になるかと思います。 もちろん「とりあえず東日本はこれで」という方針は、それはそれでアリだと思います。設置エリアの近隣住民が納得するかは別として。
地熱 → よくわかんないけど大量供給は難しいようなイメージ
実のところ、こちらも建てられるようなところには建てきってます。後は適した土地は温泉地であったり、国立公園だったりと……。
太陽光 → 太陽光の元エネルギーは膨大なんだから発展すれば沢山エネルギー得られそうなイメージ+蓄電技術の進歩で
蓄電と言っても、「一か月の平均日照日数が一桁前半」なんていう冬の北陸とかも考えると、そういったエリアだと投資コストの回収はきつそうです。というか雪降ったら(略) 台風などによる破損などが怖いという点を除けば、風力よりもこちらの方が関西以西には向いているのかもしれません。
潮汐発電を忘れてるぜ。日経サイエンスで自然エネルギーだけで充分 (アメリカでの話) という記事を読んだら、太陽発電の変動を潮汐発電でカバーする計画だった。海に囲まれた日本には絶好だね。
より多くのコメントがこの議論にあるかもしれませんが、JavaScriptが有効ではない環境を使用している場合、クラシックなコメントシステム(D1)に設定を変更する必要があります。
日々是ハック也 -- あるハードコアバイナリアン
やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:5, すばらしい洞察)
そうなると、やはり砂漠もなく耕作放棄地全部作付けしても食料の自給すらままならない(バイオマスを栽培するにも水+肥料+農地は必要)、地形や気象も厳しくバラエティーに富む日本ではさらに難しいでしょう。
とはいえ、日本は石油も食料も何かの産業で稼いだ外貨で買わなければならず、天然資源も乏しく、CO2削減要求を跳ね返したり産油国にちょっかいを出す国際発言力や軍事力もない以上、アメリカみたいに無節操に価格上昇傾向の化石燃料にも頼れませんし、ヨーロッパみたいに電力の輸入もできません。
そしてこのアメリカでの結果は日本に対して、今までの経済を維持するために原発を推進するのか、激痛レベルの改革(産業構造や都市構造、国家のあり方など)と国家規模の縮小(人口の削減や広がりすぎた郊外やインフラの整理)の選択という「進むも地獄引くも地獄」な選択を突きつけている記事のような気がします。
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:4, 興味深い)
> アメリカは広大な砂漠のある国ですから、太陽光がそこまで普及したのか...と思いましたが1.2%で、
> メインはバイオマスでしたか。まさに自然エネルギーの困難さを再認識させられました。
そういう意味では今年だけのワンショットの傾向見ても仕方ないし、
少なくとも原資料のtable1.2あたりで近年の増減傾向を眺めておいた方がヨサゲですね。
再生可能エネルギーの二強は結局水力とバイオマスなわけですが、
水力は中期的にあまり増減していないようで、やっぱりバイオマスの伸びがポイントのようで。
比するに太陽光の安定っぷりときたら...地熱が増えないのはロケーションの問題を考えると
仕方ないと思いますが、少ないながらも増やそうという傾向が見られる風力に比べて、
投資すれば増やせそうな太陽光が伸びてないのが(米国から見た)将来性をうかがわせます。
といっても、再生可能エネルギーをひっくるめてやっと原子力発電単体をちょっとだけ越えたって状況で、
原子力をなくしていくならやっぱりバイオマスを倍にするくらいの勢いは必要そうですな。
ということで、米国以上に日本は太陽光なんて増やしづらいと思うんですが、
こんなもので「めがそーらー」とか「電田」とかいう連中は何を根拠にしているのやら...
よく推進派は「将来の技術進化が」とか言うんだけど、
太陽光発電の現状の技術課題とか知らずにそーいうこというのはやめて欲しいよね。
だいたい日本にだってかなりの投資をして長年研究してた連中や事業化を図ってた連中がいるわけで、
年月かけて何とかできる程度の課題だったら基幹電力に入れないにせよ
局所的な施設利用とかでもっと普及してるはずなんだが...
結局、公金でインセンティブだの強制だのしないと普及しないようなものであれば、
少なくとも事業化には向いてないわけだし、中長期的に運用できるようなものじゃないってことだね。
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:3, 興味深い)
>連中は何を根拠にしているのやら...
実際のところ1kW/m^2で降ってくる太陽光エネルギーの一部をもぎ取る手段が再生可能エネルギーなわけで、すでにインフラを持っている農業国でまさに進行したエネルギー高騰のタイミングで選択されたのがバイオマスだったとしてもなんら不思議ではない。
栽培と収穫と物理的輸送が必要なことを除けば、例えば植物のほうが太陽光パネルよりずっとエネルギー効率がよいのだから、大規模農場が維持できるなら、パネルよりバイオマスのほうが効率はよい。
一方、太陽電池パネルの効率は過去10年で1.5倍になっているし、過去35年間線形以上の早さで効率が向上している。また、電力輸送手段が今後大幅に改善する可能性がある(超電導電力線など)。エネルギーを使う側も内燃機関から電力へシフトしている。遅かれ早かれ植物栽培のコストと比較可能になるでしょう。
そして、バイオマスが原油のコストの天秤が簡単に傾くということはすでに市場が証明しているし、化石燃料と原子力のコストの天秤もどうやら簡単に傾くらしいのだ。だから、投資家はどっち向きにもトレンドを形勢しうる。
Re: (スコア:0, フレームのもと)
>栽培と収穫と物理的輸送が必要なことを除けば、
>例えば植物のほうが太陽光パネルよりずっとエネルギー効率がよいのだから、
随分とエネルギー消費の大きな「除けば」だなあ。
いや分かってて言ってるんなら良いんだけど、その辺りを理解せずに
「だからバイオマスの方がいいに決まってるんだ!!」と叫ぶ
頭の中に夢だけ詰め込んでる人がいたりするから。
Re: (スコア:0)
> 栽培と収穫と物理的輸送が必要なことを除けば、
・・・いやいや、既存のインフラを活用して貯蔵することができ、負荷状況に応じた使用が可能、
という利点によるものの方が大きいと思うのだが。
もちろん、太陽電池パネルで発電した電力で水を電気分解して水素を得て貯蔵・利用、というの
は机上や実証実験レベルでは十分に可能だけども、既存のインフラがないので商業ベースでは
バイオマスの方が芽があるということなのでしょう。
#日本人(含む勤務先)ってどうして投資総額(に耐えられるか、スポンサーがいるか)を考え
ずにでかい夢ばかりぶち上げるんだろ・・?
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:2, 興味深い)
>原子力をなくしていくならやっぱりバイオマスを倍にするくらいの勢いは必要そうですな。
バイオマスを倍に増すってことですね。
#それだけなのでAC
ψアレゲな事を真面目にやることこそアレゲだと思う。
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:2)
メガソーラーも、シャープの堺工場 [sharp.co.jp]のように工場の屋根の上に付ければ、場所も取らないし、工場内で消費できるので送電ロスも減って効率はいいんですどね。
空き地に建てるなら、サーキットの中 [srad.jp]とか、ごみ埋立後でまだ汚染されている土地 [impress.co.jp]とか、リニア実験線跡地 [impress.co.jp]とか、
通常の建物が建てることがない土地に建てるのが理想。
せめて農地として適していない場所ならともかく、耕作放棄地に建てる「電田」は筋が悪い。
それなら、稲藁がバイオマスの原料にもなる飼料用の多収品種の稲とか、エタノール用に遺伝子組み換えの小麦とかを栽培するように、
規制緩和したり補助金を付けたり方がまし。
雇用も生むし、飼料の国産化がすすめば、食糧自給率も上がるし(数字上は)。
Re: (スコア:0)
ソフトバンクが目の敵にしつつ寄生しようとしているNTTの前の名前が電電公社だし。
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:1, 興味深い)
メガソーラーなんて、作る必要も必然性もない。
なんでわざわざ広い土地をつぶして固定資産抱えてやろうとしてるのか、さっぱりわからない。
個人で屋根に載せたがってる人はいっぱいいるんだから、メガソーラーに設置するはずのパネルを個人宅に乗せればいい。
土地を自前で用意する必要がなくなるから初期投資が抑えられて不動産税もかからない。
土地の投資が抑えられるのでパネルの投資を増やすことができる。
儲けは売電の中間搾取で出す。
パネル投資を増やせる分、規模を大きくできるので回収効率も上がる。
Re: (スコア:0)
> パネルを個人宅に乗せればいい。
これと
> 規模を大きくできるので回収効率も上がる。
これは両立しません。個人宅に乗せると制御や管理は個々にせざるをえず効率が悪いので、広い土地にという流れ。
しかもこの不景気に
> わざわざ広い土地をつぶして
なんて、潰すもなにも企業誘致の夢破れた遊休地なんてどこにでもあると思うんだけど。堺のメガソーラーも元は新日鉄で、規模を縮小してできた土地ですよ。
Re: (スコア:0)
政府あるいは電力会社にタカろう、そういうことなのだと思うよ。
補助金や超割高での定額買取制度がなければ、とてもではないがペイしない事業で利益が出るってのは、そういうことでしょう。
Re: (スコア:0)
よし原発は絶対やめるべきだな、そういうことでいいんだよね。
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:4, すばらしい洞察)
原発の補助金はすでに現在の電気料金にコミットされてるしょ
太陽光発電は4月からのっけ始めたんですよ。明細見てみ
「太陽光促進付加金」っていうのが増えてるよ…
##だから太陽光嫌なんだよ…
##利権という意味では原子力なんかよりタチ悪いだろ、
##メガソーラーとかも蓄電施設とセットで、安定出力してるなら高く買取るって言うのもわかるんだけどさ
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:2)
多少、野暮なツッコミを。
・「利権」という言葉を用いて原発や再生可能エネに対して使って批判される例を見るのですが、勢い余って「経済の仕組み上正当な範囲の儲け」まで否定されていませんか。
またその場合、エネルギーで最大の「利権」は石油・石炭・ガス等の化石燃料ということになるのですが、そちらを批判されないのは何故でしょうか。
お金自体に罪はありませんし、ある程度までの正当な儲けを批判するのは不適切な行為です。出資やリスクに比して不当に高い利益を得ていないかどうか、を論じるべきでしょう。
# 太陽光業界は競争が激しいので、利益を計上してる暇なぞあったら、技術開発や生産量・流通量拡大に投資しないと負けます。
# 京セラとか太陽電池売り始めてから30年間赤字だった(でも諦めなかった!)そうですし、他社も似たようなものかと。
・風力や太陽光は確かに出力変動しますけど、先行するドイツじゃこんな風に実用になってますよ [fraunhofer.de]。黄色が太陽光、薄灰色が風力。既に日本の何倍も導入してます。もちろん蓄電なんてまだ殆ど使ってない、揚水も輸出入も少ない。
・日本がいまこれだけ電力不足で悩んでる一因は間違いなく原発の弱点(一度トラブル起こすと影響大&長期間)です。しかも使用済み燃料の処理費が一部しか計上されて無かったりして、コストも不透明。
そういう点では、原子力の方が「タチが悪い」とも言えます。
再生可能エネも原発もそれぞれ一長一短で、どちらも決して万能じゃありません。
エネルギーで今一番大きなリスクは化石燃料のコスト増加な訳で、屁理屈で足引っ張り合ってる場合じゃないでしょ。
Re: (スコア:0)
>勢い余って「経済の仕組み上正当な範囲の儲け」まで否定されていませんか。
ふつう利権というのは、政治家や役人が、許認可を使って特定の企業のみに参入を許すかわりに何らかの見返りを求める、というものでしょう。
たとえば、
携帯電話サービスの事業者のカリスマ社長が、その許認可権を握っている総務省のトップの大臣とベタベタに懇意にしている
っていうのは利権構造があると疑われるよね。
しかも、これから太陽光発電事業に参入すると発表している企業のカリスマ社長が、
政府あるいは内
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:1)
>ふつう利権というのは、政治家や役人が、許認可を使って特定の企業のみに参入を許すかわりに何らかの見返りを求める、というものでしょう。
>たとえば、
>携帯電話サービスの事業者のカリスマ社長が、その許認可権を握っている総務省のトップの大臣とベタベタに懇意にしている
>っていうのは利権構造があると疑われるよね。
そのへんは全く同意なんですが。
最終的に重要なのは、得た利益が正当な範囲かどうか、特定の企業だけが儲けすぎてないか、なんですよね。
問題になるなら、投資額や発電状況(売電額)、損益等の公開をプロジェクト別に義務づけたら良いと思います。(…でも現状、電力会社も非公開のデータが多いんですよね。)
>それはパネルのメーカーの話で、太陽光発電事業者の話じゃないよね。
事業者の話でも似たようなもんは山ほどありますが。いきなりポッと参入してきた方はどうだかわかりませんけど、数十年真面目に取り組んできた筋金入りの猛者もたくさん居ますよ。
>ドイツはフランスと並んで、隣国との間で電力の輸出入の盛んな国ですよ。
輸出・輸入量とも、総電力需要の1割未満です。しかも日本みたいなダム式水力が無いので、その分でかなり相殺されちゃいます。
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:1)
しまった、一カ所訂正です。ついでに、一言追加。
>輸出・輸入量とも、総電力需要の1割未満です
輸出は最近、1割以上に増えました。
2008年時点で輸入が7.7%、輸出が11.4%です。(出典:IEA Electricity Information 2010)
-----
日本の方が不利な条件も確かにあって、地域別に細かくわかれ、特に50/60Hzで周波数まで違ってたりするのもその一つ。
でもそれを解決する技術もあって、日本の条件で計算しても、系統安定化の費用を含めてもペイすると見られてます [env.go.jp]。
Re: (スコア:0)
> でもそれを解決する技術もあって、日本の条件で計算しても、系統安定化の費用を含めてもペイすると見られてます。
なんか初めから答えが決まってそうな(答えありきで書かれていそうな)気がするのは気のせいでしょうか・・・。
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:1)
>なんか初めから答えが決まってそうな(答えありきで書かれていそうな)気がするのは気のせいでしょうか・・・。
シナリオの1つに過ぎないと言われればそれまでですが、可能そうな範囲ではあるでしょう。
シナリオから”外れるリスク”も当然ありますが、予測からのずれに逐一対応することで、全体としては成功を収めて来てるのがドイツです。
”外れるリスク”ばかりを見ていつまでも尻込みしていては、余計にリスクを増大させ、結局は化石燃料コスト高騰で行き詰まるだけかと。
Re: (スコア:0)
> シナリオから”外れるリスク”も当然ありますが、
自分の立場やスポンサー(お役所、企業など)からの有言無言の圧力、空気嫁みたいな
圧力などを原因として、シナリオから外れるリスクを正しく評価できず、通常なら選択
しえない(あるいは初めから修正されるべき)選択肢を選んで突っ走ってしまうことが
あるのが近年の日本人というか日本の社会の空気のような気がします。
例えば、地方の土木モノ・箱モノで予定の利用者数にはるかに届かずに赤字になって
維持費すら捻出できなかったり、とかです。
リスクを正しく評価して、そのリスクを受け入れる準備をして進むのならいいのだけど、
リスクを無視して「これでうまくいきます」とかみせかけといて「やっぱり(大方の予
想通り)ダメでした。でも、みんな本当は分かってただろ。」みたいなものが多すぎ
ると思うのですよ。
#マスゴミがなんでもかんでも叩くんで、表向きは見せられない、というのもあるんだ
ろうけど。
Re: (スコア:0)
>輸出・輸入量とも、総電力需要の1割未満です。
それは電力の貿易の収支を見てますね?
国別の収支の数字を絶対値を取ってはダメですよ。
たとえば、ある国に対して昼に売ったのと同量を夜に買うと、ゼロとして集計されてしまう数字を見ていませんか?
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:1)
> リスクを正しく評価して、そのリスクを受け入れる準備をして進むのならいいのだけど
原発のようにコスト情報が非公表なものならともかく、再生可能エネルギーは基本的にコストも開発状況もオープンです。
ここ数年の買取制度に関する検討状況も、議事録や配布資料まで含めて逐次公開されてますよ [meti.go.jp]。何回か傍聴しましたが、利害関係者がかなり本音でやりとりされていて良い雰囲気だったと思います。
既に世界で新設される発電所の約1/3が再生可能エネルギーになり、投資額も2110億ドルに達する [fs-unep-centre.org]等、エネルギー供給構造は変わり始めています。
にもかかわらず、数年前までの日本のように政治的理由で資源量の情報収集すらされなかったり、「出る杭は叩け」とばかりに成長産業に対してろくにデータも示さずにネガティブなことばかり言われる方が、よほど将来のリスクを高めると思います。
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:1)
お示ししたIEA統計では輸出と輸入の数字が別になっていますので、おっしゃるような相殺はされていないと思われます。
相殺するなら、輸出20TWh(原発に換算して2~3基分)だけになるはずですので。
Re: (スコア:0)
・出力変動に対するバックアップ火力は自前で持たず10電力会社がもって当然
・需要があろうとなかろうと系統に電力流し込むし、電力会社は買い取って当然
こんな乱暴な話ですから、そりゃ慎重にもなりますって。
電力自由化されてるんですから、50kVA以上の客に直に売ればいいんです。
そのためには自前でバックアップ火力を持たねばなりませんが、持って当たり前でしょ?
Re: (スコア:0)
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:1)
いいえ。"国境を越えた時点で輸出(もしくは輸入)と見なす”そうです。
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:1)
ネガティブな面だけ取り上げて論じてる貴方のほうが、乱暴な話をされています。
私が取り上げた環境省による日本の条件での試算 [env.go.jp]では、系統安定化の費用まで考慮されているのですから。
Re: (スコア:0)
意図的に混同しています?
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:1)
特定個人にたいする嫌悪感と混同するような書き方を、意図的にされてませんか。
Re: (スコア:0)
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:1)
あなたがネガティブな面ばかり取り上げる詭弁を用いられていることには、変わりませんので。
Re: (スコア:0)
おそらく今までのコメントでも、不都合な事実については隠蔽してきたであろうとも想像されます。
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:1)
・定量的なデータの提示に対し、自分は何らデータを出さず、定性的な批判のみ行う
・それを指摘されると、論点をすり替えたり、陰謀論を持ち出したり。
勉強して、出直して下さい。
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:1)
「レッテル貼り」というレッテルを貼って頂き、ありがとうございます。
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:1, 興味深い)
たとえば本当は200億円で作れる太陽光の発電所をさ、国会議員の紹介の業者に300億円で発注するのさ。
国の公共事業ではなく、民間企業の設備投資だからさ、入札とかなくて任意の金額・受注会社を選べるよな。
んで、国会議員が後押しして国から1/3とか補助金をもらうわけさ。総工費の1/3だってんで100億円な。
本来なら66億円しかもらえないはずで、つまり差額の33億円は、国会議員と業者と発電会社で山分けな。
・・・ってなことが、できちゃうよな。
総工費の1/3ではなく、定格出力あたり幾らという方式なら、定格出力を過大に表示した製品を使えばいい。
普通なら、そんなインチキなスペックのものを買った人は怒るが、水増しを承知の上で買うのだから誰も文句を言わない。
やべーよ。補助金漬けは。
Re: (スコア:0)
馬鹿らしい作り話と思いきやここ10年くらい日本で実際にやってきた事
同じカネを固定価格買い取り制度につぎ込んでいれば、日本全体で数倍の発電量を確保でき、太陽光パネルで世界トップを独走でき、その上利権が生まれる余地が極小というメリットがあったのに
利権がないと困るヒトたちに補助金ぶんどられてこのざまだよ
Re: (スコア:0)
ネットで安い所の見積なら、それなりに美味しい投資ですよ
それと少なくとも大半が原発絡みに使われる数千億円の電源三法交付金が電気料金にコミットされているという話は聞いたことないんだが
どっかにソースありますか
3兆円ぶち込んで巨大な廃棄物になりそうなもんじゅにしても電気代にはコミットされてるという話でしたっけ?
Re: (スコア:0)
>原発の補助金はすでに現在の電気料金にコミットされてるしょ
廃炉&廃棄物処理のコストを見積もらずにどうやってそれを妥当とするの?
Re: (スコア:0)
原発の事故に対するリスクのコストは今のところコミットされてないんですよね。
まあ太陽光の事故ってのももちろんあると思いますし、そのリスクのコストがコミットされていると言う訳ではありませんが。
Re: (スコア:0)
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:1)
>原発の場合、タカろうとしているのは原発立地の自治体や住民であって。
あなたの住んでいる地域は交付金ゼロで原発を受け入れるということでしょうか?
あんな原爆の親戚みたいな施設、金貰わなきゃどこも引き取らないと思ってましたが。
Re: (スコア:0)
だが問題なのは、
リスクが現実のものとなったときに備えて交付金を積み立てるとか、
住民を被曝や汚染から守るための設備や道具や訓練に使うのではなく、
ほかの用途に流用してしまい、
いざリスクが現実のものとなったときに、金を寄越せって言うことだと思う。
リスクが現実になったときに金を払うのなら、リスクに対して平時から金を払うのはナンセンスだ。
少なくとも福島第一の立地の2つの自治体は、賭けに負けたのに、負けを補償しろって・・・。
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:1)
>いざリスクが現実のものとなったときに、金を寄越せって言うことだと思う。
事故は起きないように設計したという話だったからでしょう。実際には当然起きうる災害程度にすら対策してなかった訳ですが。
Re: (スコア:0)
それじゃコストが合わないから国に押しつけてるんだよね。
Re: (スコア:0)
Re: (スコア:0)
世界中探したって存在しないと思いますけどね
Re: (スコア:0)
タカるだなんて、まるで原発推進する国が被害者みたいじゃないですかー?
マトモに情報も公開せずマトモに維持管理もせずにリスクを押しつるために
対価を払うことでなんとか引き受けてくれる自治体を見つけているのが現実なのにw
Re: (スコア:0)
ああなんという愛国者。こんな立派な人ばかりなら原発の推進も悪くないかもね
Re: (スコア:0)
バイオ燃料 → 考えても見なかった
水力発電 → 旧世代の方法なのでなんとなくこれ以上は無理そう
風力 → どう考えても(なんとなく)安定大量供給なんて無理そう
地熱 → よくわかんないけど大量供給は難しいようなイメージ
太陽光 → 太陽光の元エネルギーは膨大なんだから発展すれば沢山エネルギー得られそうなイメージ+蓄電技術の進歩で
って何となくなイメージから来てるんじゃないでしょうか
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:1)
日本でそこまで穀物が取れません。
建てられるところには建てきってます。
海外の事例をアテにし辛い点としては、日本にはちょこちょこ台風が来る点です。このため「台風があまり来ない東北に」といった話が活発になる訳ですが、送電効率もあるため「関西以西に送るなんて夢だよね」という事になるかと思います。
もちろん「とりあえず東日本はこれで」という方針は、それはそれでアリだと思います。設置エリアの近隣住民が納得するかは別として。
実のところ、こちらも建てられるようなところには建てきってます。後は適した土地は温泉地であったり、国立公園だったりと……。
蓄電と言っても、「一か月の平均日照日数が一桁前半」なんていう冬の北陸とかも考えると、そういったエリアだと投資コストの回収はきつそうです。というか雪降ったら(略)
台風などによる破損などが怖いという点を除けば、風力よりもこちらの方が関西以西には向いているのかもしれません。
Re:やはり自然エネルギーは大変そう... (スコア:1)
潮汐発電を忘れてるぜ。
日経サイエンスで自然エネルギーだけで充分 (アメリカでの話) という記事を読んだら、太陽発電の変動を潮汐発電でカバーする計画だった。
海に囲まれた日本には絶好だね。
the.ACount